ぞうぶぅ@サッカー戦術編

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第25回 JFL 第22節 鈴鹿ポイントゲッターズ 戦展望

鈴鹿は6勝5分8敗の勝点23で13位。前回対戦は4/9第5節アウェー四日市で対戦。それまで枚方は開幕3連勝と波に乗っていたが、開始早々6分、鈴鹿の左→右のオーバーロードによりマリック選手がマークを外され、フリーで10番がシュートを打たれるがここは寺沢選手がパンチングで防ぐ。だがそのクリアボールをエースストライカーの7番に決められ先制点を許す。更にそこから14分、鈴鹿が右サイドを起点に中央へパスを回され10番が16番へ浮き球スルーパス。芝本、生駒選手が振りきられ16番に追加点を

    • 第25回 JFL 第4節 FCティアモ枚方4-1東京武蔵野ユナイテッドFC 雑感

      この試合の良かった点は、枚方の選手たちの距離間の良さだろう。攻撃時は最終ラインからのビルドアップも上手く、サイドからチャンスを何度も作り出し、特に前半で左FW島津選手が2得点を決めたことで、選手達の自由なプレーが見られ、試合の主導権を握れた事が大きかった。また、選手同士のコミュニケーションが非常に良く、攻守ともに密集状態でのプレーでも、しっかりと間合いを取りながらプレーしていた印象があった。 守備面でも枚方は相手の攻撃を受けると、選手達はコンパクトに距離を取りながら守備陣を

      • 2022年 11月5日 奈良クラブ 1-0 ヴィアティン三重 感想

        はじめに、この試合の感想を改めてnoteへ書いた理由は、当初YouTubeのJFL公式チャンネルのこの試合のライブ配信及びアーカイブ動画がところどころでカクつきがあり、私がTwitter上で濱田社長へ改善の要望をし、数日後にキレイな動画を再アップして頂けたので、その時からこの試合の感想をnoteへ書きたいと思っていたが、なかなか書くことができずようやく今に至ってしまったからである。ここで、濱田社長並びにJFL公式チャンネル様へ改めてお礼を申し上げたい。 さて、この試合を振り

        • カタールW杯55/64試合見た感想のまとめ

          グループA 第1節 🇶🇦0-2🇪🇨 🇪🇨個のテクニックと上手さしたたかさは分かっていたけど、そこに組織化されたパワー&ラッシュまでも加わった迫力満点のカウンタープレスとショートカウンター。1点目の右サイドのポジトラからの縦縦縦の突破の破壊力で完全に目が覚めた! これで南米4位てどんだけ~w グループB 第1節 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿6-2🇮🇷 🇮🇷の5バックローゲーム思考もそこをぶち破る🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿の圧倒的破壊力。結果論だがこれなら🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿にリスペクトし過ぎず🇮🇷のやり

        第25回 JFL 第22節 鈴鹿ポイントゲッターズ 戦展望

          JFL 第15節 FCティアモ枚方 プレビュー

          第14節 FCティアモ枚方 2-3 ソニー仙台FC まさに2-0のスコアは最も危険なスコアだということがまざまざと思い知らされたこの試合。中盤からの崩しに定評のあるソニーがゴールを決め出すと、恐ろしく強いチームへと変貌することがこの試合では改めて証明された。枚方は4分、52分と右CKから先制点、追加点を上げると、CF9番にボールを収めるサッカーだけではなく、中央やサイドからもよい攻撃をこの試合では60分頃までは見せていた。それまでソニーも中盤を崩すまでは前進できるもののなか

          JFL 第15節 FCティアモ枚方 プレビュー

          2022年 7月31日 奈良クラブ 2-0 高知ユナイテッドSC 感想

          △3/19 第2節 奈良クラブ 0-0 HondaFC △3/27 第3節 奈良クラブ 0-0 ラインメール青森 ●4/9 第5節 奈良クラブ 0-1 FCマルヤス岡崎 △5/1 第7節 奈良クラブ 2-2 クリアソン新宿 ●5/21 天皇杯1回戦 奈良クラブ 0-1 HondaFC ●5/29 第9節 奈良クラブ 0-2 東京武蔵野ユナイテッドFC △6/26 第13節 奈良クラブ 0−0 ソニー仙台FC ○7/31 第18節 奈良クラブ 2-0 高知ユナイ

