日和

親友同士同棲3年目で恋を自覚 #悟と日和 ▶︎インスタ 【https://www.i…

日和

親友同士同棲3年目で恋を自覚 #悟と日和 ▶︎インスタ 【https://www.instagram.com/142_3to

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プロフィール

こんにちは 日和と申します 悟という男と同棲して3年目になります 誤解しないで頂きたいのは 彼とは付き合ってはいません 恋愛感情を抱いたことはお互い一度もありません 毎日一緒に居たいから一緒に生きてる ただそれだけです 私たちが日々 何を考え何を思い どんな思いやりを持って 触れ合っているのか 好奇心の赴くままに 奇妙な私たちの日常を ちょっと覗いてみませんか

    • 近況報告

      私に何かあったんだろうな、 ということは フォロワーの皆さんご存知だと思います。 そしてそれで悟が四苦八苦していたことも。 一体何があったかというと 一言で言うと 私の幼なじみが逮捕されてしまいました。 本当に個人情報に関わることなので、 罪状やその幼なじみについてのことなど 詳しいことはこれ以上話せません。 ただ私はそれを聞いた時、 頭が真っ白になりました。 晴天の霹靂って こういうことを言うんだと思いました。 悲しいとか怒りとか裏切られたような気持ちとかぐっちゃぐ

      • ずっといたよ

        ⁡ 幽霊を信じますか?という先の質問 見えるという人は案外少数派でした。 今から私がお話しすることは 「フィクション」ということにして下さい。 ⁡ もしこの話を本当だと思いたい人は 自由に信じてもらって構いません。 ⁡ この話が嘘だと思う人はそう思って下さい。 だってこの話は「フィクション」なのですから。 数年前の話です。 ⁡ 当時仲良くしていた男の子たちが居ました。 ⁡ 少し変わっていたのは、1人は生きていて もう1人は死んでいました。 ⁡ というのも、 その子と出会っ

        • しょっぱいケーキ

          私には兄と姉がいます でもそのうち私だけ何故か 「よその子」と呼ばれ両親や親戚から 忌み嫌われていました それがどういう意味かは未だに分かりません ⁡ 私の親は私のために 誕生日ケーキを買ってくるような 親ではありませんでした ⁡ 私と違って 兄や姉には誕生日ケーキがありましたが 私のためにケーキを切り分けてくれるような 親ではありませんでした ⁡ 私はただ家族が和気藹々と食べているのを 涙を堪えて涎を垂らして 見ていることしか出来ませんでした ⁡ 私はそれが惨めで、つらく

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        プロフィール

          遠足の弁当持ってこれない奴

          私の幼なじみは揃いも揃って家庭環境が悪くて ネグレクト 虐待 性的虐待 精神的虐待 それぞれ違ったけど とにかく私たちは親からの愛情に飢えていて 親から愛されようと努力しては 辛い現実を突きつけられて いつも寄り添って慰めあっていた 私たち幼なじみはいつも助け合っていた いつも馴れ合っていた訳じゃないけど 遠足の日はいつもの仲のいい友達じゃなくて 幼なじみで揃って食べた それは友情なんかじゃなくて 弁当を持って来られなかった誰かが必ずいるからだった 親じゃなくて自

          遠足の弁当持ってこれない奴

          私は誰の子

          私の家は古い田舎の家で 母方の親戚は平和なものですが 父方の親戚は本家と分家がありまして 私は分家の人間でした。 私には兄と姉がおりました。 賢く顔が良く人当たりのいい長男 可愛らしく愛想のいい次女 そして三女の私。 私は分家で外孫でしかも3番目の女なので 1番地位の低いポジションです。 さらに私は「よその子」だそうです。 それが本当かは分かりません。 ハッキリどういう意味かも分かりません。 ただそう呼ばれていました。 それが本当であれ嘘であれ そういうことにして

          私は誰の子

          くらげ

          ⁡ ⁡ クラゲって水の中に生きてるのに 泳ぐのが苦手なんだって ⁡ 可愛いね 可笑しいね なんて矛盾してる ⁡ でもなんだか身近な誰かに よく似てる気がする ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡

          放課後の記憶

          ⁡ 散歩ついでに漫画買ってしまった ⁡ 私は生粋の漫画好きで 漫画の収集癖はあるけど 一定数溜まったら売っちゃうから 読んだ漫画の量に反して 手持ちはあんまり多くない ⁡ そして巻数の抜けも気にしないし 欲しい巻だけ買ったり 途中から買ったり 途中まで買ったり 私の性格が滲み出た買い方をしている ⁡ 私は漫画に対しては 物凄くオールラウンダーで エログロ少年少女青年ミステリーファンタジーなんでも好き ⁡ でも今回は悟に ⁡ 「いつもに増してラインナップ謎やなぁ いつも通り巻数

          放課後の記憶

          屈強な男

          この前悟と喧嘩した時に ⁡ 「飲んだら迎えに行くって言うてるやん!」 ⁡ って言う悟に対して ⁡ 「一緒に飲んだ子、プロの格闘家やで? 悟より強いから大丈夫やし」 ⁡ って私がクソ生意気なこと言ったのに対して 言い返せんかったのが相当悔しかったらしく ⁡ 「俺強くなるから!!!」 ⁡ って悟は宣言して 今までの倍のトレーニングをするようになった ⁡ 悟はずっとボクシングとか色々やってたから 全然弱い訳じゃないのに そういう単純なところ めちゃくちゃ可愛いと思う ⁡ ⁡ トレー

