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もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。

先日Twitterである言葉を目にしました。


言葉遣いは、無料でできるお洒落


という言葉です。カズレーザーさんがいつか発言したものらしいです。
みなさんはこの言葉を耳にしたときに、どんなことを想いましたか?




僕は、めっちゃ素敵だなって思いました。
お金をかけてする他のどんなお洒落よりも、言葉遣いというお洒落は他人に与える影響が大きい気がします。






先日、原田マハさんの、「本日はお日柄もよく」という本を読みました。
スピーチライターという職業に、強く惹かれました。


僕がこの本を読んで感じたのは、言葉の力はすごい、ということです。
この本では、結婚式のスピーチや選挙の街頭演説などを通して、言葉の力を感じることができます。




この本を読んで、考えてみたんです。
僕が21年間生きてきて周りの人にかけてもらった言葉で、忘れられないものはなんだろうなーって。





1番に思いつくのは、中学1年生の時、担任の先生にかけてもらった言葉です。中学生になって、サッカーももちろん頑張っていたんですけど、勉強を本当に頑張っていたんですよね。県内の進学校に行くためには、1年生の時から内申点が必要で、定期テストとか必死こいて勉強していた記憶があります。

ブレーキをかけずにずっと勉強していたもんだから、中1の途中で少し糸が切れたような状態になったことがあります。確か、僕が、技術のテストで大きくこけてしまった、あるいはその技術の先生に嫌われた、みたいなやつだった気がします。今思えば本当にどうでもいいことで、何をそんなにくよくよしていたのかわからないんですけど、あの時は人から嫌われることを本当に恐れていて、悩んでしまっていたんですよね。

そのことを担任の先生に相談した時に、かけてもらった言葉があります。




おい、なるようにしかならんのだから。
そんなに下を向くな。




この言葉がそのとき本当に響きました。今思えば、あの頃の自分は、「もしこうなったらどうしよう」ということばかり考えてました。人からの目を過剰に気にして、本当かどうかもわからないような情報ばかり気にしていました。そんな中でかけてもらった言葉、「なるようになるし、なるようにしかならない」、すごく覚えています。その言葉をかけてもらってからは、小さなことを気にしなくなりました。ポジティブ、もっと言うならば楽観的になった気がします。






準備の段階では悲観的に、実行の段階では楽観的に



いつか僕の父が、こんな言葉をかけてくれました。全くその通りだと思いますね。ただ楽観的になるのではなく、準備の段階で悲観的な考え方を持っておくことで、最悪の状況を免れることができる。


その意味でも、「なるようになる」という言葉は、かつての悲観的、というかネガティブな自分に、新たな視点を与えてくれた言葉であり、僕を成長させてくれた言葉です。




「本日はお日柄もよく」で出てきた言葉を紹介します。




困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。
三時間後の君、涙がとまっている。
二十四時間後の君、涙は乾いている。
二日後の君、顔を上げている。
三日後の君、歩き出している。




ストーリーの中でこの言葉を読んだときは鳥肌がとまらなかったです。




今まで、勉強であったり、サッカーであったり(最近はこればかりですが)、沢山の壁にぶつかってきました。残り少ないサッカー人生でも、また、社会人になっても、沢山の困難に巡り合うと思います。そんなとき、この言葉を思い出したいです。




と、この、「本日はお日柄もよく」の言葉で終えようと思っていたのですが、どうしても記したい言葉を思い出したので、最後に添えて。







何度失敗しても鏡の前で言うんです。「で、どうするんだ?」と。
レブロン・ジェームズ









さあ皆さんこれからも頑張っていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!^^



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