レタス

大学生 日頃思ったこととか感じたこと

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大学生 日頃思ったこととか感じたこと

最近の記事

見たことのない景色はもう既に目の前に

何か言葉にしたいことは沢山あるけれど言葉に上手くできない時がある。 言葉にしたいなと思うので感覚で書こう。 書きたいと思った時に書かないと忘れてしまいそう 散策 先日、小学生の時友人と見つけた川に久しぶりに行った。 登山道の横に流れる川。 過去の自分の幻影に吸い込まれるようにして、森の深くまで入り込んだ。 十年ちょっとしか経っていないけど、あの日と何もかもが変わってしまった。社会も、年号も、自分の身長も体重も、気持ちも、見え方も、全てがまるで違う世界に。 夏の破片を運ぶ四

    • ハッピーエンドはまだ遠い

      自己紹介しておくと、温厚・平和主義・みんなで手を繋ぎみたいな、そんな奴じゃない。てかそんな一文で完結にまとめられて溜まるかとか思うし。SNSは美しいもので溢れているから時にはありえないくらい脳の奥の奥にあるドブのような考えをここに記そうと思う。まあドブネズミは美しいって言いますし。 イラついている。こんな風にはなりたくないってやつばっかだし、うざいとかそんなこと言う自分もウザい。ウザいとか簡単にいうなや。自分。しんどくても、誰かの名言に縋っていてもどうもならないしよくある偉人

      • ”同じ季節は二度と来ない”22度目の春

        ファインダーを覗き込んだ21歳の春 2024年4月 年を書く時2024と書くのに慣れないままもうすぐ今年の1/3が過ぎ去ろうとしている。 今年の春は、キャンパス内の桜の写真を撮るのに夢中になっている。 カメラの性能や使い方、特徴も理解しないままシャッターを切り続けていた。 ちなみに『シャッターを切る』という言葉は、なぜ『切る』なのか曖昧らしい。曖昧とか答えがないぼんやりしたものは自分で答えを想像できるからおもしろい。 ある晴れの日、キャンパスには花見をする人たちで溢れてい

        • 春という季節

          最近の外はすっかり春らしく。 『四季がある』というだけで日本という国に生まれて良かったと思う。 花粉は相変わらず厳しいけど 春は、暖かくて、綺麗で、一見明るくて活気に溢れているようで、切なさとかちょっとした苦さを含んでいる気がします。 それは、春は別れの季節でもあるから。 iPodで聴いた平成の音楽 これは、自分が中学3年生の時の話である。 中学生の頃の自分はスマホやパソコンを持つ権利は無く、唯一許された電子機器はiPod nanoという音楽専門のiPodでした。姉はウ

        見たことのない景色はもう既に目の前に

          記憶と音楽に対する持論

          音楽の自己紹介 音楽は割と広く聴く。広く浅くだと思われるのが悔しいのであまり言わないがクラシックもEDMもロックもヒップホップも懐メロもカントリーも演歌も好きだ、時代や土地に特にこだわりはない。好きになるポイントも色々な気がする。歌詞・メロディも勿論気になるし、その曲・アーティストのバックグラウンドで好きになる時もある。なんなら洋楽で歌詞の意味1つも分からずメロディーが好きで和訳を調べたら浮気をしているクズ男の曲だったなんてこともある。 記憶と音楽 自分にとって 音楽は

          記憶と音楽に対する持論

          風と桶屋

          風が吹けば桶屋が儲かる この前バイト(塾講師)の中学生の授業で「風が吹けば桶屋が儲かる」の説明をした。 意味は思いもよらない因果関係のこと。 自分も中3の時「風が吹けば桶屋が儲かる」の話を塾の先生に教えてもらって面白いなと思っていたので詳しく覚えていた。 流れとしては、 ①風が吹くと土埃が舞い、目が見えない人が増える。 ②昔、目が見えない人は三味線の演奏や指導を生業としていたため三味線の需要が増える。 ③三味線の製造には猫の皮を使っていたため猫をたくさん狩り猫の数が減少す

