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毎日note

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400字以上の毎日note(内容は雑多)をまとめています。2021年12月からはじめました。2023年5月8日から、土日祝日を除く週日更新です。
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600本のnoteを書きながら、ずっと頭に浮かんでいた「何のために書いているんだっけ?」が解消された話

毎日更新しているnoteが、600本になった。つまり毎日書くようになって、600日経った。 現在は土日祝日はお休みの週日更新だけど、それでも書き続けている自分をどこか誇らしく感じている。 一方で、苦しいときもある。いや、ほとんどそうで、自分の文章に目をつむりたくなったり、顔から火が出そうになったり、時に開き直りながら、書いている。 魂が抜けたような、死んだ目をしながら、なんとかポチポチとキーボードを打ったり、スマートフォンをスワイプしながら文章を書くことがしょっちゅう。

明日から夏休み

2024年8月9日(金) 晴れ 洗面所のほうから、「わあっ」と大きな声がしたので、おどろいて「なに!?」と言いながら駆け寄った。 彼が洗面台の前に立っているだけで、特別なにか事件が起きたようには見えない。けがをしたとか、なにかモノが落ちたとか、そういった様子は確認できなかった。 ん? と目線をやると、彼はちょっと照れたように笑って、「夏休みが終わりに向かっていく事実が受け入れがたくて」。だからつい声を出してしまったと言う。 思わず、ええ…? と、「なにそれ?」といった

モーニングに行こう

2024年8月8日(木) 曇り時々晴れ 出勤前に、喫茶店でモーニングを食べることにした。わたしより一足先に夏休みに入った彼も一緒だった。 生活をともにする前は、よく「朝活」と称して朝の時間帯に出かけていた。いっとき取り憑かれたように、「モーニング」へ行きたくて行きたくて堪らなかった時期でもある。金曜日に実家よりもずっと会社から近い彼の家へ泊まりに行く。土曜日の朝に、浅草の定食屋やイートインコーナーがある近所のパン屋で朝ごはんを食べていた。 目が覚めたら飲み物だけ飲んで、

紙の上で悩みたい

2024年8月7日(水)  曇りのち雷雨 会社の最寄り駅近くのファミレスに行く。 「ご自由に席をお選びください」という紙が目に入り、従った。2人だったけれど、あとから後輩が合流するので4人掛けのソファ席を選ぶ。 テーブルの上には、季節限定の料理が掲載された紙のメニューが1枚。桃のパフェが大きく掲載されている。なんだか今年の夏は桃のパフェをよく見る気がする。例年通りなのかどうなのか、そのときはよくわからなかった。 それ以外のメニュー表はなく、タブレットが壁側に沿って設置

写真月報(2024年7月)

2024年8月6日(火) 曇り 7月は、居住環境が変わってから2カ月目。引き続き、生活環境を整えた。どんどん気温は暑くなっていく、否、暑いままだし、「不要不急の外出は控えましょう」とニュースでよく聞く。一方で、オーストラリア・メルボルン(写真は別途更新しようと思う)や京都など、遠出もした。 京都では、友人が勧めてくれた『お皿とスプーン』でおなかを満たした。ツキノワグマのお肉(赤ワイン煮込みだったはず)といっためずらしい食材を味わう体験ができた。 7月の初旬。暑いことはわ

誰かの「めんどうくさい」が仕事になる

2024年8月5日(月) 晴れ 「誰かの『めんどうくさい』を仕事にして、金にして、飯食ってるんだよ。要はね」 飲み会で一緒になった男性がそう言った。社外かつ目上の人だ。とある会社のビジネスモデルがおもしろく、すばらしいという話をした。ほかの人たちが敬遠してしまうような工程を一手に担う。それが利益になるという具合で、「見事としか言いようがない」と唸っていた。自分も興味深く聞かせてもらう。そのあとの言葉だった。 たとえばライターも、誰かの「文章にするのめんどうくさい」「書く

ゴミの日のおかげで早起きできる

2024年8月2日(金) 晴れ 金曜日となると、心なしかそわそわしてしまう。理由はシンプルで、明日が土曜日だから。 しかも明日は、特に用事がない土曜日。ことさらどう過ごそうか?と、仕事をしつつも、ぼんやり頭の片隅で考えていた。 土曜日は、何も用事がなくても早めに起きる。 燃えるゴミの日だからだ。 実家は24時間開放されているゴミ置き場があるマンション。利便性に甘えて、年末年始以外にゴミを捨てる日への意識は薄かった。 今住んでいるマンションは決まった曜日の朝、ゴミを

