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シングルof GLAY

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GLAYの真髄はシングル以外のところにある! だかしかし、GLAYにとってシングルは常に「最新の姿」を映すものとして様々なチャレンジをする場所であった。いわばGLAYという歴史の… もっと読む
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最終回です♪ GLAY第340曲「SPECIAL THANKS」(2000)

最終回です♪ GLAY第340曲「SPECIAL THANKS」(2000)

どうも、昨日飲み過ぎて二日酔いだった、
メッキ張りのヒーローです。

なんで、お酒って飲み過ぎちゃうんですかね。

一日一曲GLAYの曲紹介をするのも、
ついにラスト回を迎えました!
いぇい♪

今日は、お待ちかね。
名曲「SPECIAL THANKS」

この曲は2000年8月23日、
「とまどい/SPECIAL THANKS」の
両A面シングルとしてリリースされました。
夏の終わり、
物憂げな

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色んな人のデビュー曲にツッコミを入れようぜ:GLAY第337曲「RAIN」(1994)

色んな人のデビュー曲にツッコミを入れようぜ:GLAY第337曲「RAIN」(1994)

GLAY曲紹介は、残り4曲。
今日はGLAYのデビュー曲「RAIN」。

”最後の曲紹介はRAINになるんじゃないか?"
という予想を、
この辺で裏切ってみる、というのは
実は以前から計画していました。
ささやかな裏切りということで、ご容赦!

さて、GLAY好きの皆さんは、
どのタイミングでRAINを知りましたか?
もしかしてリリース当初から知ってましたか?
あるいは、
当時からファンだったとい

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残り6回になりました:GLAY第334曲「a Boy~ずっと忘れない~」(1996)

残り6回になりました:GLAY第334曲「a Boy~ずっと忘れない~」(1996)

GLAY曲紹介は、残り6曲。

一曲一曲じっくりと向き合っていると
どの曲にも、
その曲ならではのキャラクターがあって
その曲にしかない味わいがあることを
改めて実感します。

私は「個別性」という考え方が好きで、
それぞれのあるがままを認める、というか、
たとえば、
この人は●●タイプだとか、●●系だねとか、
そういう分類をするのも好きじゃなくて、
「みんな違ってみんないい」っていうのを
地で行

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これがクセになるんだよな。GLAY第332曲「SOUL LOVE」(1998)

これがクセになるんだよな。GLAY第332曲「SOUL LOVE」(1998)

GLAY曲紹介は、残り8曲。

今日はみんな大好き「SOUL LOVE」。
知っている方も多いだろうが、
この曲には、The Beatlesの「TICKET TO RIDE」のオマージュが込められている。

イントロのギターリフが
「TICKET TO RIDE」とそっくりなのだ。
タンブリンも入ってるし。
さらにタムの独特なリズムまで
「SOUL LOVE」のAメロに使われている。

もう一つ、

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君は、なぜ黄緑なのか。GLAY第331曲「誘惑」(1998)

君は、なぜ黄緑なのか。GLAY第331曲「誘惑」(1998)

GLAY曲紹介は、残り9曲。

今日は、泣く子も黙る、平成の名曲「誘惑」。

私がまだGLAYファンでなかった頃、
テレビでこの曲がガンガン流れていた。
Because I love youが、
"かーんさーい、らぶゆー"
に聴こえて、
関西を愛してるイケてる兄ちゃん達
というイメージを持っていた。

さて、誘惑は、1998年4月29日、
「SOUL LOVE」との2枚同時リリース。

何かの記事

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GLAY第329曲「DARK RIVER」(2013)

GLAY第329曲「DARK RIVER」(2013)

GLAY曲紹介は、残り11曲。

今日は私が普段からよく聴く曲「DARK RIVER」。

この曲は2013年7月に「DARK RIVER/Eternally/時計」というトリプルA面シングルとしてリリースされた。3曲それぞれが "時" という共通のテーマに貫かれたシングルとなっている。

この曲は亀田誠治さんプロデュースの初の作品である。ちなみに、2013年11月にリリースされた次作「DIAMO

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REVIEW ⅡじゃなくてDRIVE Ⅱだった世界線:GLAY第326曲「My Private "Jealousy"」

REVIEW ⅡじゃなくてDRIVE Ⅱだった世界線:GLAY第326曲「My Private "Jealousy"」

2020年3月にGLAYのベストアルバム「REVIEW Ⅱ」がリリースされたよね。

ところで、これまでGLAYはベストアルバムを、
以下のようにリリースしてる。

1997年 REVIEW
2000年 DRIVE
2004年 WHITE ROAD(バラードベスト)
2009年 The Great Vacation vol.1&2
2014年 BALLAD BEST⭐︎MEMORIES(バラードベ