          風と桶屋

          「初一人旅で感じた、人の素晴らしさ」

          こんばんは。 最近は何を着ていても寒いので暖かいころのことを書こうと思います。 いつか書こうと思っていた、この夏経験した旅についてです。 二十歳の夏、初海外へきっかけはド深夜の焦り 大学三年生の夏、さすがに就職について本気で考えなきゃなと思った私は、色々悩み迷いながらもほぼ毎日首にネクタイを締めてインターンや就活イベントに積極的に参加していました。 そして、就活を進めていく中であることに気づきます。 それは、「自分がなりたい職業もやりたいことも分からない」ということでし

          「初一人旅で感じた、人の素晴らしさ」

          「花火の凄さについて」

          花火がああだこうだ ゆらゆらと揺れる電球に羽虫が集まっていたのでそれを避ける様に腰をかがめた。電球の赤でも黄色でもない光が僕達の顔をじりじりと照らす。すると空に何かが光ったのでうねるように動いていた人波もふと動きを止めた。さっきまでの僕らを包んでしまいそうだった黒い空間はそこにはなくて、途方もなく大きな花が開いていた。子供の声やシャッターの音が聞こえたがそれをかき消すように、ドンッと重い音が僕の胸に響く。花火は散るから良い。一輪一輪丁寧に打ち上がり大きく花開くのは一瞬、すぐ

          「花火の凄さについて」

          「最近考えた『文化』のこと」

          最近考えたこと 「伝統や文化の継承」 ニュースでも講義でも何度も向き合うことが多かったこの話題。自分とは無縁の話だと思っていましたが、少し身近に感じたことがあったので今日はそれについて書いてみようかなと思います。 幼少期大好きだった親戚の集まり これは少し悲しいけれど、現在ではなく自分が小さいころの話です。 自分の母方の実家では、毎年のように20~30人くらいの親戚で集まりクリスマスパーティや旅館に泊まったりしていました。 物心ついたときにはどの親戚の立ち位置かわからな

          「最近考えた『文化』のこと」

          「夏」

          夏 18時 夏18時。 夏のこの時間帯は知らない記憶が、脳の自分が把握していないような域から引き出されてきそうな錯覚に陥る。夏の夕焼けは、強烈で。世界の終りのような感じがして好きだ。変に涼しい風が吹いて背中を押される。どこか遠くで小学生の声がするし、制服のズボンの長い裾を無理やりまくりあげた高校生たちは自転車で並進している。「どうせ」とかあの頃は言わなかったと昔を懐かしんでしまう。 最近は「ガクチカ」や「インターン」とか耳をふさぎたくなる言葉ばかりが聞こえるようになってきた

          「受験とは」

          もし私が父親になったら 受験期の息子や娘には 鉛筆を買ってやりなさい あまり声はかけなくていい もし挫けそうになっていたら最後にはきっと上がるからと言い聞かせてあげてください 塾や学校の送迎などは惜しまずやってあげてください カロリーメイトのCMやビリギャルも見せてあげてください 精一杯信じてあげてください 今日の朝冷たい空気の中頬を赤くした制服姿の受験生とすれ違った。 2年前の今日は僕もその場に立っていた たった2学年上なだけ。 受験をしたのは2年前なはずなのに遥か昔に感

          「受験とは」

          「大学二年生、夏」

          やりたいこと 大学二年生。十九歳。夏。 もうすぐ夏休み。 夢とか目標とかみんなが思い描くキラキラしたようなものも見つからずのまま夏休み迎えようとしている。 大学は自由だ、と最近本当に思う。 例え話は苦手だけど「防災の川柳」と「なんでも良いから川柳」のどっちかが宿題だったら「防災の川柳」の方を選ぶ。そっちの方が簡単に感じる気がする。 大学は自由。サークルや部活を選ぶのも、友達を選ぶのも、授業を選ぶのも、洋服も、食事も、お金の使い方も、生活リズムさえも、何もかも。 自分に

          「大学二年生、夏」