まだまだ新鮮なことはある

2024年8月1日(木) くもりのち晴れ 8月になった。朝礼で社長が「今年も残り5カ月となりました」と言った。来るとわかっているのに、どうしてこんなに新鮮に驚いたり、嫌がったりしてしまうんだろう。毎度月が変わるたび、こうも同じような感覚に陥るのは本能的なものなのだろうか。 特に社会人になってからは、月が変わるタイミングを喜べたことはあまりない気がする。休みが多ければ別。それでも学生のころより純粋に楽しめないときもある。頭の片隅に仕事の締め切りがチラついたり、そういう理由で

更新頻度と信頼の関係

2024年7月31日(水) 晴れ時々曇り、のちゲリラ豪雨 noteの冒頭に、日付と天気(あくまで自分の行動範囲内)を書くようになって7日経つ。天気を書こうとすると、毎回書き始めは自信が無い。「晴れ……てたよね? あ、途中曇っていたなあ」とかそんな具合だ。たった数時間前のできごとでも、記憶っていい加減だなあと思ってしまう。 そして今日は雨晴れ曇りの天気オンパレード状態だった。帰りは文字通りバケツをひっくり返したような豪雨に見舞われた。珍しく彼と帰りが一緒になったけれど、雨の

薄暗い部屋

2024年7月30日(火) 晴れのち曇り、雨・室内にいたので暑さは洗濯物を干すときと取りこむときだけ感じた(暑い) 洗濯物を取りこむついでに、換気のために窓を開けた。クーラーで、体がことのほか冷えたので、開けている間だけ止める。 とたんに、どんどん部屋が暗くなっていって、窓の外からゴウゴウと風が吹く音がした。いつかカラス除けのために物干しざおに括りつけたディスクが、激しくはためいているのが見えた。 我が家は晴れていると陽の光がよく入って、とても明るい。それがふと気づくと

「人を呼べる家」を目指したら、家のことがもっと好きになった

2024年7月29日(月) 晴れ・身の危険を感じるほど暑い 引っ越しをしてから2ヶ月が経過した。このタイミングで、自宅に来客があった。学生時代の友人が数人、わざわざ来てくれたのだ。 身内以外の来客は初めてで、しかも彼は友人全員と初対面。それもあって、待ち合わせの時間が来るまでの間、互いに家の中はずっとソワソワとした空気で満ちていた。 友人たちとごはんに行こうと話していた日に、隅田川花火大会が開催される。それを知ったのが、招待のきっかけだった。「もしかしたら花火が見えるか

〝自分ごと〟にすることが楽しむためのトリガーなのかもしれない

2024年7月26日(金) 晴れ時々曇り・暑い 先週の土曜日、初めてTOKYO-BAYのIKEAに足を運んだ。 このIKEAはとても大きい。行ったときに純粋なIKEAだ、と思った。混じりっ気のない、ザ・IKEAというか。 2階がショールームになっていて、さまざまなシーンを想定した部屋、またリアルなユーザーによる部屋のレイアウトを再現したものが展示されていた。あとはレストランもこの階にある。 1階はインテリアと生活雑貨、商品倉庫がある。2階のショールームで展示されている

朝の読書時間増やしたい

2024年7月25日(木) 晴れときどき曇り・日中は全身に熱気がまとわりついて暑い 出社する朝の準備はだいたい2パターンに分かれるようになった。彼が出社するか在宅ワークかどうかに左右される。 今日は後者で、そうなると自分が先に起きて、洗顔、着替え、メイクまでしたのち、朝食の準備。彼が出社の際は朝食の準備が最初になる。 どちらが良いかと考えると、なんとも甲乙つけ難いのが不思議だ。 実家にいる頃より朝は時間に余裕がある。通勤時間が短くなったけれど、起きるのはけっこう早いか

天気といとなみ

2024年7月24日(水) 晴れ、ときどき雨とくもり・日中は全身が包み込まれるように暑い ついこの間、古賀及子さんのZINE「私が愛するあなたの凡庸のすべて」を読み終わった。 あとがきを読んで知ったのだけれど、このZINEは古賀さんがファシリテーター役だった「日記をつける三ヶ月」というワークショップの期間内である、2024年1~3月に書いた日記を、まるっと掲載したもの。同ワークショップは下北沢にある日記屋 月日さん主催のもので、期間内に計5回、参加者とファシリテーターによ