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鼓動

滾りはいつも熱から始まる。

熱は思考から体へ駆け巡る。

頭から手へ足へ、やがて胸へとやってくる。

心の臓は耐えきれず、まずは平常を捨てた。

やがては何よりも早く、何よりも大きくなろうと慌て始める。

その焦燥が主にしか理解できと知りながら、鼓動の滾りは続いてく。

冷める理由を探しながら、それまで鼓動は終わらない。


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今回の小説の元になった作品はこちらから↓

 




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