サヘラントロプスチャデンシスアウストラロピテクスシンドローム

今年もオープンキャンパスと呼ばれる意識高い系の受験生が集まり意識低い系の大学生から話を聞く麩菓子のようなイベントが行われた。だってそうだろう。自分は大学入ってからというもの98円の”ごつ盛り塩焼きそば”(麺130グラム)ばっか食っているし、朝起きが苦手になりすぎて朝食と昼食の境目をぐちゃぐちゃにしてしまっている(ブランチ)。情けない。意識が低い。意識の低さは大学に入ってから変わってしまったのかと考えたがそんなことも無かった。自称進学校と呼ばれる他称はモヤい高校(モヤいの定義は聞かないで欲しい)に入学した自分は全ての意識をバレーボールに使っていた為それ以外の事ではまるで猿のような生活をしていた。にしてもバレーボールという競技は恐ろしい中毒性を持っていて、文字に起こすと【色のついた球を地面につかないようにするだけのこと】のはずなのに2年間ちょいを全振りする価値があるものだった。後悔はしていないが明らかに学業など部活以外のことに関する意識は低かった。働きアリの法則というものがある。アリをよく働くアリ、普通に働くアリ、働かないアリ、に分けると絶対に2:6:2になるとのことであり、例えばその働かないアリだけを集めてみるとまた2:6:2になり働くアリも働かないアリも出てきてしまうという法則である。これを高校教師から聞いた。聞いた私は『そうか、私は働かないアリなのか、、働きアリになるには働かないアリで徒党を組むしかないのか、、』という先生の希望に添えているか分からない解釈をしてサボりアリで徒党を組もうとしたが次の日起きたら、いや待てよ、俺はアリじゃない、人間だしな、と先生の希望に添えた解釈でまた色のついた球を追いかけていた。何が言いたいかというと、猿だったということである。そして、そんな猿に難しいアリの話をする学校は流石に”モヤい”し、モヤい学校のせいにしたいところだがそんな学校にも働きアリはちゃんといたので自分の意識の低さは昔から存在していたなあということである。(裏を返せば部活に対する意識は大学一年生五月の生活くらい高かった)そんな自分は受験期になってやっと”気づいた”側の人間である。後天的では無い、時間軸上のありとあらゆるターニングポイントを軽く扱い過ぎていたようだ。理系か文系を選ぶときにも仲良い子がどっちを選択するかで自分の進路も決める女子を横目に見て『友達で文理選択とかwwwwwちょwwwwwマジすかwww』と思っているくせに自分は数学が好きというだけで理系を選んだ。(補習はほぼ参加。好きと得意は全く違うのである)数学が好きと言っても計算が大好きとかじゃなくインテグラルとかシグマとか一々厨二心を刺激してくるし何より文系教科のやつらの覚える作業が苦手だった。今思えば、文理選択を委ねられるような友情って凄いなとも思う。とか、大学選ぶときも【バレーボール強いかどうか】とかいう指標で考えていた。おかげで受験した三つの私立大学の共通点は『バレーボールそこそこ強い』くらいしか無く、校風も偏差値も三つで振れ幅がエグかった。親に心配されて色々調べてもらったのを覚えている。感謝。受験する学部も理学部と工学部は漢字だからムズそう。カタカナ入っている学部が面白そう!という終わり上げている理由だった。A-1(浅はかワン)グランプリがあったら予選通過はまあ余裕だろう。というように、、話が逸れたがオーキャンでそんな人間に何を聞いてもやはり無駄なわけで、質問を繰り出す純粋な高校生の目を直視出来ないことに罪悪感を感じたりしていた。だからと言って勉強に逆全振りして授業中水泳ゴーグルをつけるのにハマっていた時期(猿人期)は後悔していない為「色々な大学見て、ちゃんと将来のこと考えた方が良いよ」なんてことも言えず、「とりあえず、高校楽しんで!!」というアドバイスをした。我ながらカンペキである。何を書こうと思ったか忘れてしまった。まあアドバイスした高校一年生3人組も「学校の課題だから来ただけっす!」と清々しいセリフを口にしていたので多分猿人だったと思う。
こんな猿の惑星の話をしたいわけじゃない。猿の一面も人の一面も持っていると思っているし。あの質問してきた意識の高そうな高校生も、これを読んでいるあなたも大人だろうが何だろうがアンテナが鈍い所はあるわけで、サヘラントロプスチャデンシスなのだ。とにかくオープンキャンパスはあんな小難しい説明や質疑応答よりもキャンパスの清潔感、自堕落な大学生のモーニングルーティン動画(モーニングの時間もアピール)、とかリアルをお届けするべきである。授業・就職先・受験で必要なテクニックなるものは高校生の親が熱心に聞いてくることが多かった。感覚的には、授業参観で急にいつもより気合の入った授業をする小学校の先生に近い者があった。ノットオープンキャンパス。ノーキャンである。実際自分が高校生でオーキャン行った時、光の速度についての模擬授業を受けた。今だったら少し受けてみたいけど、当時は本当に眠らないように何とかした、くらいしか覚えていない。それくらいの事だったという事である。ただでさえ、男子高校生は覚えることがたくさんあるのだ。少ない脳みその容量を部活と好きな女の子と下ネタに全振りしているのに大学の知識なんて入る隙間なんぞ無いに決まっている。とにかくそんなイベント『オーキャン』をやり遂げた。頑張れ受験生。猿人のサヘラントロプスチャデンシスが新人のアウストラロピテクスになっていったように人類は少しずつ時間をかけて進化していると思うから伝えなかったが、進化していない自分と同じくらいのレベルの猿人受験生へ。学部名にカタカナが入るからって勉強が簡単で面白いなんて簡単な考え方しちゃだめだぞ!!!痛い目見るぞ!!!サヘラントロプスチャデンシス!!(高1の時この言葉知っていたらきっと世界史専攻だった。響きが良すぎる。)

