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働くって、おもしろい?──インターシップ参加者と講師が語る体験談・想いをお伝えします

MANGO株式会社では、「学生に『自分×社会』を考えるきっかけを提供する」をテーマに、オープン・カンパニーとキャリア教育の2タイプのインターンシップを実施しています。

今回紹介するのは、オープン・カンパニーに分類される1dayオンラインの、デジタル広告運用コンサルタントの仕事の一部を体験する「お仕事体験コース」。マーケティングにおける広告の役割や戦略についての講義から、広告プラン企画のプレゼン&フィードバック、そして現場の社員との座談会まで実施しています。

インターンシップ参加を経て2023年に新卒入社した社員2名と、講師を担当している社員2名に、体験談や参加時の想いなどを聞いてみました。


高家 颯麻(たかいえ そうま)。宮崎県宮崎市出身。大学時代は広島県で過ごす。2022年夏にインターンシップに参加し、2023年入社。入社後は、デジタル広告運用コンサルタントとして従事。

▶2023年新卒社員インタビュー記事はこちら(前編後編

高野 友花(たかの ゆうか)。宮崎県小林市出身。大学時代は熊本県で過ごす。2021年冬・2022年夏にインターンシップに参加し、2023年入社。入社後は、デジタル広告運用コンサルタントとして従事。

木下 義貴(きした よしき)。宮崎県日南市出身。2020年新卒入社。入社後は、デジタル広告運用コンサルタントとして従事している。2021年10月より、学生向けのインターンシップ講師として、デジタル広告基礎の講義を担当。

山本 代来(やまもと ていら)。東京都出身。2022年新卒入社。入社後は、デジタル広告運用コンサルタントとして従事している。2022年9月より、学生向けのインターンシップ講師として、デジタル広告基礎の講義を担当。

▶山本のストーリーはこちら


何をするか、誰と働くか。インターンシップに求めていたのは、自分の働く姿をイメージできること

──就職活動を行っていたとき、インターンシップに求めていたことは何でしたか?

高家:まずは業界や業務についてインプットできることを求めていました。とくに就職活動を始めたばかりの頃は何も知らない状態だったので、インターンシップを通して「どんな会社なのか」「どんなことをしているのか」をしっかり理解できるかを重視していましたね。

次に、一緒に働く人について知ることができるかどうか。座談会などで実際に社員と話せる場があるインターンシップは魅力的でした。

最後は、社長や責任者の話を直接聞けるかどうか。中心になって会社を作っている人だと思うので、自分がついていきたいか判断するためにも重視していました。

高野:私も業務内容が理解できることを第一に求めていました。具体的に何をしているのか、1日を通してどんな仕事をしているのかをあまり想像できなくて。入社してからミスマッチが起きないように詳しく業務内容を理解して、自分が働いているところをイメージできるかどうかを重視していましたね。

後は、働いている人や雰囲気を知ることができるか。自己分析を通して、私にとって気軽に質問できる環境が必要だと思っていたので、業務内容と同じくらい大事にしていました。

──MANGOのインターンシップに参加したきっかけを教えてください。

高家:僕は、「宮崎の企業」「教育/人材」「観光/地方創生」「IT」の4軸を中心に考え就職活動を進めていました。MANGOに出会ったのは、Webで「宮崎 インターンシップ」と検索したときです。ユニークな名前に惹かれたこと、デジタル広告にもふんわりと興味が出たこと、グループ会社のセプテーニグループとの関係性も気になり参加することにしました。

高野:私は2年生の冬と3年生の夏の2回、MANGOのインターンシップに参加しました。最初の出会いは、就職活動を始めるきっかけにもなったリクルーターさんからの紹介でした。

2回参加しようと思ったのは、1回目で悔しい想いをしたのも理由の一つです。人生初のインターンシップがMANGOだったので、緊張や不慣れさからグループワークでなかなか上手くいかなくて。また、1回目参加したときに、仕事内容は難しそうだけど挑戦したい気持ちがあったし会社の雰囲気もよかったので、3年生でがっつり就職活動するときにもう一度参加しようと決意しました。

──参加する前から、広告業界やデジタル広告に興味を持っていたのですか?

