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妄言

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日々考えたことや考えなかったことを書いています
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2019年12月の記事一覧

僕は欠く部分を書くことで補っているのかも

人が生きる上で大切なものっていくつかあると思うんですが「表現」もその一つだと思っています。表現を通じて、社会と繋がったり、自己承認が進んだり、それでお金を稼いでいる人もいるわけです。 ただ難しいのが「何を表現したいのか」「何で表現したいのか」を見つけることです。これは難しい、いやほんとに。「あなたのやりたいことは何ですか」と尋ねることとほぼ同義。ほぼ人殺し。 結論としては「色々経験して、色々試行錯誤して、自分の心地よいものを探すしかない」に落ち着いてしまうと思うんですが、

テキストメッセージで句点付けない人ってキレてるの?

ライン、フェイスブックメッセンジャー、チャットワーク、スラック、、、チャットアプリがめちゃめちゃ氾濫してますよね。僕も日々、仕事や私生活で利用しています。非常に便利な反面、チャットアプリならではのストレスが大きくなっているように感じます。 一番わかりやすいのは「既読」のあれこれ。既読がついたのに返事がこない。1ストレス。僕は何か機嫌を損ねるようなことを送ってしまったのだろうか。2ストレス。しばらく経ってからアプリを開くが相変わらず返事が返ってきておらず。3ストレス。発狂しそ

嘘か本当かなんて水で薄めてしまえば

こないだイオンのフードコートに行ったんです。ラーメンを注文しました。正確にはラーメンの餃子セットでした。ご飯もついてくるよう。 注文した後、そのままフードコート内に設置されているドリンクバー?へ。紙コップを手に取り、ドリンクバーの指定の位置へセット。ほうじ茶(冷)のボタンを押しました。勢いよく出てくるほうじ茶(冷)。おや、ほうじ茶(冷)のようなものは確かに出ているけれど、同時に水のようなものが出ています。 そういえばファミレスのドリンクバーでコーラのボタンを押した時も、コ

自分は変な人だなんて、変なこと言うんですね

「俺って変わってるんですよ」と言う人、周りにいませんか。そんなセリフを聞くと僕はその場から逃げ出したくなります。 それって言い換えると、 「俺って普通人がしないようなことをする人なんですけど、そんな自分は人より優れていて、そんな自分が大好きなんです。でも普通の人の感覚も持ち合わせているので、自分が変わっている性分なのも知ってるんです。俺のバランス感覚ってすごいでしょ?」 だと思うんです。その場から逃げ出したくなりませんか。僕の性格が悪いだけですか。 そういう人を見ると「こ

揺れる身体、揺らぐ印象。

あなたはいま喫茶店にいます。目の前には最近仲良くなった友人。休日の昼下がりにティータイムと洒落込もうと意気込んでやってきた2人は、注文したコーヒーを待っています。店内にはいかにもカフェっぽいBGM。あなたはどう振る舞いますか。 僕なら間違いなく、BGMに合わせて身体を揺らします。 なぜそのような行為に及ぶのか。それは「BGMに身体を委ねて揺れている人は周りから印象良く見える」という僕の確信めいた何かです。音楽に乗せて思わず身体を揺らしてしまう人に悪い人なんていますか。いま

飲み会の予定調和を壊したい

忘年会シーズンですね。 毎年毎年、年忘れするから進歩がないのでしょうか。 ベタすぎて今更言うのもアレなのですが、忘年会をはじめ、飲み会での空気の読み合い、疲れませんか。特に疲れるのが、大皿の上に残されたラスト1個のカラアゲ。かれこれ20分前にはみんな気づいているのに、誰も箸を伸ばさないあの何とも言えない空気。カラアゲが宙に浮いてしまっている状態。いや実際には浮いてないんですが。実際に浮いてたら怖いよ。 あの場の空気に耐えられないんです。「あと1個しかないカラアゲを何食わぬ