          2022年 7月31日 奈良クラブ 2-0 高知ユナイテッドSC 感想

          JFL 第18節 高知ユナイテッドSC プレビュー

          第16節 東京武蔵野ユナイテッドFC 1-3 高知ユナイテッドSC 前節の新宿戦では、71分にCKから左WB16番の左足で蹴ったボールを長身左CB3番が頭で合わせ、第10節しまね戦以来となる勝点+3を獲得した高知。開始早々からその勢いのままハイプレスとハイラインで武蔵野を圧倒。2分には、武蔵野がまだ落ち着かないところを右サイドのスローインから高知が押し込み、右ST8番の打ったシュートがCF9番に当たりコースが変化。さすがに武蔵野のGK1番も反応しきれず先制点となるゴールを幸

          JFL 第18節 高知ユナイテッドSC プレビュー

          2022年 7月23日 HondaFC 1-1 奈良クラブ 感想

          またしても、HondaFCに勝つことができなかった奈良クラブ。しかし、今期行われた過去2試合と比べても非常にレベルが高く、内容面や精神面でもかなり改善して向上されていた箇所が随所に見られた。そして、選手全員の戦う姿勢が全面に出ていて、とても素晴らしい試合だったと言えるのではないだろうか。それでは、今回は最初にこの試合のスターティングメンバーを紹介していこう。 奈良クラブは、前節滋賀戦よりボランチの国領選手から片岡選手、左WGの森選手から加藤戦への変更があった。 奈良クラブ

          2022年 7月23日 HondaFC 1-1 奈良クラブ 感想

          JFL 第17節 HondaFC プレビュー

          第15節 ソニー仙台 0-2 HondaFC 第12節の新宿戦を1-2で敗戦を喫してしまって以来、いわゆる天皇杯使用のベストメンバーから、選手の入れ替えに着手して新たなチーム編成を模索しはじめたHondaFC。それでも、第13節武蔵野戦、第14節ホンダロック戦を連勝する辺りはさすがJFLの門番たる所以か。この試合ではCF9番と左ST19番の前線2人を変更して挑んできた。試合の序盤はソニーのプレスからショートカウンターを受けることもあったものの、6分では、左WB4番へのオーバ

          JFL 第17節 HondaFC プレビュー

          2022年 7月17日 奈良クラブ 2-0 MIOびわこ滋賀 感想

          無事に試合が開催されて良かった… これがこの試合の一番の何よりの思いだ。そのため、試合の当日であっても不安を払拭することはなかった。それは、他の興行でも当日の数時間前になって急遽興行の中止を宣告されたという現実をまざまざと目の当たりにしてきたからだろう。結局のところこの試合は予定時刻内で無事に開催された訳だが、このことを知ったのは試合開始時刻より数時間後のかなり遅い深夜の時間帯だった。これは私事なので仕方がないのだが… この試合のスターティングメンバーを試合前に見たとき、

          2022年 7月17日 奈良クラブ 2-0 MIOびわこ滋賀 感想

          JFL 第16節 MIOびわこ滋賀 プレビュー

          第14節 FC神楽しまね 2-2 MIOびわこ滋賀 滋賀はHondaFC、大分、三重を相手に立て続けに勝ちを収めて3連勝としたが、そこから良い流れをキープできず高知に引き分け、そして、前節FC大阪には0-4で大敗してしまう。そこで迎えたのがこのしまね戦。しかし、開始すぐの8分に中途半端なクリアボールをしまねに拾われて失点してしまう。その後はしまね以上に前掛かりとなった滋賀が、後方からしっかりと繋いでボールをサイドへ散らしながら試合のペースを握りだす。そんななか、16分には、

