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#6 自分の機嫌を左右している元凶

 メンタル管理の為に、「こころ日記」というスマホアプリを使い始めた。

 きっかけは、なんとなく自分の気分の浮き沈みが激しいと思っていたから。
 一日のうちでも機嫌が大きく上下し、身体がついていけずクタクタになってしまうことだってあった。
 そこで、なんとか原因を見える化して対策しようと、記録を始めたということだ。

 使い方は至ってシンプル。
 その日の気分を5段階評価で示し、メモ欄に気分を影響するきっかけとなった出来事をささっと入力するだけ。
 後はアプリが自動的に記入された内容をグラフ化してくれるので、一週間・一ヶ月・一年の気分変化推移を楽々把握出来る。


 そして使い始めてもうすぐ2ヶ月。
 早速、自分の機嫌が左右されている決定的な要素をいくつか見つけた。


 まずは気圧

 これは本当に分かりやすかった。

 雨天はほぼ決まって気分が悪く、特に降りそうで降らないようなムシムシとした日はいつも最高に不機嫌だった。
 こんな日はダラダラと思い悩みやすい。が、晴れるにつれて悩みもケロッと消えていく。

 まるで一種の呪いのようだ。
 低気圧、恐るべし。


 次に体調

 風邪といった病気がなくても、ストレスで疲労感が溜まれば具合も悪くなってしまう。
 こればかりは仕方がないと思うが、イライラしてつい感情的になってしまうのは気を付けなければならない。

 殊に夜はごちゃごちゃと考えやすいので、さっさと布団に入ってしまうのが一番だ。
 身体がバテている時はスタミナがつく食べ物をたっぷり食べるのも良いだろう。

 実際、仕事で疲れて帰宅時はぐったりしていたが、その晩大量に焼肉を食べたらすぐに元気になったこともあった。


 後は考え方の癖

 これがかなりの曲者なのだ。

 私は昔から、ちょっとしたことでも、芋づる式に過去にあった嫌なことを次々と思い返してしまう悪い習慣を持っている。
 それが酷い時は、フラッシュバックや過呼吸でさえ起こす。

 悶々と自己嫌悪しても全くの無意味で、百害あって一利なしだーー
 そう頭で分かっていても中々直せずにいた。
 が、アプリの記録を見て「自分はなんて人生の無駄遣いをしているのだろう」と改めて思い知った。

 そこで私が自分なりに試したことは「無理矢理逆の考えをする」こと。

 例えば、「失敗してしまった、もうダメだ」の思いを「また頑張ればいいさ」に置き換えたり、
 「私は嫌われ者だ……」と考えたら「いや、この前〇〇さんがわざわざご飯奢ってくれたし、〇〇さんはプレゼントをくれた。嫌いな人にそんなことはしない、私は愛されている」と、優しくしてくれた人達の顔を思ったり、
 「頑張りたいのになんでやる気が出ないんだろう」と悩む時は「身体が疲れているか気圧が低いからだろう」と、それ以上余計に考えないようにした。

 そうしたら、徐々にご機嫌な日が増えた。
 体調も随分良くなった気がする。


 気持ちをコントロール出来れば自分自身の舵取りも上手くいく。

 環境や出来事に流されず、いつでも私らしくいられる。
 なんて素晴らしい!

 この調子で、これからも気分を記録し続けてみようと思う。


📚不機嫌に勝とう!


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