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no. 01から10

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又、一話目から。頭の中で動き回るキャラの会話の間に、説明付けただけなので、小説じゃ無いな。
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2014年11月の記事一覧

no.06-05

PM2:29   月曜日   〖チェーンソーと女優〗
 はー最近の若手女優の中でも、実力派のリコだよな?見事な鷹の置物だこと…この番組信用してなかった。どうせ、他のもんがやってんだろ?観客も解ってんだろ?なんて…見方が変わった。凄い真面目で、好きなんだ…アウトドア。観客に紛れる。
  「そうね~庭に、レンガの竈とか作ってみる?庭ある人手アゲて……以外と居るね。じゃー企画決まり!庭でピザを焼こう!

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no.06-04

AM9:52   土曜日   〖五戸家〗
 保険屋…以外と夢中でログ建てている。好きなんだこういうの。基本的に、器用なんだな~昼飯は、新人の登竜門!五戸家と一緒にやって貰おう!
 赤いヨタハチ…リョウジと五戸家のじいさんを知り合いにさせた車だ。赤だとまるでサツマイモのような、かわいい車…
 ここに、強引に家族を連れてきたのは、この爺さんと連れ合いの婆さんだそうだ。五戸家は、小さな弁当屋から始まって

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no.06-03

AM6:12   月曜日   〖茶山花〗
 タマが、遠い目をして動きが緩慢だ。気持ちは解る。私は私でタマに隠し事作ってしまった。
   「ふぉーう」
 思わず同時に声が出た。それぞれの事情で気分が盛り上がらない。
  「大丈夫!ボク、タマから本当にトキ奪おうとは思ってない。2人が仲良いの見てるのが好きだから。でも、好きなの……トキが……ふくざつなのよね~今日の事は喋らない。けど、たまに独占させて…

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no.06-02

AM7:38   土曜日   〖里山予定地〗
一週間ぶりに……
  「昨日まで、一緒だったんだからイーじゃん!タマは山仕事!トキは私とデート♡」
  「なに言うてる?元々トキは私の彼氏だ!目の前で他の娘にデートさすワキャ無いだろ!離れろ」
  「んー香しい!やだ…充電中…」
  はー私を中心にして私で遊ぶな!と、強く言えたら…なんだかんだ言っても、可愛いのだローズ。以外といい匂いタマとは違うスベス

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no.06-01

AM6:01   月曜日   〖茶山花〗
今日、1億入る予定だ。ずいぶん前の依頼料。保険屋の調査が長くて…赤の他人だし…つながりは、住民と街の職員だけ。何故私なのか?孤独死…外傷も、体内の内容物も疑うものナシ。たった一つ調査員が解らなかったのが、受取人の変更。結局、不明と書類には書いたらしい。
  そう、大男の母の保険金だ。
「 一時金になるので、今年は銀行にしおづけにして、来年の確定申告まで使わ

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no.05-05(end)

AM7:38   日曜日   〖里山予定地にて〗
スポッ  スポッ  スポッ
「はー 重機…いらないね~タマ居ると」
 「私重機だって事?失礼ね~元モデルよ~」
 と言いながら、杉抜いてる…とうとう、山一個買えた!で、整備しなきゃあ♡で見てみると、杉だらけ…地面まで光が届いてない…環境学の先生訪ねたり、本読んで愕然!てなわけで~杉減らして、広葉樹植えて、林道も整備して…南側、今ガレージのあるほう、

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no.05-04

PM1:12   土曜日   〖エスティマ〗
マナブとカオリは前でにこやか~真ん中に包帯が眩しいイツキ!その後ろは…
 「タマバー欲張り!夜も昼もトキ独り占めしようとしてる、悪の秘密組織のボス!ボクにもわけて」
 「ダメ!何年かカったと思う?4年半よ~ぽっと出の女に渡すもんか!」
  「タマバーだから…そんなに時間かカったの~ボクなら…ねー今タマと同じカップだから、タマよりグラマーになるよ!トキ♡

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no.00-01(番外編)

「ね~ね~あれ見て!知ってる?」
「イヤ、知らない。」

はー。

親友から恋人…そう恋人になった。口数少なく、特にイケメンでも無い。愛想も悪いし、身長も私と同じ……ヒール履くと追い越すので、最近はベタ靴ばかり。
なんで好きになったのでしょう?
まあ、優しい。
まあ、嘘つかない。イヤつけない。
まあ、好みの香り。
まあ、私がいないと、と思わせる。
と、非常に曖昧だ。

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no.05-03

PM7:26   水曜日   〖茶山花〗
ちょいと祝杯。マナブもいる。イツキは?
  「弱いんだよジャンケン!2つ書類任せてきた。きっと今頃悩んでる。2人の名前無しで書くんだからな。ところで、この子…」
 白いパーカに、ロングスカートの美少女。スタイルは、タマに似てる。地下で出逢ったあの中で、タマについて来た女の子。名前はローズ。ホットケーキ10段重ねに夢中だ。父親も母親も殺された。
  「施設は

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no.05-02

AM8:07 火曜日   〖ある企業の会長宅〗
 「今度は、どんな子がくるのかな?」
 「私の会社の…」
 「おータマか!どのように躾ようか?」
会長の胸には、ダルマの女が乳首に吹付いて不安げに会長の顔を見ている。
 「今度の、美少女薬使わないで落としたからな~早くワシにもやらせろ!」
 「会長はまだ居るじゃないですか、もう少し、独占させて下さいよ。あーお疲れ~こないだ手加減したけど!」
  

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no.05-01

PM7:00 水曜日   〖茶山花〗
  「うちのタマ知りませんか?」
 どこぞのキャラではない。いないのだ。月曜日夕方から連絡が取れない。
  「……!」
  「歩きずらいだろ?足元ミロって…それじゃ捜すのに苦労するって?」
 黒い革靴に、黄色いcrocs……鏡も出してくるマスター。誰これ?私か…髪は逆立って、無精ひげうっすら。ジーンズにシロシャツの左が外に出てる。別に、どこかのパーティに行

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no.04-05(end)

PM8:09 金曜日   〖警察長室〗
「査問委員会がお前に興味をもってるらしいね。あの時何故御手洗に、説得を認めたのか…ちゃんと考えとけ。私は、お前とお前を慕う部下の隊は崩したくない。査問に潰されるな!あと、トキ……絶対係わってるはず。調べろ!」
 首、謹慎、減俸などは無かったが、何だか重い空気。まあ、いつも道理、スパイでも何でも来い!俺の俺だけの正義は折れないもんね!街から、岬までのvシステ

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no.04-04

PM10:37   木曜日   〖カオリと2ケツ〗
 止めてある時間の道は、やっぱり走りずらそう。後味悪いなー結局あいつの思い通りになってる。やだよな~人の思い通りって…その対象が”死“だからたち悪い。
 あーもー今週は、やけに沈む。なんで?気がついてるけど、気づかない振り。逢いたいな~タマ…
 Vマックスの後ろ、カオリにしがみつく。あれ?
 「カオリ…ウエストがキュッと締まって…」
 「病院から

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no.04-03

???? ??? ????
あれは、就職先も決まって、バイト代でフランスへ一人で卒業旅行の時。最終日にバーに飲みに言ったのがまずかった。柔和な老夫婦が、にこやかにボクに近づいて来た。相手はカタコトの英語と”アリガト“と“モウカリマッカ”。僕はカタコトの英語とフランス語。
  最後の夜と言うこともあり、羽目を外しすぎた。”自然保護の署名活動してる。日本人も書いてくれ。Kannjiもみたい“

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