Ana

ブエノスアイレス在住 タンゴを愛するミロンゲーラ👠 Casa de Anaを家族で営む…

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ブエノスアイレス在住 タンゴを愛するミロンゲーラ👠 Casa de Anaを家族で営む。 ミロンゲーロなタンゴ講師

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コンソルシオの洗礼

やっとやっと長い間私の頭を悩ませていたバルコニーの修理が終わった。 2022年12月31日大晦日、WhatsApp に文具店をやっているマウリシオより連絡が入る。 君の家のバルコニーの一部のコンクリートが落ちた! 😱 大変!!! 急いで下に降りて現場を見る。 通る人を誰も怪我させることなく済んだのが本当に幸いだった🙏 それから主人と二人でバルコニー下のブロックの落ちた部分をロープで囲い、紙にCuidado ☝️と書いて通行人にそこを避けて通るように目標をつくる。 大晦日はカ

    • 後ろ姿に醸し出されるタンゴ

      2ヶ月程前、フェリアでぼーっとしていると、携帯に着信!ピーベ師匠ではないか!!! 耳元で Hola ! と元気な声がきこえました。マエストロはお家に閉じこもっているらしいけど、ご無事で何より! ファミリアは元気?と必ずきいてくれる。 息子のことまでレイは元気?ときいてくれるからピーベ師匠の温かさが伝わります。 El Besoで出会いNiño Bien でも少しずつ踊るようになったころ、雲の上を歩いているような一歩一歩が心地よくて、そのアブラッソにご一緒する楽しみを覚え

      • タイムマシーンがあったなら

        もしタイムマシーンがあったなら、お会いしたいミロンゲーロがいます。 Ricardo Vidortさん🙏 女性が目を閉じシアワセな微笑みを浮かべ全てを委ねて踊る姿を見る時、きっとお相手のミロンゲーロはとっても上手なんだろうな! あの方に踊ってもらえたら!と思ってしまう。 目を閉じ、 お相手の聞いているタンゴの世界とつながり 一緒に旅をするように ! そんな風に踊っている様子を見ているのがどうしようもなく好きなわたし。 Vidort さんの踊るPoemaは、何度で

        • No Estaをききながら💓

          友人からメッセージと一緒に送られて来たタンゴはAlberto Podestaが歌うCarlos Di Sarli のNo Esta でした。 このタンゴに惚れちゃった…😍すごく素敵!!!と ああ、この曲 ! このタンゴは私も大好きで、何度も何度も繰り返しずーっと聞いていた時期がありました。 好きになるきっかけは、いつも素敵な思い出からくるもの。この曲も、2010年のブエノスアイレスで行われたMilongueandoと言うフェスティバルで、Juan Manuel Suár

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          ミロンゲーラはParque Patriciosで👠

          近所にあるお散歩スポットParque patricios.緑の多い大きな公園で私の大好きな場所! Parque Patriciosと言えばFrancisco Canaro のミロンガを思い出す方も多いと思います! 毎週土曜、日曜そして祝日にはFeria(フリーマーケット)が開かれる。ここでは、新品から中古まで雑貨、洋服、アクセサリー、食器、など様々なものが売られていて楽しい! 息子クンがちいさかったころはベビーカーを押して彼の服を探しによく通っておりました。 実はここ

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          アミーゴ カチョ🌞

          カチョは、ダニエルのアシスタント時代、私達の家のクラスに来てくれた生徒さん第一号! 本名はフランシスコ。 みんなにカチョと呼ばれてました。 タンゴが大好きで音楽に詳しくて、クラスに来る度に自分の持っているコレクションの中からCDをコピーして来てくれて、タンゴの音楽を勉強中の私達にオーケストラや歌手の名前、年代、歌詞など様々な事を沢山教えてくれました。 スペイン語も! 私がちょっとイライラしている時にはPaciencia ! Va salir😉我慢!今にできる!と言っ

