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読書のベストポジション。

寝る直前、布団に潜った状態で本のページをめくる。捲るために布団から出している両腕がひどく冷たい。氷水か? と思うくらいキンキンに冷えた空気に晒しているからだ。耐えられなくなって暖房をオンにする。寝る時に消し忘れないようにしなければ。起きたときに喉が乾燥してしまう。読み進めているうちに、だんだん瞼が重くなってきた。暖房を消す。本を閉じ、枕元に置く。そのまま気づくと意識が遠のいて、朝になっている。

寝ながら本を読むとき、そのポジションにいつも悩まされる。仰向けのまま本を読むと腕が疲れてくるので、身体を左右に傾けてみたり。枕の上にクッションを重ね、高さを出して少しだけ起き上がった状態にしてみたりする。下手すると肩が凝りそうだと少しドキドキしながら読む。これまで「この体制がベスト!」と思ったことは一度もない。

そもそも寝ながら読むな、という話かもしれないが少しずつでも良いから本を読み進めたい時は寝る直前がちょうどいい。読んでる本がページを捲る手が止まらなくタイプだと無我夢中になり、予想以上に睡眠時間を削ってしまう危険性もあるけれど。やめられない止まらない。

だがしかし、最近は結局、椅子に腰かけ、テーブルに肘をついた状態で読むのが一番集中できることに気づいた。たぶんこれがベストポジションだ。最寄り駅近くにできたカフェがあまりにも居心地がよく、本当によく足を運ぶ。多い時は週に2~3回。そこで読みたい本を2、3冊持っていって併読しているとグングン読み進められるのだ。やっぱり腰を据えて、「読むぞ!」と気合を入れたほうが、身になるんだろうか。

とはいえ、ゴロゴロしながら読むことをやめるつもりはないのだけれど。

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