シンガポールを初めの就職先として選ぶべき理由
今回は私がシンガポールを初の就職先として選んで良かったことがテーマとなっていて、特に新卒で海外就職を検討している方など若い層に読んでいただきたい内容です。
ちなみに私自身ウェブサイトや就職エージェントなどのリソースを渡航前に確認していましたが、やはり本当の実態については行ってみてわかったことが多かったです。そのため目的は海外のリアルの情報を提供することと、今は円安などで海外就職を視野に入れている方も増えつつあるためこちらのテーマを選択しました。
⚠️ ただシンガポールでの就職を勧めているというよりは、シンガポール就職の実態を知ってもらうことが重点はということは予めご了承ください
まず前提としてコロナウイルスの影響で世界的に就労ビザの基準が高まってきています。
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つまり、
コロナ禍でシンガポールで就職するための最低賃金がアップ
→ 以前よりも多くの給料を支払ってくれる企業を選ぶ必要がある
→ その給料をもらうだけの個人のスキルや経験がより求められる(就職の難易度がアップ)
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まず私がどのように海外就職まで至ったかを簡単に説明します。
(私の場合)海外就職までの道のり
私は2017年から19年末までオーストラリアのジェイムズクック大学の学士号を取得していて、当時のスキルと言えるものはビジネス英語しかない状態でした。
まずシンガポールを選んだ理由は卒業旅行でシンガポール出身の友達に現地を案内してもらって、周りがアジア人ならではのコミュニケーションのしやすさや英語を活かせそうだと思ったからです。そのため深い分析と言うよりは、その場の直感に任せたといった感じでした笑
ただしシンガポールの就職先のコネクションを持っている知り合いなどは誰もいなかったため、まず日本で海外就職に詳しい法人を探して辿り着いた方がGJJ海外就職デスク(GJJ)の田村貴志さんでした。
ざっくりとした説明となりますが、田村さんが経営されているこちらのGJJは東南アジアや米国などの各国の人材会社のエージェントさんやその国に精通されている方とコネクションを持っております。そして各個人のニーズに沿って丁寧に就職プランの提案や現地でのエージェントの紹介などをしております。
そこで田村さんとの面談で現地でどのように就活をすれば良いかのコンサルティングをしていただき、その数日後の2020年3月末にシンガポールに行きました。シンガポールに着いて初めの3週間は、だいたい1週間に3名ほどのエージェントさんとお話をさせてもらいました。
正直なところ事業ドメインなどのこだわりを持っても選べるほどの実力はないのは自覚していましたが、今後はIT全般のノウハウを取得したかったので軸と言えばそれくらいでした、、
そこでとあるエージェントさんに某ソーシャルメディア関連のIT企業に案件があると教えていただき、そこに応募して採用となった形となっております。
また後付けとしての私なりの海外就職の解釈で、シンガポールに限らずその国でその時に発展してきている産業を狙うと採用にいたりやすかったりします。
例えばコロナ禍でオンライン化が加速してソーシャルメディアやSaaSなどのソフトウェアのニーズが高まったので、その頃はそういった求人に狙いを絞るなどです。ただし多くの人がすでにそのニーズを察した後では、むしろ競争が激しくなりやすいだけなのでその点は予めご理解ください。
またシンガポールでの就職(特に現地法人や外資企業)に必要な英語力は簡単な自己紹介や日常会話レベルの英語力となっているので、そこは事前に準備しておくとよいです。
では本題としてシンガポールを初めの就職として選んで良かったことは下記となっています。
① 色々な業界の人と繋がりやすい
まずシンガポールの特色として他の東南アジア諸国と比べて国土が狭く、異なるジャンルのプロフェッショナルが近いキョリに集まりやすい環境となっています。
ちなみに私が所属しているコミュニティとしては和僑会というものがあります。こちらは様々なビジネスをしてる方を対象にお互いの交流やビジネスチャンスを探すことや人材育成を目的として香港で発祥したコミュニティとなっています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シンガポールならではの人との出会いがある
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上記はあくまで一例ですが、
ポイントとして若い人でも日本ではなかなか話す機会を持つことが難しいような立場(経営者や投資家など)や異なる職種の方と話すことができる可能性が高いです。シンガポールならではの特色として、そういった方々からキャリアをのアドバイスを頂けたりや様々な価値観があることを知れるチャンスがあると言えます。
つまり海外で働いたり何かをしてみたいけれどまだ決まっていない若い層には、シンガポールをの就職先として選ぶことで得られるヒントは多いと考えています。
② 若い方にもチャンスがある
先ほどのEPの仕様から年齢が若い方が就職の必要な最低賃金が低いため、まだ経験値があまりない若い方でも就職できる可能性が高いです。シンガポールの公用語として英語が標準語のため、留学経験があったりビジネス英語ができればなおチャンスを見つけやすいです。
逆に30代からシンガポールで就職をしようとするとそれ相応のスキルや経験を求められるので、就職の難易度も一気に高まる流れとなっております。
「よく海外就職において議論されている話題の1つが初めの就職は日本で3年ほど働いて、その経験で海外就職に活かす」というものがあります。こちらは東南アジア全般の就職としでは正しいかもしれないです。
ただ上記のように年齢が若い方が就職の必要な最低賃金が低いシンガポールを前提とすると、新卒の若いうちに来た方が一般的にはチャンスが多いと言えます。逆説的にはその年齢の最低賃金にふさわしい経験やスキルをつけていないとシンガポールでの就職をするのが難しくなる形となってしまいます。
それなのでアジアの中心地であるシンガポールで働けるチャンスも若い方にも充分にあるため、早いうちからこういった情報もインプットするだけでも意味があると思います。
③ 資産運用に適している
こちらは外資預金や資産運用に興味がある方が対象となってしまうので端的に説明します。まずシンガポール国内の3大バンク(DBS銀行、UOB銀行、OCBC銀行)があります。
そしてシンガポールで銀行口座を持つことで加入できる現地の保険会社(PrudentialやGreat Easternなど)で定期外資預金などのプランもあります。
そのためシンガポールで働くすることでドル建ての定期預金のプランに加入できたり、デジタルに特化した金融サービスを持つことができることもメリットです。
まとめ
実際に多くの方にとっても海外で働きたい、海外に住みたいと思ってもなかなか踏み込むことが難しいと感じることもあると思います。私もその1人で海外就職でうまくいかなかったらどうするかなどの不安がよぎることがありました。ただ海外就職の前にある方に教わったアドバイスでその価値観が変化しました。
それは初めの海外就職をして仮にうまくいかなくてもその後に日本で就職するなど選択肢は数多くあるというものでした。
特に若い方にとっては一度海外就職をして就職先が見つからなかったり、就職ができても仕事についていけなかったりなどを経験することで海外のマーケットを肌で感じられると言うメリット(私も痛いほど経験済み)もあります。
今回のポイントとしては、その国のビザやマーケットの状況を自分なりに若いうちから見極めることが重要かと思います。
また実際に読んでいただきこういった視点があった方が良いなどの改善点または私宛の案件(英語学習や留学関連など)あれば、どしどし個別にコメントいただけますと嬉しいです!
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