〈ネタバレ無し〉ほぼ真実!世界一の不可思議な家!『ウィンチェスターハウス』感想🎬
〈去れ〉
どうも!じきどらむです!
まず始めに皆さんは“ウィンチェスターミステリーハウス”を知っているだろうか?
ホラーや心霊系が好きな人はもちろん知ってると思うが、もしかしたらホラーの類が得意じゃない人でも名前を聞いたことがあるかもしれない。
テレビでも特集されたことがあるぐらい有名なアメリカにある世界一の不可思議な作りをしたミステリーハウスです!
現在では観光地ともなっているこのウィンチェスターミステリーハウスは何故ここまで世界中で有名になったか、そしてその原因は何だったのかを映画で描いています!
実際にあった不可思議な出来事を後世の人に伝えるのには完璧な構成で学べる点が多い映画でした。
ホラーが得意すぎる人は「怖くない」と一刀両断するかもしれませんが
この映画の魅力は“実話を元にしている点”です!
今回はその魅力を伝えたいので『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』を紹介していきたいと思います!
こちらが予告です⤵︎
分かりやすいあらすじ
増築し続けないと、死ぬ…。
娘、夫を突然の病気で次々と亡くした未亡人サラ・ウィンチェスターは、ウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れる為に毎日24時間、妄信的に増改築を繰り返し、彼女の住む屋敷は500の部屋を有する奇怪な屋敷へと変貌を遂げていた。
サラの言動を訝しく思った経営陣は精神不安を理由にサラから経営権を奪うため、精神科医のエリックを屋敷に送り込む。亡霊の存在に懐疑的だったエリックだったが、毎晩、怪奇的な現象に苦しめられ、次第に追い込まれていく。不審に思ったエリックが屋敷を調べると厳重に閉じられ禍々しい部屋があることを発見する。
ウィンチェスターハウスに巣くう亡霊の正体とは何なのか…?
このあらすじでも分かる通り、映画のあらすじとしてもなかなか興味を惹かれますよね。
ですが、これほぼ実話なのです…!
真実の出来事を映画向けに少し脚色していますが、あらすじのほとんどが実話なのです!
皆さんもかなり興味を惹かれると思うので詳しく書いていこうとおもいます!
ウィンチェスター家について
まず「ウィンチェスター」という言葉を聞いた事がありますか?
この言葉から連想するのは“ウィンチェスター銃”もしくは“ウィンチェスター・ライフル”といった銃を思い浮かべる人も多いかもしれません。
この“ウィンチェスター銃”を製造していたウィンチェスター社は、アメリカの西部開拓時代、コルト社と共に“西部を征服した銃”と称される銃器の開発で有名になった企業です!
1873年、オリバー・ウィンチェスターという人物が、ウィンチェスター・ライフルを開発しウィンチェスター社を設立しました!
世界中の戦争や紛争で大ヒットしたウィンチェスター・ライフルのおかげで、ウィンチェスター家は巨万の富を築き大富豪の仲間入りを果たしました。
ところが、その結果奇妙な出来事が起きました。
1866年に娘のアニー、1880年に1代目であるオリバー、1881年に2代目息子のウィリアムが相次いで死亡したのだ。
ひとり残された妻のサラは、孤独と喪失感に苛まれるようになり、ある霊媒師に助言を求めた。
霊媒師はサラに、一家の不幸は「ウィンチェスター銃でこれまで命を奪われてきた人々の呪い」のせいだと告げた。
霊媒師はこれまで亡くなった人々の霊魂を鎮めるため、このように助言した。
「呪いで死なないため、犠牲者の魂の居場所を作るため、家を増築し続けなければならない」
これを真に受けたサラは、コネチカット州からカリフォルニア州に引っ越し、家を増築させ続けた。
1884年から、彼女が亡くなる1922年までの38年間365日24時間、22人の職人によって絶えず休まず、屋敷は増築続けたといわれてます…!
ウィンチェスターミステリーハウス
映画のモデルとなったウィンチェスターミステリーハウスはスケールが大きく大変ですが詳しく説明していきます!
●正式名称
Winchester Mystery House
●住所
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ525 サウス・ウィンチェスター通り
●広さ
総面積:24,000平方メートル(東京ドーム2個分)建物面積:72,000坪、7階建て
●部屋
総部屋数:160、舞踏室:2、寝室:40、浴室:13、金庫室:6、地下室:2
●設備
ドアの数:2,000枚、窓の数:10,000枚以上、暖炉の数:47、階段の数:40、煙突の数:17、エレベーター:3
いや、品川プリンスホテルかよ!って言うくらい異次元の家ですよね(笑)
もともと8部屋しか無かったのですが何十年もひたすたら増築したら敷地は東京ドーム2個分の敷地に増えるのですね…!
特徴や多数のギミック
これらの部屋や設備だけでも充分奇妙な作りですが、この屋敷には部屋や設備の数だけでなく、いくつものユニークなギミックが満載してます!
その中でと代表的なものを紹介していきます!
・天井に突き当たる階段
・天井にある手すり
・床に設置された窓
・開けたら壁のドア
・2階に設置された開けた先に足場のない即、外のドア
・廊下ピッタリに納められた馬車
・扉の横にもうひとつ小さな扉
・細すぎる廊下
・ヘアピンカーブの階段
・壁に突き当たる階段
・上がって降りるだけの階段
・開けると壁の棚
・ドアノブのないドア
・床部に設置された屋根
・床のない部屋…など
常人では考えられない家の作りですよね!今回紹介した以上の多数のギミックがウィンチェスターハウスには存在するので気になった方は是非足を運んでみてください!(笑)
13の数字
サラは“13”という数字と、“クモの巣”のモチーフに尋常じゃないこだわりを持っていて、屋敷内のあちこちにそれらを取り入れています!
・クローゼットのフックの数が13、またはその倍数
・階段の段数が13
・シャンデリアのライト数が13
・浴室の数が13
・扉に打ったクギの数が13
・窓に設置された13色の石
・排水溝の数が13
・クモの巣が施されたティファニー製の窓
しかも屋敷に使われている調度品も建材も、一流のものばかりで増築を重ねたこの家の床や天井の高さは、ちぐはぐにズレていることもざらだったといいます。
また、この奇妙な家は屋敷の奥に作られた「降霊室」と呼ばれる部屋で、霊と相談しながら、サラ自身が設計をしていたのだという話もあります。
サラの徹底的なこだわりにもはや狂気を感じますね…。
ウィンチェスターミステリーハウスを上空から見るとこんなに大きいのです…!
莫大すぎる建設費
ウィンチェスターミステリーハウスの建設費は1922年当時で約550万ドルも使用されていました!
当時の金額を現代の金額に変換出来るサイトがあるので、そのサイトで現代の金額を調べてみることにしました!
金額と年号を打ち込んで調べると…
83525339ドルと表示されました!
これを日本円に換算すると…
9,040,365,068 円でした!
約90億円ですよ!
38年間365日24時間で家を増築させていたので、とんでもない金額がかかるのは分かっていましたが約90億円もかかるのですね…!
まとめ
『ウィンチェスターハウス』★★★★☆
世界でも類を見ない程不可思議な真実を知れる映画です。
実際にアメリカまで行きウィンチェスターミステリーハウスまで足を運ぶのは大変なので、映画でその不思議な事実を楽しめるのは最高です!
ですが、アメリカに行った時は是非遊びに行きたいですね!
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『ウィンチェスターハウス』公式サイトはこちらです!
参照 FILMAGA NAVEA
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