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はじめましてじゃないけど、はじめまして。

はじめましてではないんだけど、はじめまして、な状況が生まれるようになった。

zoomやteamsなどによるオンラインの対話は、珍しいことではなく、もう当たり前のことになっている。オンラインでしか会ったことがない人も、すごく増えた。

一方で、オンラインで数回やり取りを経た後、対面で会う、という機会も少なからずある。画面上でお話ししたことがあるのに、いざリアルで会うと、面識があるのに初めてあったような感覚も湧き上がるから不思議だ。同じ空間にいること、自分と並んだ時の目線の重なり方、服やメイクで生まれる雰囲気。

会った瞬間は、少なからず驚きが生まれる。きっと、会う前に相手に対して仮説を立てているからだろうと思う。実際オンラインでコミュニケーションを取るときは、パソコンやタブレット、スマホの画面サイズのビデオ、音声しか情報は無いと言っても過言では無い。カメラの画質や角度、バーチャル背景、イヤホンマイクの有無、そういった要因で与える印象は結構変容する。勝手に相手がこういう感じの人じゃないかと予想し、仮説を立てている。

そしていざ対面で会えた時、情報量の違いにびっくりしてしまうのだ。初対面じゃないのに、初対面のような錯覚。仮説が100%合っているなんてあり得なくて、そのギャップが驚きを生み、そしてその驚きが、会話の弾み方にも少なからず影響を与えるんじゃないかなと思う。

最近はまた組んでいたスケジュールに対して、中止や延期、自粛という選択肢が増えてきた。(感染予防対策は当然として)周りを見渡すと、迫ってきている、と思う。しばらくは、ちょっとずつ仮説を積み重ねながら、いつかそれが驚きとなる瞬間をじっと待ち続けよう。

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