人柄に合った表現は、生々しくて面白い。

思いつきでnoteを毎日更新し、1週間が経ちました。 これまでも他の媒体で文章を書いたりしていたのですが、今回の1週間で気づいたことがひとつ。 「安易な面白さに逃げていたな」と。 書きたい題材は生活の中に転がっているのですが、いざ書き始めてみると、あんまり筆が進まなかったりするわけです。今までの僕なら、妄想を振り絞ったり、クセのある表現を使ったりして、何とか文章を膨らませていたのですが、そうするとどうしても嘘っぽくなってしまう。陳腐なものになってしまっていたなあということ

橋本環奈が普通の女子高生役なのはさすがに無理がある。

タイトルで僕の言いたいことはほぼ述べました。橋本環奈さんも役者業が中心になってきて、アイドルイメージを脱しつつありますね。最近テレビを見ていると、はしかんさんが出ている映画のCMを目にします。GENERATIONSのさわやかボーカルこと片寄くんと出ている「午前0時、キスしに来てよ」。わざわざ0時にしなくても良い気がしますが、それは本筋ではないので置いておきます。夜型の生活なんですかね。 片寄くん演じる国民的スーパースターと、はしかんさん演じる普通の女子高生のラブストーリーら

「好きなことで生きていく」の生きづらさ

「好きなことで生きていく」という言葉を耳にすることが増えました。もともとはYouTubeの広告のフレーズなのかな。 何者にでもなれる世の中は、裏返せば何者にもなれない可能性を孕んでいます。「好きなこと」「やりたいこと」がないばかりに、自分は何者なのかを求めて右往左往。周りと比べて落ち込んだり、病んでしまったり。最近は、そういう学生さんをよく見かけます(仕事でよく学生さんの面談をしたりするので) 周りからも「好きなこと」「やりたいこと」を求められるし、それがない自分にコンプ

承認欲求と上手く付き合う

昨日の記事に「スキ」がいっぱい付きました。ありがとうございます。どんどん通知が来るので、とても嬉しい気持ちになりました。でも同時に怖くなりました。承認欲求が満たされていく感覚が何だか気持ち悪かったのです。 noteでいう「スキ」。FacebookやTwitterでいう「いいね」。投稿したものにこれらがつくと「〇〇さんは私に共感してくれている。認めてくれている」と感じます。承認欲求が満たされていきます。脳内でドーパミンがバーッと出ます。これはほぼ麻薬。 これが行き過ぎてしま

R-1ヨーグルト様に陶酔している

R-1ヨーグルトってあるじゃないですか。毎日飲めば、免疫力が爆上がりすると噂のアレ。昨年の夏頃に2ヶ月間入院していたこともあり、退院後はお守り的にR-1を飲み続けています。 1日1本飲み始めてから、確かに体調を崩しにくくなっている気がします。少し無理をして体調を崩しかけても、大崩れしない。免疫が高まってる感を感じずにはいられません。 スーパーなどで定期的に5本くらいまとめて買うのですが、陳列棚から買い物かごに移す所作も板に付いてきました。 先日薬局に行き、いつものようにR

サンタをどうお招きするかについての考察

クリスマスイブですね。みなさんの元にはサンタが来るでしょうか。 そもそもサンタが住宅内に入ってこれるような動線設計は組めているでしょうか。夢も希望もない現代では、ファンタジーあふれるサンタの需要はますます高まっています。サンタの入室、プレゼント設置、退室までの快適な動線設計。それをサンタに提供できる部屋は、プレゼントを獲得しやすい傾向にあります。逆に提供できない部屋では、サンタがこっそりトイレで大をかまし、プレゼントも置いていかず退室してしまうでしょう。   ではどうやって「

「自信なんて必要ない」とか言われても自信のない人はうろたえるしかない

先日、noteで他の方が書いた記事を流し読みしていました。noteのアルゴリズムがたまたまそういう気分だったのかもしれませんが「自信」についての記事が多かったです。 なんだか最近「自信なんて必要ない」という記事をよく見かける気がします。記事の流れはだいたい以下のような感じ。 新しいことに向かって行動するときは誰も自信なんてない →いくら考えても自信は生まれてこない →自信という概念そのものが行動しない言い訳を作り出している →行動することでしか自信は生まれない →初めは小