          アミーゴ カチョ🌞

          懐かしい!初めてのメトロポリターノ選手権

          初めてブエノスアイレス市のメトロポリターノタンゴ選手権に出たのはボエドのお家に住み始めた翌年の2007年。 予選は地元の代表を選ぶべく各ミロンガで行われるから、まだ息子が小さかったので出たい当日にベビーシッターさんを頼み、夜にこっそりミロンガへ出かけて行きました。 私達が、選んだ予選会場はViejo Correoと言う昔郵便局だったところのミロンガで、予選が始まるのは夜中の0時を回ったろなので、エンパナーダでお腹を満たしながら、地元のおじちゃまおばちゃまが踊る濃ゆいタンゴ

          懐かしい!初めてのメトロポリターノ選手権

          Casa de Anaのはじまりは !

          今から15年前、Buenos AiresのBoedo 地区にみつけたこの小さなお家で始まった私達のタンゴな生活! このお家のモデルとなったのは、家から数ブロック先にあるゲストハウスのCasa de Renata さん。 アルゼンチンに移住するきっかけとなった、タンゴの先生Daniel の紹介で今のお家が決まるまでの間お世話になっていました。 Renata さんの恋人はバンドネオニスタのCarlos paso さんで、Carlos さんの奏でるバンドネオンの音色で目覚め

          Casa de Anaのはじまりは !

          Corazón de Papel

          4月は、私の大切な人達の誕生日が沢山集まっている月です。私の誕生日も含めて(笑) 私が大好きで愛してやまないミロンゲーロにEduardo El Nene Masciがいます。 彼も4月生まれでした。 ネネさんはAníbal Toroilo が大好きで、彼の踊るToroiroからはオーケストラがきこえ、いつも優しく包みこまれるようなアブラッソから一転して強いビブラートがかかったと同時に私の軸はここだ!と言わんばかりのボレオをリードする!まるで指揮者のようにも感じるほど音楽

          Corazón de Papel

          Gavitoを教えてくれたひと

          本当に住むことになる前に2回程旅行で訪れたブエノスアイレス。その旅先のミロンガには必ずあのMaestro Carlos Gavito がいて、彼の座るメサには沢山のミロンゲーロが集まっていました。 会う毎にご挨拶をし、いつも私達に「楽しみなさい ! 」と言ってくれたことを覚えています。 私がブエノスアイレスに住む頃にはもう、Gavitoは、遠いところへ旅だってしまっていました。 パレハとしてのタンゴに葛藤して3、4年目が経ったころ、私は自分に合うミロンガを探しに一人でミ

          Gavitoを教えてくれたひと

          ミロンガのことをまだよく知らなかった頃の嬉しくも苦い思い出

          黒いスーツにダイヤモンドのピアス、髪はしっかりなでつけられとってもシックな出で立ち。メサではシャンパンをたしなみながら、お気に入りのオーケストラのタンダが来るまで会話を楽しんだり目の前を通りすぎるパレハの踊りを眺めている。ロンダに出ればゆったりと重厚感のある立ち姿、深々としたアブラッソでゆっくりと動き、目を閉じ気持ちよさそうに踊るお相手の女性と醸し出される世界は、そこだけひときわ違う空気が流れているようで目が釘付けになってしまう。 あの方だ !!! あの方はブエノスに来る

          ミロンガのことをまだよく知らなかった頃の嬉しくも苦い思い出

          今日からnoteをはじめます!

          何か深ーいご縁があって15年前にアルゼンチンはブエノスアイレスにやって来ました。本当のタンゴに近づきたくて、本当のアブラッソに恋こがれて、先生に出会うために。 コロナによりこんなにも長く踊れない日々を過ごすことになってしまうとは、、、 思ってもみなかった。 踊ることをとったら何もなく 自分は何のためにここにいるの?と とっても空っぽな自分を感じてどうしようもなくなっていたこの頃。 だから今までの道のり、私の愛するタンゴのこと、仕事、家族、大切な友だち、大好きだった

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