高家:強い興味はありませんでした。広告業界=クリエイティブ作成のイメージがあったのですが、インターンシップに参加して広告運用という業務があるということを知りました。数値を見て分析して、改善のために設計して……というPDCAを回していく仕事があるということは、新しい発見でした。数値変動を見ることが好きだったので、僕にとってはいいギャップでした。

高野:デジタル広告業界自体に興味を持っていたわけではないのですが、マーケティングに携わりたかったので、他の企業も「マーケティング」というワードが入っていて気になったところは、業種問わず受けていましたね。


見つかった自分の課題、そして、改善のための挑戦。仕事に通ずる考え方を学んだグループワーク

──グループワークでは、2チームに分かれて検索広告のプランニングを行いました。このグループワークを通して、いかがでしたか?

高家:「どの役割でもできるようにならなきゃ」と、就職活動を進める上でも危機感を感じました。

当時はグループワークの経験が浅く、経験上、副リーダー的な立場になることも多かったので「自分が引っ張る側になることはない」と勝手に思っていたんです。でも、MANGOのインターンシップでは周りも同じタイプだったことで「このままではいけない」と思い、初めてリーダー的な役割を担いました。

このグループワークの後からは、メンバー次第ではリーダーを担当するようになりました。周りのタイプや状況に応じて、動き方を変えるということを学びました。

高野:私は1回目に参加した際、発表に使うスライドの作成で「もっとこうすればよかった」という想いがあり、2回目はスライド作成を担当しました。改善のため挑戦したものの、2回目でもまた課題が見つかりました。

回数を重ねるごとに重要な役割という実感とともに緊張や焦りも出てきて。1人ですべて作成した結果、効率が悪かったと反省しましたね。

1回目で課題が見つかり、2回目で改善のために動いたら、また課題が見つかったみたいな感じでした。今考えると、広告運用にも似ているかもしれません。

──就職活動を進める、社会人になるにあたってヒントになったことはありましたか?

高野:「時間」の重要性を感じました。限られた時間の中でいかに情報を得られるか、必要なことを伝えられるかが肝だと感じました。今の仕事にもつながっていると強く感じます。


人のあたたかさと仕事に対する熱量を感じて、働くことへのイメージが変わった

──インターンシップでMANGOならではだと思ったことはありましたか?

高家:人事部だけではなく、さまざまな立場の社員が登壇していたことが印象的でした。現場の方が講師をしていて、座談会でも業務の話からキャリアの話まで聞けたのは魅力的だと感じました。

高野:充実感と業務イメージのつきやすさが飛び抜けて高かったと思います。デジタル広告が配信される仕組みやMANGOの役割を知った上で、講義とグループワークへ移り、発表のフィードバックももらえたので、自分が働く想像ができました。

──会社の「雰囲気」や「人」についてはどのように感じましたか?

高家:この環境でなら楽しく働けるだろうなと思いました。社員と話せる場があるだけでなく、社員同士のやりとりも見られたので、信頼関係も見えましたね。社員同士の雰囲気が見えたのは就職活動中の学生の立場からするとうれしかったです。

高野:皆さん業務に対して一生懸命取り組んでいて、誇りを持っているんだなと感じました。「広告主様から広告費をお預かりして、商品やサービスを求めている人に届けるためのお仕事」と話していたのが印象的で、責任感が伝わってきました。

──参加前後で仕事に対するイメージは変わりましたか?

高家:ひと言で「働く」と言っても、自分や環境次第で大きく変わるなと思いました。MANGOは企業と学生の相互コミュニケーションが多かったことが印象に残っています。こういう環境だったら自分もいきいきと働けそうだと思いました。

高野:厳かな感じで黙々と作業するというイメージを抱いていましたが、「質問や共有も気軽にできる職場もあるんだ」と印象が変わりました。アップデートも激しい業界だけど、新しい情報や知見を共有し合い、困ったときにも質問しやすい環境があるということがわかったので不安が解消されたように思います。


リラックスしながらも充実感のある1日にするために。講師もともに学ぶインターンシップ

──インターンシップ講師を始めたきっかけについて教えてください。

木下:自身が学生のときにMANGOのインターンシップに参加していたことに加え、広告運用が楽しいと感じているので、その経験を学生の皆さんにも感じてほしいと思ったことがきっかけです。

広告運用の楽しさは、自分が実行した施策の結果がすべて数値として確認できるところだと思っています。

山本:入社後の研修時に、先輩たちのサポートや周りに笑顔を与えている姿を見て「自分も周りの人に影響を与えられる社員になりたい」という目標を立てました。インターンシップ講師の募集があったときに、社内だけでなく社外の方に対しても何か発信して影響を与えられたらいいなと思ったのですぐに手を挙げました。

──講師をする上で、伝えたいことや意識していることは何ですか?