オーキャンでスタッフとして高校生からの質疑に答えている時、同級生と受験理由みたいなの言い合ったが、そこら辺にいた奴らに軽薄な理由を笑われてしまった。なんか最近はそういうのが多い。ジャージで登校して笑われるとか、エンジェルラダー見つけて喜んでいたら笑われるとか、カレーの定義が分からないって話したら笑われるとか、学食の冷麺風冷やしラーメン(¥517、他に比べると高えよ)が美味すぎて毎日食べていたら笑われるとか、2リットルペットボトルを持ち歩くと笑われるとかそんなやつ。一応言っておくがあれはひとつもウケ狙ってないからな。面白がるな。逆にウケて欲しい【仰向けに寝ている時物凄い屁をしたら空中に浮いた件についてwwwww(ノンフィクション)】の話は誰も笑わなかったし、【すね毛碁盤の目状に剃ってみたwww】は女子は言わずもがなウケず男子でもウケる派と引く派で抗争が起きてしまった。全部剃って終戦させた。ラブアンドピース。別に誰がって訳じゃないし、イライラしている訳じゃないがそんなおもろいか?ってことは良くある。人を笑っていると自分の首絞めて大変だぞ。すね毛は確かにグロかったから謝るが、カレーの定義について語り合いたいし、冷やしラーメン(¥517、やっぱり高いかも)も普及したいし、あなたもエンジェルラダーが綺麗に見える日が来るかもしれないじゃないか、そういう対話をしたいのにと思ってしまう。みんながやっているものに染まるなとかそんなロックじみたことは口にしないが、「何考えているか聞かせてみぃ、自分?」である。まあそんなことは本当にどうでもいいのだが、この前ラーメン屋(バイト先)で頑張るおっさんを笑う輩がいて、呆れたというか、嫌悪感というか、感じた。優しく腰が低いおっさんが逆に苦しく、イライラと謎の涙は止まらず、帰りの車国道で80キロくらい出している時車も人もいないし『夜間通用口/PK shampoo』のアウトロで思いっきりハンドルどっちかに切ってやろうかなっていう衝動に駆られたが、『高円寺ブス集合/東京初期衝動』で我に返った。『高円寺ブス集合』が命を救ってくれるナンバーになるとは、、、。(※自殺願望とか持ったこと一度も無いのでご安心ください、衝動)何を言いたいかまたまとまらない、とにかくしょうもないニュースとかいちいち情報に踊らされちゃって人傷つけるとか全力の奴らのことを好き・嫌いって言わず正しい・間違いって言うとかそんなんじゃなくて、おもろいことで笑っていこうよと思った。うん。これはなんかメモっておこうと思った気がする。色々なハブ空港とも呼べる話題を通ったが言いたいことはこれだったと思う。とにかくクールジャパンみたいな流れ、やめちゃおうぜ。汗かこうぜ!
中学時代無茶苦茶な同級生がいて、そいつは本当に無茶苦茶すぎて学校の壁体当たりで壊したり、あの強力で恐ろしいベルトサンダー(木削って成形するやつ)を壊したり、、とまあパワー系の奴がいた。超頭脳派クール系参謀キャラの俺とは裏腹に彼は超肉体パワー系デブキャラだった。『謎解きバトルTORE!』の壁の間だったら間違いなく問題を壁を押し切ってでもクリアするタイプだ。そいつは今年の五月ごろ自分の勤めている会社の役員?お偉いさんが会社の金を持って飛んだとか言う話をしていた。何故か分からないがそんなシリアスな話もすべらない話化しており、聞いていたみんな笑っていたのを覚えている。よく考えるとやばい話だし、間違いなく被害はあるはずなのに笑い話にしていた。恐るべし、パワー系。よくよく聞いたらうんこ漏らしても萎えずに笑うタイプらしい。やっぱそうあるべきだと思う。健全な日本人ならば、人にどうこうする前に、うんこをしっかり漏らして大声で笑ってみんしゃい!という事である。ちなみに私は超頭脳派クール系参謀キャラなのでみんなよりも早くうんこを漏らさないようになったし、漏らしかけても二分位耐えることが出来る。

内容が沢山あろうがなかろうが映画は長く感じたり短く感じたりしないが、生活は別である。内容の多さと因果関係は無いが相関関係は大いにあると思う。内容が無い毎日ではすぐに忘れてしまう。忘れてしまうと短く感じてしまう(気がする)。覚えていない寝ている時間そうであるように。という訳でnoteにここ数日の出来事を書こうと思って書き始めたのである。短く感じようが長く感じようが色々あるが書いておけば加速度を少しでも小さくすることは出来るんじゃないかなと。何か考え方に変化があったり何かが合った時にnoteを書いていた(下書きになんか色々記憶にない日記もあるが)。でも、なんでもいいしそんなの適当でいいし、月刊雑誌は月一回だけど小学校の時書いてた学級新聞は不定期だったじゃないか。一か月に一回だったときもあれば一週間に二回書いた時もある。書きたいときに何かいてもいいし、無理して書くものじゃない。学級新聞なのだ。

色々考えています。スマホにイラついたり(いつも唱えているスマホ消えろ論を次回は書こう)、夏になっていく空に感動していたり、色々考えたりしている。考えないまま思い通りにいかなくて悔しがるとか、せっかく生きている中スマホに自分の位置を踊らされるなんて冗談じゃない。冗談じゃないのだ。そんなに視力も下がっちゃいないし感受性だのなんだのも長方形の薄っぺらい板に持っていかれるほどボケちゃいない。

人らしくおもろい夏にしよう!!
サヘラントロプスチャデンシス!!

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