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REVIEW ⅡじゃなくてDRIVE Ⅱだった世界線:GLAY第326曲「My Private "Jealousy"」

2020年3月にGLAYのベストアルバム「REVIEW Ⅱ」がリリースされたよね。

ところで、これまでGLAYはベストアルバムを、
以下のようにリリースしてる。

1997年 REVIEW
2000年 DRIVE
2004年 WHITE ROAD(バラードベスト)
2009年 The Great Vacation vol.1&2
2014年 BALLAD BEST
⭐︎MEMORIES(バラードベスト)
2020年 REVIEW Ⅱ

REVIEWというのは、ベストアルバムの中でも、
"GLAYメンバーが独断で選んだもの"という印象がある。
実際、1997年のREVIEWも、知名度や売上は無視してメンバーが入れたい曲を選んだ、とのこと。
「REVIEW Ⅱ」にもその精神は引き継がれて、かなりマニアックな選曲がされていたりする。

一方で、2000年にリリースされた「DRIVE」は、人気投票によって選ばれた楽曲が収録されている。

つまり、"REVIEW"と"DRIVE"は、ベストアルバムにおいて、独裁政権と民主政権という対照的な性質を持つものとして、存在しているのである。

そこで、一つの疑問。

もし、2020年にリリースされたのが、
「REVIEW Ⅱ」ではなくて「DRIVE Ⅱ」だったら?

気になる...

気になる...!!

そんな疑問に答えるべく、わたくし、メッキ張りのヒーローが「みんなが選びそうな曲」を寄せ集め、「DRIVE Ⅱ」リリースの世界線を予想してみた。

楽曲は、Great Vacation以降の2010年〜2019年にリリースされたものを対象とした。
また、実際の「DRIVE」に寄せて、2枚組24曲という構成にも拘った。

では、いこう!

【Disc 1】
1. BLEEZE
2. everKrack
3. 黒く塗れ!
4. 真昼の夜の静けさに
5. DIAMOND SKIN
6. My Private "Jealousy"
7. HEROES
8. 月の夜に
9. あなたといきてゆく
10. Bible
11. COLORS
12. Ruby's Blanket

【Disc 2】
1. シキナ
2. JUSTICE from GUILTY
3. XYZ
4. 疾走れ!ミライ
5. Supernova express 2016
6. 愁いのPrisoner
7. Eternally
8. はじまりのうた
9. DARK RIVER
10. Precious
11. Satellite of Love
12. 時計

いやぁ、むずいな。
2010年から2019年の期間は長すぎて、
良曲がたくさんある。

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さて今日は「My Private "Jelousy"」を紹介したい。
「嫉妬」が人口に膾炙した普遍的なジェラシーで、「My Private "Jealousy"」は、文字通りTAKUROの個人的なジェラシーである(なんつって)。

この曲は独自流通システムG-DIRECT開設から2枚目のシングルである。段ボールに刻まれた「G-DIRECT」の文字がまだ新鮮に感じられる時期やった。

HISASHIのギターとTAKUROのギターを存分に楽しむことのできるロックチューンで、ハードな一面と爽快な一面、両方を持ち合わせている楽曲である。

ところで、シングルのジャケットに、こんな文字がある。

I've finally figured out what
makes good lovers : Jealousy.

"恋人たちが上手くいく秘訣をついに知ってしまった。ジェラシーだ。"

なんという言葉!

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