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暗い海を渡るのは誰しもが恐い。 震えながら舵をとることを誰も褒めやしない。 ならずっとこ…
最初で最後の失敗作。ダメ1号とは奴のこと。 計算も出来ず、まともに走れず、マナーも今ひと…
※この小説には一部暴力的かつグロテスクな表現があります。 バサンはただ1人雪の中を歩いた…
いつも1人にならぬよう、笑顔と元気を絶やさない。 その度心の荷が増えてって、体と心が重く…
むかーしむかし、あるところにそこそこイケメンのお兄さんとまぁまぁ美人なお姉さんの兄妹が山…
滾りはいつも熱から始まる。 熱は思考から体へ駆け巡る。 頭から手へ足へ、やがて胸へとやっ…
ここ最近は疲れてばかりだ。大規模なプロジェクトに新人の教育、そして残業の嵐。増えるのは給料とタバコの本数。世間からは充実しているからいいじゃないかと言われそうだが俺ももうすぐ40歳、これ以上の充実は事実上負担でしかない。ここ最近じゃ早期リタイアなんて言葉も聞くが、それをする勇気もない。どうしてだろう、俺に足りないのは一体なんなんだろうか。 ある日の夜、急に目が覚めた。もう深夜の1時か、2連休で良かった。たまには深夜にうろついてみるか。俺はパジャマの上から厚手のジャンパーを着
いつの事だろうか。子供の頃からずっとその巨人とは近くにいた。この村のものなら誰しもそうだ…
深く暗い海の中で、ただ1人歩き続けてる。かつては海賊をしていた。別の海賊との戦いにより全…
武街道(ぶかいどう)。この道を通り抜いた者は最強の称号を与えられる。かつてこの国の王が、優…
この町には何にもない。 コンビニも、カラオケも、ファミレスもない。 変哲もない一本道、交…
※この小説には過激な暴力描写が含まれる事がございます。また、登場人物、場所、団体などは全…
とある天使は大罪を犯した。その罪は重く、口に出すことも、記すことも許されない。天使は神の…
昔々、あるところに青ずきんという美しい少女がおりました。青い瞳に長い黒髪、華奢な長身は見るもの全てを魅了しました。一方で性格は大変暗く、いつも無表情でした。親の言う事は一切聞かず、お使いにもいった事がありません。 ある日のこと、青ずきんは1人しゃがんで川をじっと見つめていました。すると、森の奥からそれはそれは怖いオオカミが現れました。オオカミは青ずきんに話しかけます。 「お嬢さん、こんなところで何をしてるんだい?」 すると青ずきんはこう返しました。 「魚を見てた。魚は