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呪いと魔法




「ハッピーバースデイ!!」

という言葉、たぶん魔法なのです。


「誕生日おめでとう!」は、先輩とか上司とか、目上の人に使うにはどうにもちょっと気が引けます。


「誕生日おめでとうございます!」

まあ言われて嬉しいのだけどなんだかなぁ、うーん。嬉しいのだけど。

「ハッピーバースデイ!」

ちょっとライトな印象が伴いそうだけど、
じゃあそれが敬語か敬語じゃないかといわれると、まあ、どちらでもない。万能(二能?)な、魔法の言葉だと思います。

世の中的にはクリスマスが近づいてきていますが、
「良いクリスマスを!」とか
「クリスマス、おめでとう!」とは、あんまり言わない。(それはそれで面白い気もする)

やっぱり、

「メリークリスマス!」

ですよねぇ。楽しくなっちゃう。


じゃあやっぱり

「ハッピーバースデイ!」

で良くないですか。良くないですか。
まあいいじゃないですか。


上司、先輩に言ってみましょう。

「ハッピーバースデイ!!!」




ところで、誕生日に友達に祝ってもらうのってなんだか勇気が必要で、自分にはできないなぁ、と思います。
でも365回も日付が変わる中でそのうちの一回しか自分の番は回ってこない。
祝ってもらえたらいいなぁ。と他力本願になってしまう。
それでなんだかんだ、前日になって、
ええい!やっぱり祝われたい!!
と思い立って勢いのままに誰かに縋るように祝ってもらうのが近年の私です。


誕生日って誰かを祝う方がハッピーで
自分の誕生日は祝ってもらおうとすると焦りが出て、あんまりハッピーじゃないのかもしれない。(自動的?に祝ってもらえる人は正直羨ましいです。どこにそのスイッチありますか!)


そういえば、
「ハッピーバースデイ!」は誰かに言うためにありますもんね。



誕生日は魔法と呪いの両側面を持っている気がします。


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