ポジとネガに、良し悪しはない。

「ポジティブか、ネガティブか」、という観点は、「良いか、悪いか」の言い換えになっているのではないか。

今読んでいる本にそんなことが書いてあって、確かに! と驚いて思わず姿勢を正した。日々ネガティブであることよりも、ポジティブであることの方が良しとされている雰囲気があるし、自分もどこかその感覚を持っていたと思う。

会話の中で思わず「ネガティブなこと言っちゃってごめんなさい」と謝ったこともあるし、「ああ、いますごくネガティブ! 嫌だなあ」と真夜中にウジウジしてしまうこともある。自虐的に「ネガティブ」というワードを使っている。日本語にすると「否定的」「消極的」となるし、暗い雰囲気は拭えない。でも100%、ネガティブが悪いことかと考えてみると、そんなこともないと思うなあ。

ネガティブな思考の時、悪い未来しか予想できなくなる。うまく行く気がしない。不安。でもそれって、「じゃあその未来を回避するには? もしその未来が実現してしまったら、そのあとどう対処すべき?」と見方を変えると結構違ってくる。可能な限りの準備をしたりとか、丁寧な行動に変換することもできる。

もし「ポジティブ」だけ台頭したら、なんだかそれはすごく息苦しい。ポジティブもネガティブも、価値観の一種になっていて、その2つの間を揺れ動いている。ポジティブもネガティブもあって当然で、そこに、良い悪いの判断基準は無いんだ。

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