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10月に読んだビジネス本約30冊から選ぶおススメのベスト5

今月も10月に読んだ本の中から、お勧めしたいビジネス本を紹介したいと思います。

次は何の本を買おうか悩んでいる方に参考になると嬉しいです。
また、最近は本を読む気が起きないな~という方にも超ダイジェストで内容をお伝えしますのでご参考ください。

※あくまで自分の備忘も兼ねた個人の感想であり、偏見に満ちた感想とランキングですので、ご了承ください。

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第5位
「会社がしんどい」をなくす本
著者:奥田弘美

https://shop.nikkeibp.co.jp/front/commodity/0000/282930/

職場で起こりがちなストレスや、昨今の効率化が進んだ仕事の中で感じやすいストレスについて、その要因と対処法について書かれた本です。ストレスというのは誰しもにあるものと思いますが、自分の状態に自覚的になったり、理解したりするきっかけになるかと思います。
また、職場では上司や先輩が部下・後輩のストレス状態を正しく把握することが重要だと思いますが、上司や先輩の多くはこれまで修羅場を乗り越えてきているので、ストレスに対する耐性が強い人が多いと思います。一方で、上司や先輩にとっては何ともないことも部下・後輩にとってはストレスになるかもしれないですし、上司・先輩は自分の基準で考えないことがポイントだと思います。そして、理想としては一人一人、相手の状態を正しく見立てることが望ましいですが、せめて一般論としてどんな時に人はストレスを感じやすいか、本書を通じて知っておくと良いと思います。
特にコロナ禍におけるリモート環境では積極的に傾聴し、カウンセリングやコーチングやティーチング等の様々なアプローチを駆使して、メンバーと関わることが大事だと思います。ストレスが溜まり、溢れる、様々な合図(アラート)についても書かれていますので、上司・先輩の皆さんはご一読してみると良いかもしれません!


第4位
モヤる言葉、ヤバイ人
著者:アルテイシア

https://www.daiwashobo.co.jp/book/b576979.html

気づかず発言してしまっているかもしれないモヤる言葉。例えば、ジェンダーロールの押し付けのようなことを無自覚にしてしまっていないかとドキリとした本です。例えば、「○○さんは、おじさんを転がすのがうまいよね」という発言。どこかで聞いたことがありそうですよね。これは男性に対しても、同様に使っているでしょうか。男性なら「優秀」と言われることが、相手が女性であることから違う言葉に変わっていることはないでしょうか。
他にも、「ひどいことをされて傷ついている人に対して『もう許してあげたら?』と言う人」について、これは許しの強要であるという考え方が個人的には面白いと思いました。許せないことに苦しんでいる被害者に対して、「許せない自分はダメなのか」と思わせてしまうようなこの発言は相手の立場に立てていないということです。「許すのが正しいということではなく、怒りや苦しみを抱えている人でも、いつかかならず傷が癒える日が来るから、どうかそれまで踏ん張ってほしい」という考え方には、僕自身もすごく救われる言葉でした。
相手の立場に立つことは、ビジネスの基本でもあり、コミュニケーションの基本だと思います。ただこの基本を徹底することは言葉より本当に難しいと思います。知らず知らずのうちに自分も上から目線になっていたり、相手を慮れてない発言をしている可能性を“常に”意識しないといけないと思いました。


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第3位
神・時間術
著者:樺沢紫苑

https://www.daiwashobo.co.jp/book/b280522.html

人は生まれながらにして、平等じゃない。という人がいますが、唯一?平等に与えられていることは”時間”だと思います。そして、その時間の使い方(時間術)について、書かれた本です。
昨今、働き方改革と言われて久しいですが、働く時間を短くすることの目的をおけていないことは多いと思います。単に時短を目指そうということではなく、目的を自分なりにおくことが大切だと思います。仕事は終わった時間に終えるのではなく、決めた時間に終わるべきだと思います(トラブル時を除く)。そして、終わらせた後の時間をどのように有効活用するのか、やりたいこと、やりたいことを見つけるためにやってみること、心を休めること。何でもいいから、目的を決めて、有効な時間の使い方をすることが大切ですね。それがないと、結局あれもやった方が良い。これもやった方が良い。と仕事を増やしてしまうのだろうと思います。
また、本書では目の前のことだけではなく、中長期的な視界で考える、といった抽象的な考え方もそうですが、昼に日光を浴びる、軽い運動をすることによって、セロトニンを活性化させて、集中力を高めるといった具体的な知識も身に着けられるため、忙しいビジネスパーソンにはおススメの一冊です。


第2位
アフターコロナのニュービジネス大全
著者:原田曜平、小祝誉士夫

https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-2743-2

コロナ禍に生まれたビジネスを題材にこれからのビジネス社会におけるポイントを解説している本。個人的には、これらのビジネスから学ぶ共通する大事なポイントは、世の中にどのような変化が起きているのか仮説立てたり、”自分なり”に捉えることだと思いました。
では世の中の変化をどう捉えるかですが、本の中で紹介されている1つの”変わったこと”に贅沢への考え方というのがあります。昨今はパワーバランスが個人>組織になっていることにも個人的には注目したいと思ってます。コロナによる影響だけではなく、昨今の環境変化があり、コロナがその動きを加速させた。という捉え方のように僕は感じていますが、個人のもつ影響力が強まっているように思います。
組織に従属していれば組織に従わないといけないということではなく、個人が自分に合った働き方、自分に合った生活の仕方を選べるような時代になっているのもその影響の1つだと思います。
多様性が増す昨今では、スモールビジネスが増えていくと思いますが、この時代に自分の事業・ビジネスは誰にどんな価値を出していくのか、改めて考えてみたいと思う1冊でした。


第1位
「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない
著者:坪田信貴

https://www.sbcr.jp/product/4815607609/

今回は子育ての本を1位にしてみました。個人的にずっと思っているのは子育てとマネジメントは同じだと思っており、どちらの観点からも学びのある一冊でした。
本書のタイトルにもなっている「人に迷惑をかけるな」という声掛け。それよりも「人に迷惑をかけて助けてもらった分、誰かを恩返しをしていこう」の方が良いということが書かれています。人は人に頼っていいものである。迷惑な人なんていないので、困ったら助けてもらおう。それより、一人で抱え込んでしまう方が問題であるという考え方は納得です。
他にも「勉強しなさい」「早くしなさい」「やる気ないの?」等の言葉をかけると考えない子供になってしまうと言われています。なぜ勉強が必要なのか、なぜ早くしないといけないのか、それらを子供に問うて考えさせる方が良いということです。
働きながら子育てをする大変さを考えると、なかなか問う時間がないとも言えるかと思いますが、考え方としては押さえておきたいなと思いました。また、ビジネスの中でのマネジメントでも同じですね。上司は忙しくて、メンバーに問うて、メンバーなりの答えを待つ時間がなくて、あれをしろ、これをしろと言ってしまいがちですが、立ち止まって考えさせる時間をとることが大事なのだと思います。
子供やメンバー(部下)に対して、過保護になりすぎず、放置しすぎず、適度な距離感で見守る。やらせてみて、褒めてやらねば(山本五十六さんの名言)が大切であることを改めて感じました。
子育てをしている方、メンバー(部下)を抱える方にぜひ読んでもらいたいお勧めの一冊です!

終わりに

いかがでしたか? 興味のありそうな本はありましたか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
繰り返しになりますが、僕自身の独断と偏見による勝手なランキングですのでご容赦ください。

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普段はしくじりマネジメントというタイトルで、マネジメント場面における悩ましい場面を失敗談をベースにナレッジも発信しています。
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