kato ogie

高さ1760mmです。奥行きはわかりません。

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最近の記事

THE1975/20220821

これは記録に残さねば、頭の整理をしなければ、という思いからこの記事を書いている。 学生時代、友人の勧めから 「THE 1975めっちゃいいからきいて」と言われ聞き始めたTHE 1975。 当時の自分には、なんか良いけどいまいち自分の中に入ってこないという感覚だった。 今まで、好きになるバンドの中で、なぜか曲を聞いていると(乗り物酔いと同じような)酔いに陥るバンドがいくつかあった。 彼らもそのうちの1バンドだった。 時は流れて、コロナ禍へと突入する少し前、 (理由はわか

    • 社会が生まれる3人目

      昔から3人でいる、という状況に上手く馴染めない。 3人でいる、というより 自分ともう二人がいる、という感じになる。 中学生のころ、先生が言っていた。 「社会というのは3人目から生まれる。」 たとえば じゃんけんを二人でしても、 勝ち負けの結果が出て、その結果に文句をつけようと、ぶつける相手はその相手だけ。 敵も味方もない。 三人でじゃんけんをする。 勝ち負けの結果が出て、「いまの後出しやんなぁ!」と文句をつけ、もう一人を味方につけることができる。 3人以上になると、敵

      • 匂いの記憶と記憶をつくるもの

        こんばんは。すっかり年末ですね。 今日は匂いの記憶、記憶を構成するものについて書こうと思います。 ある匂いを嗅いだ瞬間、過去のあるタイミングへタイムスリップすることってありませんか? 仕事終わりの帰り道、大きな公園を作るための工事をしているところの近くを通る時、 ふと、その道で香った匂いで、小学5年生の冬、友達の家に遊びにいくときの景色が一瞬でフラッシュバックすることがありました。 他にも、あ、これは保育園に通っていた頃、折り紙を折っていた時の匂いだ、とか あ、これは

        • コーヒーカップさん

          こんばんは。今日は、今日あった悲しい出来事を話します。 私はいま、キッチンのシンクにいるのですが 私が来たくて来た場所ではありません。 ここに来るまでの話をしたいと思います。 最近、専ら家にいることが増えた彼(家主)は 今日のお昼、「最近相手してやれてないから」と 私を食器棚から連れ出してくれました。 この間はかわいい花柄の服を来た彼女が 彼に連れられていきました。 彼はきっと遊び人なのでしょうが、私はそれでも構いません。 こうやってたまにあるやさしさに救われているから。

        THE1975/20220821

          coffees for a cake

          本当のことを言えば毎日は、君がいないということの繰り返しで 本当のことを言えば毎日は、君がいるということ以外のすべて なんやかんやと溢れてるけど ここにあるもの、ここにないものそれですべてです 世界を二分化するとしたら 基準によっては様々なんだけど、 なんだかんだで二分化できたりする。 最近考えるのは 世の中の上手くいくこと、上手くいかないこと の二分化です。 生活の中で上手くいくこと、上手くいかないことの基準で物事をみたときに やっぱり思うのは、上手くいかないこ

          coffees for a cake

          呪いと魔法

          「ハッピーバースデイ!!」 という言葉、たぶん魔法なのです。 「誕生日おめでとう!」は、先輩とか上司とか、目上の人に使うにはどうにもちょっと気が引けます。 「誕生日おめでとうございます!」 まあ言われて嬉しいのだけどなんだかなぁ、うーん。嬉しいのだけど。 「ハッピーバースデイ!」 ちょっとライトな印象が伴いそうだけど、 じゃあそれが敬語か敬語じゃないかといわれると、まあ、どちらでもない。万能(二能?)な、魔法の言葉だと思います。 世の中的にはクリスマスが近づいて

          呪いと魔法

          スター・バックスにて

          僕はいま、学生時代の学校の近くのスター・バックスでコーヒーを飲んでいる。 (スターバックスをわざわざスター・バックスなんて区切るなよ、と思った方、その通りです。でも放っておいてくれ。そんな気分なのです。) 自分には読書の波というのがたぶん身体の中にあって、 本を読むときは通勤電車の中、夜寝る前とか読めるときに読む(波でいうと1番上のところ)。 読まないときは本当に隙間時間で何をしているのか思い出しても何の生産性も見出せないろくでもない時間を過ごします。(波でいうと水面の1番

          スター・バックスにて

          「よ」から逃げたい

          夜から逃げたい 前回書いた記事のいわゆる秋はとっくにやってきて(人肌恋しいかと言われれば、人肌恋しい) もう晩秋らしい。 ずいぶん涼しく、なんなら朝はもう寒くなってしまった。 朝が寒い一方で、昼間はなんだかんだヒートテックを着るにはまだ暑いぐらいの気温。 (この分を書き始めたときはそれぐらいの気温だった。今日、ヒートテックデビュー。) 夕方には涼しく、だんだん寒くもなっていく。(もう寒い) こんな感じの季節の夕方から夜にかけて吹く風に吹かれると なんだかどうしようもなく

          「よ」から逃げたい

          書くということと、その中身

          書くということと、その中身 ブログを書く、noteを書く というときの「書く」という行為について。 「書く」というと、本来、鉛筆だとかペンだとかを手にとって、文字を紙などに書く。 というイメージがある。 でも、現代社会において「書く」行為は ペンを持って、紙に文字を書く というよりは 思っていることを文字に「起こす」ことを指しているように思う。 ブログとか、noteとか。 とか考えていると、大昔から「書く」という行為は文字に「起こす」行為だということに気づ

          書くということと、その中身

          夏が終われば秋になる、という話

          春夏秋冬。 春が終われば夏が来て 夏が終われば秋が来る 秋の次は冬 冬を越えればまた春が来る 夏が終われば秋になる。 夏、という季節は自分にとって、一番苦手な季節だ。 蚊はいるし 暑いし、むしむしするし 汗を掻く。 おまけに日焼けもする。 そんな夏もいま終わりそうな兆しを見せている。 (ドントカムバック夏、シーユーネクストイヤー) 夏が終われば秋になる。 とはまあこの上ない真理である。 たぶんこの先もずっと夏の次にやってくる季節は秋だ。 秋が冬に改名したら、そ

          夏が終われば秋になる、という話

          書くか、書かまいか

          書くか、書かまいか 書くか、書かまいか。 かれこれ3ヶ月ほど考えている。 書こう、と何度も思ったが、何を書けばいいのか。 もともと人と話すのが得意ではない性格だから、 書く、という行為にもその影響が出ている。 人と話すのが得意ではないのは、なぜなんだろう。 自分でもよくわからないが、自覚しているのは 人と人の話をするのが苦手だから。 学生のころ友人Tと話していた時のこと。 「世の中の人の日常会話は8割が愚痴で構成されているらしい。」 という話を聞いた。 たしかに

          書くか、書かまいか