          屈強な男

          しあわせのかたち

          ⁡ ⁡ 私の幼なじみ達は揃いも揃って 家庭環境が良くないのが多くて 普通の家庭環境の子と一緒にいると 色々感じてしまうことがあって 定期的に集まって傷を舐め合っては ⁡ 「今世で幸せになるのはムリ、来世に期待」 ⁡ それがみんなの口癖だった ⁡ ⁡ 私が3年前悟と暮らし始めた時 ⁡ 「私たちみたいに家庭環境悪が悪い人間でも 幸せになれるって証明してくれ」 ⁡ って言ったあの子の悲痛な叫びがこびりついて 私をなんとなく縛っていた ⁡ 幸せが義務のような責任のようなプレッシャー

          しあわせのかたち

          君がパチンコを打つ理由

          ⁡ ⁡ ⁡ 今日パチンコ屋さんのトイレ借りて 昔パチンコでバイトしてた時のこと ふと思い出した ⁡ 私はパチンコの店員さんじゃなくて パチンコでコーヒーを売る いわゆる コーヒーガールとかワゴンガール って呼ばれてる仕事をしてた ⁡ たまにセクハラされたり 無理やり連絡先聞かれたりとかはあったけど 私は愛想だけはいいし なぜか 私からコーヒーを買えば当たる という噂があって そのおかげで売り上げがかなりよくて まあそれなりに楽しいし かなりゆるくてラクな仕事だった ⁡ ⁡ ⁡

          君がパチンコを打つ理由

          人望とお祝いの比例関係

          ⁡ 友達から引っ越し祝いが届いた めっちゃ欲しかったアラジンのトースター 可愛くて嬉しすぎて焼くもんもないのに 無意味に焼いたりしてみた ⁡ ほんま申し訳ないけど うちの家具家電はかなりの割合で 友達からの引っ越し祝いで成り立ってる ⁡ 引っ越しのお金は ちゃんと2人で貯めたんだけど 引っ越すって言ったら思いの外喜ばれて ⁡ 女友達からは 「欲しいもの耳揃えて言いな!」 って家具家電を ⁡ 男友達からは 「プレゼントはよぉ選ばんから」 って現金を頂いた ⁡ 気持ちは

          人望とお祝いの比例関係

          ただ君と居たかった

          ⁡ 君が居なくても いつも通り 空は青いし 月は綺麗で ご飯は美味しいし 千鳥は面白い ⁡ ただ 君の居た場所に君は居なくて そんな明日や明後日が繰り返し 季節が巡って年が明ける ⁡ 君が居なくても滞りなく時間は過ぎるし 君が居なくても平気だし なんの支障もないよ ⁡ つまり 私の人生に君は 特に必要な存在でもないんだけど ⁡ じゃあなんで一緒に居たのかと言うと 私はただ単純に シンプルに 君と一緒に居たかったんだろうね ⁡ 一緒にいるメリットとか理由とか打算とか置いといて

          ただ君と居たかった

          私の過去を知る男

          ⁡ ⁡ 今日クローズ観てた時の会話 ⁡ 「バイクと言えばさ 免許のとこ二輪って書いてたら絶対 『ブイブイ言わしてたん?w』 って聞かれるの ほんまセクハラやと思うんやけど💢 免許ハラスメント💢 もしチームで走ってた言うたら 絶対面接落とすやろ💢聞くな💢」 ⁡ 「え、日和バイク乗ってたん!?」 ⁡ 「え、うん、まぁ... (悟に秘密にしてたのにうっかり言った)」 ⁡ 「しかもチームで走ってたん? なぁなぁ、どこのチーム?」 ⁡ 「...飛車...」 ⁡ 「マジ!?待って、そ

          私の過去を知る男

          家庭環境と幸せの因果

          私の幼なじみ達は揃いも揃って 家庭環境が良くないのが多くて 普通の家庭環境の子と一緒にいると 色々感じてしまうことがあって 定期的に集まって傷を舐め合っては ⁡ 「今世で幸せになるのはムリ、来世に期待」 ⁡ それがみんなの口癖だった ⁡ ⁡ 私が3年前悟と暮らし始めた時 ⁡ 「私たちみたいに家庭環境悪が悪い人間でも 幸せになれるって証明してくれ」 ⁡ って言ったあの子の悲痛な叫びがこびりついて 私をなんとなく縛っていた ⁡ 幸せが義務のような責任のようなプレッシャーのような

          家庭環境と幸せの因果

          ケンカ嫌い

          ⁡ この三連休 悟以外の友達と遊び倒して呑み倒して ⁡ どう思われてるかは分からないけど 私は意外と悟以外の子とも 未だにめちゃくちゃ遊ぶ ⁡ それで全速力で走ってギリ終電に滑り込んだ 三連休中日 ⁡ 家に帰ったら悟が 「俺がおったら日和自由に遊びにくいやんなぁ 俺が怒るから日和は終電で帰るんやんな もっと遊びたいよな 重くてごめん、縛ってごめん ごめんなぁ」 って詰まるような声で言った ⁡ この前も朝に帰ったらめちゃくちゃ怒ってたし 遊んでる時もめちゃくちゃLINEがく

          ケンカ嫌い