古代や未来、異世界に由来する能力を現代でそのまま使うのは結構リスキー
◆概要
【古代や未来、異世界に由来する能力を現代でそのまま使うのは結構リスキー】は「戦闘」に関するアイデア。
古代や未来、異世界に由来する能力は、すなわち古代や未来、異世界に最適化されているはずだ。ゆえに現代社会で使うにはオーバースペックかもしれないし、現代人では負担に耐え切れないかもしれない。また、予想外の副作用が起こるおそれもあるだろう。いずれにせよトラブル必至!
◆事例研究
◇事例:特撮ドラマ「仮面ライダークウガ」(第7-8話)
▶1
特別な力を手に入れた主人公・五代。彼はそのスーパーパワーを使ってクウガに変身し、怪物と戦うようになった。
そして第7話、怪物との戦いで苦戦する中、「ペガサスフォーム」と呼ばれる新たな形態に変身できるようになる。ペガサスフォームというのは、大雑把に言えば【視力や聴力がメチャクチャに強化された形態】だ。
ところがペガサスフォームに変身した次の瞬間、五代はもがき苦しみ始めた。何事か!?
じつはあまりにも視力・聴力が向上したため、五代は混乱してしまったのだ。脳に通常の何百倍、何千倍もの視覚情報・聴覚情報がなだれ込んできたのだから無理もない。
▶2
そもそも、クウガとは超古代に存在したヒーローだ。彼は怪物と戦い、見事封印することに成功した。だが西暦2000年、怪物が復活。それに合わせてクウガの力も覚醒し、五代に託されたのだった。
つまり、クウガの力は超古代に由来し、超古代に最適化しているのだ。
いまと比べてはるかに人口が少なく、人口密度も低い。もちろん車など騒音を出す機械もない。そんな超古代にフィットした力をこの騒がしい現代社会で使えば……うーむ、五代が苦しむのも納得だ。発狂するおそれだってあっただろう。
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