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乙女心を歌ったデビュー4枚目のシングル:第325曲「100万回のKISS」(2007)

乙女心を歌ったデビュー4枚目のシングル:第325曲「100万回のKISS」(2007)

GLAY曲紹介、残り15曲。

2001年11月28日にリリースされたこの曲は、
自身の4枚目のシングルであり、
"大切な人との、日々の触れ合いの大切さ"
を歌ったバラードである。

主人公は、奥手で控えめな女の子。

最近付き合い始めた彼は、みんなの人気者。

ようやく都会にも慣れてきたけど、

彼みたいにまだ積極的にはなれない。

いや、嫌いとかじゃなくて、
そういうわけじゃなくて、
キスだけ

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2001年のGLAYについて腹を割って話そうぜ:第324曲「ひとひらの自由」(2001)

2001年のGLAYについて腹を割って話そうぜ:第324曲「ひとひらの自由」(2001)

GLAY紹介、残り16曲。

せっかくGLAYについてnoteを書いてるので、
腹を割って面白い話をしたい。

話したい事はたくさんあるけど、
ひとつ気になっている話題がある。
それは、、

2001年のGLAYへの賛否両論。

同世代の人に「GLAYのファンです」って言うと、

 昔聴いてました!
 HOWEVERいいですよね!
 BELOVEDコピーしてました!
 20万人ライブいきました!

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この歌詞だけでどんだけ酒が飲めるかっちゅう話やねん:GLAY第317曲「HAPPINESS」(1999)

この歌詞だけでどんだけ酒が飲めるかっちゅう話やねん:GLAY第317曲「HAPPINESS」(1999)

今日はみんなに、声高に言いたいことがあるねんけど、聞いてくれる?

夜の静寂(しじま)に 深く埋もれそうな2人に
覚めて見る夢は幼すぎて
重い荷物を引きずるように辿り着いた
冷え切った部屋と 冷えた体
誰にも見えない不確かな未来へと…

どや?
もっかい言うで?

夜の静寂(しじま)に 深く埋もれそうな2人に
覚めて見る夢は幼すぎて
重い荷物を引きずるように辿り着いた
冷え切った部屋と 冷えた体

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尾崎豊さんですよね? GLAY第315曲「STREET LIFE」(2003)

尾崎豊さんですよね? GLAY第315曲「STREET LIFE」(2003)

こんばんは!
第315(サイコー)回は、GLAYの"尾崎豊"こと、久保琢郎氏が、32年の半生の回顧と懺悔、そして決意を綴ったバラード「STREET LIFE」を紹介したい。

2003年10月、「BEAUTIFUL DREAMER / STREET LIFE」の両A面シングルとしてリリースされた。
BEAUTIFUL DREAMER、通称ビュードリは、言わずと知れたGLAYの代表曲であるが、STR

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多部ちゃんが好きだ:GLAY第309曲『I LOVE YOUをさがしてる』(2008)

多部ちゃんが好きだ:GLAY第309曲『I LOVE YOUをさがしてる』(2008)

私は多部未華子さんが大好きだ。
気取らない可愛さ。
芯がしっかりしていそうだけど柔らかい印象。
華のようにパッと明るい笑顔と、
思慮深い控えめな雰囲気。

つくづく、人って"両面性"が大事だなって思うのだけど、多部ちゃんはその両面性を、人を惹きつける最も最適なバランスで持っている稀有な女優さんだと思う。

そんな多部ちゃんが主演を務めるドラマ「いちばん好きな花」(毎週木曜よる10時)を、いつも楽し

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この曲のトリックを紐解いてみる:GLAY第307曲「Supernova express 2016」

この曲のトリックを紐解いてみる:GLAY第307曲「Supernova express 2016」

北海道新幹線(新青森・新函館北斗間)が、
2016年3月26日に開業し、
そのテーマソングとして作られたのが
「Supernova express 2016」だ。
曲名から"新幹線の曲"って感じなんだが、
アレンジにも新幹線を意識したものが
散りばめられていると感じる。
今日はその内容を"トリック"と称して紹介したい。

トリック①:ギターこれはHISASHI本人も言っているのだが、
冒頭のHIS

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GLAY第302曲『I am 野菜屋』(2009)

GLAY第302曲『I am 野菜屋』(2009)

シングル『I am 野菜屋』は、GLAYデビュー15周年を迎えた2009年5月25日に、リリースされた記念すべき楽曲だ。
また、映画『ラスト・ブラッド』の主題歌として、ビル・コン監督からGLAYがオファーを受けたことでも話題となった。

楽曲は、『Satellite of Love』で作り上げた重厚な音圧を引き継ぎ、それとは全く異なる、暗めのハードなロックになっている。

私はこの曲のヴィジュアル

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