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スター・バックスにて


僕はいま、学生時代の学校の近くのスター・バックスでコーヒーを飲んでいる。
(スターバックスをわざわざスター・バックスなんて区切るなよ、と思った方、その通りです。でも放っておいてくれ。そんな気分なのです。)


自分には読書の波というのがたぶん身体の中にあって、
本を読むときは通勤電車の中、夜寝る前とか読めるときに読む(波でいうと1番上のところ)。
読まないときは本当に隙間時間で何をしているのか思い出しても何の生産性も見出せないろくでもない時間を過ごします。(波でいうと水面の1番低いところ)

そんなこんなで、最近は波の1番上のところあたりにいるのだけど、まあそういうわけでスター・バックスでコーヒーを飲みながら本を読んでいたわけです。(スター・バックスに対する反論はもう受け付けませんよ)



ではなぜ、本を読むのを止めて、
これを書いているかというと、まあふと書こうと思ったからです。

スター・バックスっていろいろ座席のタイプがあって(みんな知っているのだけど)
いまはあの、複数人が同じテーブルを使うタイプの席に座っています。勝手に「無意識的相席テーブル」と呼ぶことにします。

じゃあその無意識相席テーブルで何が起こるかというと、
本を読んでいると本の向こう側に、向かいに座っている人の姿がみえるわけです。

向かいに座っているのは微笑ましい学生カップルなのですが、
無意識相席テーブルではその会話も耳に入ってきます。

どうやら英語の勉強をしているようで、
問題が解けて正解したら軽くハイタッチをしたりしています。微笑ましいですね。

さっきは、女性の方がスマホを見ながら
「(オードリーの)若林、結婚したんやって」と
男性の方に話しかけていました。
そのときの男性のリアクションはというと、
おいおい、話聞いてる?と言いたくなるぐらい
ノー・リアクションでした。(スター・バックスの名残り)


「そうなんや」ぐらい返してもいいのになぁと思ったけど
まあ他人の会話なので口出しはしません。



とか、いろいろ考えたりして、
これを書いています。


一人で喫茶店とかカフェに行ったとき、
イヤホンでずっと音楽をきくのもいいかもしれませんが、周りの人の会話をラジオにする、というのもたまには良いのかも知れません。
そこから何か考える時間も、いとをかし
だと思います。


コーヒーもなくなったので、そろそろ帰ります。


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