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【働き方】管理職は20代で着任すべし!

<おじさんDX Vol 416>

明日から新年度という会社も多いでしょう。

新入社員も緊張のひと時と思いますが、これから働く上で少しお節介を😅

良く言われている事に優れたプレイヤーが、必ずしも良い指導者とはならなく、私が見てきた狭い範囲でもこうした現実があります。


タイトルにもあるように若手の前で私の見解を話たのですが、これには一同驚きを隠せなかった様子です。

✅管理職は20代でスタートすべし


幸か不幸か「スライド人事」で私は、27歳で管理職になりました(なっちゃいました)😅

学生時代から小売業でアルバイトをしていたので、接客に関してそれなりに場数こそ踏んでいましたが、紆余曲折の末に辿り着いた会社でその当時、現場の販売員としてそれなりの成績でした。

しかし、いざ管理職となると勝手が違うのです。


自分でやればやるほど手応えのある販売員時代から、スタッフの成績が自分の評価に繋がってくる...。


まるで何かのフィルターにかけられたような手応えの無さ。
個人技ではなくチームとしての成績が問われる。
尚且つ、人も育てなければいけないと...😅


✅『なんだか面倒くさいな...。』
✅『割に合わないな...。』

と、未熟(今も未熟)な私は、当時に思っていました。


売上が作れないスタッフに対しても「どうして売れないのか?」と不思議に思っていたくらいです。


✅どうして20代なのか❓

たまたま実際に管理職になって、いきなり期待される役割を果たせませんでした。これは私の弱さですが、会社に貢献しようと思えば思うほど空回りして泥沼でした。


✅思うように動かないスタッフに腹を立てることも多々あったのです。
✅自分が出来たことが、他人が出来ない=その人の努力が足りないと思ったのです。

運良く色々な試練もあって「違うというコト」にやっと気付くことが出来たのですが、これが30代終盤や40代半ばで気付いたと思ったら...恐ろしい話です。


その間も会社組織は動いていますからね...。


私の知る狭い範囲では、残念ながら未だ失敗しないことが重要視される文化です。チャレンジングな取り組みをしても失敗すれば、チャレンジしたことよりも、何もしなかった方が評価されてしまう文化です。

✅社歴が多くなり
✅経験が多くなり
✅色々なコトを知るようになり

すっかり牙を抜かれた人は多いのです。


良く言えば保守的ですが...。
悪いく言えば『臆病』『事なかれ主義』なのです。


年齢を重ねてから初の管理者の経験となると、それこそ着任する人の負担が大きいだけでなく、失敗しない文化に染まってしまうのです。


これもイノベーションを生めない仕組みの一因ではないでしょうか。




✅経験を積んでからという論理

ある程度の経験がない状況で管理者にするのはリスクがあるというのが一般的な論理です。

まるで修行をしないと管理職になれないような印象ですが、確かに間違っていないのですが、正解とも言えないのです。


これは若手もベテランも双方に油断をする元でもあります。


入社後若手は、スロースタートし長年一般職として働きます。やがて経験を積んでから管理職になるのですが、なんとなくある程度の年齢になったら、管理職かな?...などのような思考。


管理職に着任した後は、スムーズなのでしょうか。いずれにしてもスムーズにコトが運ぶほど甘いケースは殆どありません。


それに...。

✅仕事は、経験年数を重ねた方が良いのですよね?

管理職の仕事は、一般職よりも困難な役割なのですから...。


✅難しい管理職の仕事こそ、経験年数が多くないといけないのでは?
✅難しいからこそ、早い内に管理職になり試行錯誤するのでは?

という個人的な論理になります😁


だから20代の内に管理職に着任しないと、会社組織は弱くなると思うのです。これが伝統的な30代終盤や40代半ばで初管理職となると...どうでしょうか。

もちろん会社組織で管理職になるコトだけが目的ではありませんし、一般職を長年続けることを否定するものでもありません。


しかし、伝統的に何故か若手の管理職が少ない現代の日本はどうなっていますか?



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