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毎日note

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400字以上の毎日note(内容は雑多)をまとめています。2021年12月からはじめました。2023年5月8日から、土日祝日を除く週日更新です。
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2022年1月の記事一覧

普段は怠ける日曜日だけど。

土日どちらかは予定を入れないようにしている。目覚まし時計をかけず、好きなだけ眠りたいから。普段は使っている2個の時計のアラームをオフにする瞬間はニヤニヤする。「私の眠りを妨げるものは何一つないのだ…!」と眠りにつくのが至福の瞬間だ。 一方で、そうはいかない日ももちろんある。今日がそうだった。外出ではなく、オンライン(Zoom)での予定が入っていた。これからはこういった機会が増えていく。少なくとも、これからの5か月間はそれが通常になっていくんだろう。どうしてかというと、THE

学びは、つづいていく。

コンビニの複合機の前にしばらく立っていた。後ろに人が並んでいないことにホッとしながら、数百枚の用紙が束になって重なっていく様子をじっと眺める。白黒印刷1枚10円、カラー印刷は1枚50円。欲を言えばカラーがいいのだけれど、5倍の値段にため息をついて白黒を選んだ。 印刷しているのは、バトンズ・ライティング・カレッジ(バトンズの学校)で提出した最終課題のフィードバック。PCやタブレット端末で読むこともできるけど、やっぱり紙で読みたい。出力するとき、一度の印刷量が100枚以上の場合

お気に入りの色を装備する。

このあと、マニキュアを塗る。 たまにセルフネイルをすることがある。といっても、グラデーションや柄など凝ったことをするわけではなく、基本的に単色を塗るだけのシンプルなものだ。自分の中でドストライクの色と出会えるとしばらくそればかり。ちなみにお気に入りは、日本画用絵具の老舗、上羽絵惣さんの胡粉ネイル。塗りやすいし、カラーバリエーションも豊富。 ネイルで思い出す、大学時代のある先生の話を少ししたい。 その人は、女性の非常勤講師で、文章の書き方についての講義を受け持っていた。厳

はじめましてじゃないけど、はじめまして。

はじめましてではないんだけど、はじめまして、な状況が生まれるようになった。 zoomやteamsなどによるオンラインの対話は、珍しいことではなく、もう当たり前のことになっている。オンラインでしか会ったことがない人も、すごく増えた。 一方で、オンラインで数回やり取りを経た後、対面で会う、という機会も少なからずある。画面上でお話ししたことがあるのに、いざリアルで会うと、面識があるのに初めてあったような感覚も湧き上がるから不思議だ。同じ空間にいること、自分と並んだ時の目線の重な

潜る、潜る、潜りたい。

本を読んでいると、時折「あ、潜っている」という感覚になるときがある。 文章を目で追っているうちに、頭の中にありありと映像が浮かび上がる。自分のイメージで創り上げられた登場人物たちがうろうろと歩き始める。周りの雑踏がずいぶん遠くで聞こえてくる。 浅瀬に足を入れて鼻歌を歌いながら歩いていたら、突然「どぼん」と落ちていくような感覚。けどそれは全然怖いことじゃない。ちょっとびっくりしちゃうけど、むしろ、熱くも寒くもない水に包まれて、気分が良い。 「どぼん」は、場所を選ばない。自

一足早い春、たくさんの本に出会ってきた。

やっぱり本がたくさんあるとわくわくする。 渋谷PARCOの8階で開催されている『本屋さん、あつまる。〜春〜』のブースに行ってきた。 フロアに足を踏み入れた瞬間、広がる本、本、本。各書店ごとのブースに並ぶ選書は、見慣れないものも多くてまじまじと眺めているだけであっという間に時間が過ぎていく。 そして入り口から見て左奥の壁一面には本棚が広がっていた。本好きの方々が選書した本が本棚のスペースごとに並んでいる「本棚に書店」のコーナーだ。 特に楽しみにしていたコーナー。それぞれ

いい人はいい人でも、"都合の"いい人だったのかな。

あっ、と気づいたのは昨年の大掃除の時、漫画しかない本棚を整理していた時のこと。漫画『進撃の巨人』の11巻分がごっそり無い。全34巻。倒すべき相手が、巨人から人間へ、国へと展開していく様を慄きながら読んでいたら、なんだかあっという間に最終巻が出た。壮大なスケールの物語の完走に、ただただ驚いた。 誰かに借りパクされたわけではない。そもそも持っていなかったのだ。友人の単行本を借りて読んでいたから。2013年4月、漫画『進撃の巨人』のアニメ第1期が放送された時、私は高校3年生。当時

