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タンゴな思い出

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後ろ姿に醸し出されるタンゴ

後ろ姿に醸し出されるタンゴ

2ヶ月程前、フェリアでぼーっとしていると、携帯に着信!ピーベ師匠ではないか!!!

耳元で Hola ! と元気な声がきこえました。マエストロはお家に閉じこもっているらしいけど、ご無事で何より!

ファミリアは元気?と必ずきいてくれる。

息子のことまでレイは元気?ときいてくれるからピーベ師匠の温かさが伝わります。

El Besoで出会いNiño Bien でも少しずつ踊るようになったころ、雲の

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No Estaをききながら💓

No Estaをききながら💓

友人からメッセージと一緒に送られて来たタンゴはAlberto Podestaが歌うCarlos Di Sarli のNo Esta でした。

このタンゴに惚れちゃった…😍すごく素敵!!!と

ああ、この曲 ! このタンゴは私も大好きで、何度も何度も繰り返しずーっと聞いていた時期がありました。

好きになるきっかけは、いつも素敵な思い出からくるもの。この曲も、2010年のブエノスアイレスで行われ

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ミロンゲーラはParque Patriciosで👠

ミロンゲーラはParque Patriciosで👠

近所にあるお散歩スポットParque patricios.緑の多い大きな公園で私の大好きな場所!

Parque Patriciosと言えばFrancisco Canaro のミロンガを思い出す方も多いと思います!

毎週土曜、日曜そして祝日にはFeria(フリーマーケット)が開かれる。ここでは、新品から中古まで雑貨、洋服、アクセサリー、食器、など様々なものが売られていて楽しい!

息子クンがちい

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アミーゴ カチョ🌞

アミーゴ カチョ🌞

カチョは、ダニエルのアシスタント時代、私達の家のクラスに来てくれた生徒さん第一号!

本名はフランシスコ。

みんなにカチョと呼ばれてました。

タンゴが大好きで音楽に詳しくて、クラスに来る度に自分の持っているコレクションの中からCDをコピーして来てくれて、タンゴの音楽を勉強中の私達にオーケストラや歌手の名前、年代、歌詞など様々な事を沢山教えてくれました。

スペイン語も!

私がちょっとイライラ

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ミロンガのことをまだよく知らなかった頃の嬉しくも苦い思い出

ミロンガのことをまだよく知らなかった頃の嬉しくも苦い思い出

黒いスーツにダイヤモンドのピアス、髪はしっかりなでつけられとってもシックな出で立ち。メサではシャンパンをたしなみながら、お気に入りのオーケストラのタンダが来るまで会話を楽しんだり目の前を通りすぎるパレハの踊りを眺めている。ロンダに出ればゆったりと重厚感のある立ち姿、深々としたアブラッソでゆっくりと動き、目を閉じ気持ちよさそうに踊るお相手の女性と醸し出される世界は、そこだけひときわ違う空気が流れてい

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懐かしい!初めてのメトロポリターノ選手権

懐かしい!初めてのメトロポリターノ選手権

初めてブエノスアイレス市のメトロポリターノタンゴ選手権に出たのはボエドのお家に住み始めた翌年の2007年。

予選は地元の代表を選ぶべく各ミロンガで行われるから、まだ息子が小さかったので出たい当日にベビーシッターさんを頼み、夜にこっそりミロンガへ出かけて行きました。

私達が、選んだ予選会場はViejo Correoと言う昔郵便局だったところのミロンガで、予選が始まるのは夜中の0時を回ったろなので

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Corazón de Papel

Corazón de Papel

4月は、私の大切な人達の誕生日が沢山集まっている月です。私の誕生日も含めて(笑)

私が大好きで愛してやまないミロンゲーロにEduardo El Nene Masciがいます。

彼も4月生まれでした。

ネネさんはAníbal Toroilo が大好きで、彼の踊るToroiroからはオーケストラがきこえ、いつも優しく包みこまれるようなアブラッソから一転して強いビブラートがかかったと同時に私の軸は

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Gavitoを教えてくれたひと

Gavitoを教えてくれたひと

本当に住むことになる前に2回程旅行で訪れたブエノスアイレス。その旅先のミロンガには必ずあのMaestro Carlos Gavito がいて、彼の座るメサには沢山のミロンゲーロが集まっていました。

会う毎にご挨拶をし、いつも私達に「楽しみなさい ! 」と言ってくれたことを覚えています。

私がブエノスアイレスに住む頃にはもう、Gavitoは、遠いところへ旅だってしまっていました。

パレハとして

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