          JFL 第16節 MIOびわこ滋賀 プレビュー

          JFL 2022 前半戦を振り返り

          今期のJFLも暫定的ではあるものの半期を過ぎた。ここで奈良クラブを一度振り返ってみる。まずは第1節から15節(天皇杯2試合含む)までの結果を改めてここで再確認してみると… 奈良クラブ公式HP一部抜粋 5月8日 天皇杯奈良代表 奈良クラブ 2-0 天理大学 橿原 5月21日 天皇杯1回戦 奈良クラブ 0-1 HondaFC ロートF このように6勝6分2敗という結果となった。前半戦を振り返ってみると、第5節のホーム岡崎戦での敗戦が最初の大きなターニングポイントではなかっ

          JFL 2022 前半戦を振り返り

          2022年 7月2日 鈴鹿ポイントゲッターズ 0-4 奈良クラブ 感想

          長島 滉大 選手 2ゴール!1アシスト! この試合のマン・オブ・ザ・マッチはもちろん、誰に聞いても長島選手であるということは間違いないだろう。長島選手が個の力で打開して豪快に2ゴール1アシストを決めてくれたことは本当に素晴らしかった。そして、公式記録では気温27.9℃、湿度82%とあるが、おそらく実際のスタジアムの体感温度はもっと暑かったのではなかっただろうかと容易に想像ができる。そんなサッカーをする上では過酷過ぎる環境のなかでの長島選手の2ゴール1アシストは、チームに与え

          2022年 7月2日 鈴鹿ポイントゲッターズ 0-4 奈良クラブ 感想

          JFL 第14節 鈴鹿ポイントゲッターズ プレビュー

          第3節 鈴鹿ポイントゲッターズ 2-0 クリアソン新宿 新宿のシュート数が12本に対して、鈴鹿は前節の高知戦から中2日で、しかもスタメン8人を変えるという、いわゆるターンオーバー的な布陣でこの試合を挑んできたために、攻撃が上手く噛み合わず鈴鹿のシュート数は3本と、この試合では新宿に試合の主導権を握られてしまった。しかし、36分、新宿はPKのチャンスを得るがまさかのノーゴール。すると、鈴鹿が68分にショートカウンターで後半途中のHTに交代して入ったFW19番が先制点となるゴー

          JFL 第14節 鈴鹿ポイントゲッターズ プレビュー

          2022年6月26日 奈良クラブ 0-0 ソニー仙台FC 感想

          勝てば首位と勝点で並ぶこの試合を奈良クラブはソニーに勝てなかった。しかも、場所はロートフィールド奈良である。なぜだろうか。まずはこの試合のシュート数を見てみると10本(前半3本+後半7本)と数は打っている。では、シュート数10本のうち枠内シュートはどうだったかを見てみると… (以下敬称略、番号反映せず) 寺村→相手陣内右サイドへ大きく金子昌が少し中へ運び前方の右サイドまで走り込んだ片岡へ→片岡バックパス→都並 ゾーン3手前付近右サイドで都並大きくクロス→ペナ内前左で右SB

          2022年6月26日 奈良クラブ 0-0 ソニー仙台FC 感想

          JFL 第13節 ソニー仙台FC プレビュー

          6/8 天皇杯2回戦 横浜FC 3-3 ソニー仙台FC ダイジェスト版のみ視聴だったが、J2相手の横浜に対して3ゴールを奪ったシーンはいずれも素晴らしかった。しかし、それ以外で特に気になったのが、20分、59分のシーン。詳細が分からないので状況など不明瞭だが、いずれも横浜が自陣でボールを保持しているところから、ソニーのほとんどの選手が相手陣内へ進入してプレッシングからボールを奪い、最後はシュートを打っていたからだ。格上のチーム相手にこのような状況を作り出せるソニーの積極的姿

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