読書のベストポジション。

寝る直前、布団に潜った状態で本のページをめくる。捲るために布団から出している両腕がひどく冷たい。氷水か? と思うくらいキンキンに冷えた空気に晒しているからだ。耐えられなくなって暖房をオンにする。寝る時に消し忘れないようにしなければ。起きたときに喉が乾燥してしまう。読み進めているうちに、だんだん瞼が重くなってきた。暖房を消す。本を閉じ、枕元に置く。そのまま気づくと意識が遠のいて、朝になっている。 * 寝ながら本を読むとき、そのポジションにいつも悩まされる。仰向けのまま本を読

ポジとネガに、良し悪しはない。

「ポジティブか、ネガティブか」、という観点は、「良いか、悪いか」の言い換えになっているのではないか。 今読んでいる本にそんなことが書いてあって、確かに! と驚いて思わず姿勢を正した。日々ネガティブであることよりも、ポジティブであることの方が良しとされている雰囲気があるし、自分もどこかその感覚を持っていたと思う。 会話の中で思わず「ネガティブなこと言っちゃってごめんなさい」と謝ったこともあるし、「ああ、いますごくネガティブ! 嫌だなあ」と真夜中にウジウジしてしまうこともある

31本目のnoteです。いまの私はてんやわんや。

数えてみたら、このnoteが31本目だった。 「毎日note」と称してひっそりはじめたこのnoteが、実質1ヵ月続いたことになる。腹痛と課題で大みそかと三が日は諦めたけど……。(あと、感想文のnoteはノーカウントです) つい先ほど、バトンズの学校の有志オンライン懇親会があり、わいわい楽しくみなさんの話を聞いたり、喋ったり。黙々と「カリッと堅揚げポテトチップス やみつきガーリックバター味」を食べ、ビールを飲んだ。 楽しい時間を過ごした一方で、内心てんやわんやにもなってい

「真っさらな私」を渡したい。

名刺をつくる。渡す機会がなかなかないことはわかっている。でもつくる。デザインを考える。文字の級数、色、余白。55×99ミリの小さな世界でも、考えることはたくさんあって、こだわるのが楽しい。 本業とは別、社外でライターとして活動するための名刺だ。自分の名前の下に、「ライター」と入れる。はっきり明記する名刺は初めて。正直最初は作る気がなかった。本業でも「書く仕事」はあって、そこで使う名刺だけで十分かなと思っていた。 でもライティングスクール「バトンズ・ライティング・カレッジ(

森薫先生の落書き集『SCRIBBLES(スクリブルズ)』を手に入れました。

最寄駅の中にある本屋。平積みされた単行本を見て走る衝撃。完全に情報を見逃していた……と1番上にある単行本を手に取る。漫画家・森薫先生の落書き集『SCRIBBLES(スクリブルズ)』だった。 スクリブルズは落書きという意味だという。文字通り、漫画ではなく、これまで森先生が描き連ねてきた落書きをまとめてある。落書き、と言ってもこのクオリティが、落書き……? と目を見張る。鉛筆画とはいえ圧巻の筆力、伸び伸びと描かれた、迷いのない線。1ページに1枚ずつの掲載! まだパラパラとしか読

本日最後のあんバタークロワッサン。

「あっ、今日これでラストなんですよ」 店員さんが、私からあんバタークロワッサンを1つ受け取りながら言う。まだ13時半くらいなのに、売れるの早いなあ。続けて「温めますか?」と聞かれたので、間髪入れずに頷く。少し離れた場所にいた別の店員さんが、「人気だなあ」と漏らしたのが聞こえた。 あんバタークロワッサン。あんことバターが挟まったクロワッサン。最近よく足を運ぶカフェに来るたび目に入っていたけれど、注文するのはこの日が初めて。いつもご飯を食べてから割とすぐに来たり、パンよりデザ

貼り紙が増えるということは。

通ってるジムが3周年を迎えた。グランドオープンした時に入会したので、ジムに通い始めて3年経つことになる。おしゃれだし、24時間空いてるし、アクセスも良い。1回目の緊急事態宣言の時は長期でお休みにもなったけど、行きたい時に行けるのが便利だ。 3年の間にマシンの位置が変わったり、新型コロナウイルス感染防止対策のためにアクリル板が設置されたり。消毒液の入ったボトルの数も増えた。 色々変化はあるけど、特に変わったなあと思うのがオープン当初に比べて、貼り紙が増えたことだ。 「プロ