木下:グループワークの発表後にさせてもらうフィードバックで、いつも重ねて伝えているのは「広告費」と「トレンド」についてですね。

僕たちの仕事は広告主様がいて、営業メンバーがいて、はじめて成り立ちます。そして、「広告費」は、広告主様が次なるビジネス成長のために捻出し、投資として預けていただいているお金だと思っています。「広告費」の大切さを伝えることで、責任の重大さを伝えています。講師デビューする前に参加した上司の講義でこの話を聞き、自身の胸に刺さり仕事について改めて考えるきっかけになったので、現在も伝え続けています。

「トレンド」についても「広告費」と通ずるのですが、商品やサービスにはユーザーの需要が多い時期など波があると思っています。広告主様の目的や目標を達成するためには、商品やサービスを理解した上でトレンドも把握し、最適なご予算プランや配信設計をする必要がある、ということを伝えています。

山本:私は、1日を通して学生さんがリラックスして参加できるような雰囲気づくりを意識しています。

インターンシップ開始当初、私は事前に準備していた自己紹介だけだったんですが、木下さんは準備していた自己紹介に加えアイスブレイクの話題にも触れていて、そこで学生さんたちの雰囲気がやわらいだことをひしひしと感じたんです。それから、少しでも緊張をほぐせるように私も意識するようになりました。

──講師をして学んだことや得たものはありましたか?

木下:コミュニケーションは相手目線に立った言葉や表現を使うことで成り立つ、ということを学びました。

この学びは業務にも活きていると感じています。以前は「すべてを伝えなきゃ」と情報量が多くなることも多かったのですが、「わかりやすく端的に伝えるにはどうしたらいいんだっけ」と考えるきっかけの一つにもなりました。

山本:失敗を恐れず挑戦をすることで人脈や視野が拡がる、ということを学びました。通常業務で接点の少なかった人事部と関わることが増えましたし、学生に対しての想いや、入社する・しないに拘わらず納得できる道に進めるようサポートする姿を間近で見て、よりMANGOを好きになりましたね。

社外では、学生さんとの関わりが増えました。インターンシップがきっかけで選考に進んでくれた方に、座談会やランチ会のときに「私と話したい」と言ってもらえて、実際にお話したときは嬉しかったです。

仕事や人生について考えるきっかけになれるように。熱くあたたかい想いを引き継いでいきたい

──参加した2人の話を聞いて、今実際に一緒に働いてみて、いかがですか?

木下:仕事に対する責任感や誇りを感じてもらえたのは、伝えたいことが伝わっているのかなと思います。かなり熱を込めて講義やフィードバックしているので、このように感じてくれたのはうれしいですね。

僕は高家くんと同じ課に所属しているのですが、インターンで業務の一部を学び体験したことで、仕事内容にギャップを感じず働けているのはいいことだと思います。

山本:私は高野さんと同じ課に所属していますが、ありのままの姿で働けているようで嬉しく思います。いつもニコニコ挨拶してくれたり、私も含めいろんな先輩に質問していたり。短い時間ではあるけど、意識していた柔らかい雰囲気を伝えられて、選んでくれてよかったなと思います。

──今後、インターンシップを通して学生のみなさんとどのように関わっていきたいですか?

木下:もちろん当社を選択するきっかけになってほしいと思いますが、それよりも、広告に携わるお仕事に対して少しでも「おもしろい!」と思ってもらえたり、日々の生活で視点が変わったりするようなきっかけになれればうれしいです。

インターンシップでも伝えている「トレンド」の考え方って、人生を通して使えるものだと思っているんですよね。些細なことでもアンテナを張っていると、日常でも、職種に関わらずどんな仕事でも活きていくと思っています。

新しく講師をするメンバーも出てくると思うので、講師側も同じ熱量を持って学生さんと向き合えるよう、想いを引き継いでいければと思います!

山本:引き続き、一方通行ではなく相互のコミュニケーションの多いインターンシップにしていきたいです。臨機応変に、そのときに参加している学生さんたちが学びのある時間になるよう、サポートしていきたいです。


今年も、今回紹介したオープン・カンパニーが始まります。全国どこからでも参加可能ですので、少しでも気になった方は、本ページ下部より詳細をご確認くださいませ。講師をはじめメンバー一同、みなさまにお会いできることをとても楽しみにしております!


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