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【未来は明るいのか暗いのか】衰退する仕事の話

<おじさんDX Vol 221>

✅最近の風潮に疑問😅

技術革新により、雇用の状況は日々目まぐるしく変化し、私たちは未来を見据えて、仕事選びをする必要があるだろう。<記事抜粋>

と言う話なのですが...


AIやDXによる技術革新によって、仕事が無くなる...。
だから変化に対応出来るようにしておかないと...。
仕事選びも未来を見据えましょう...。


仰る意味は分かりますが、危機感を煽り過ぎなような気がしています。


米国労働統計局は先月、2030年までに米国の雇用者数は1190万人増加し、7.7.%成長するなどといった内容の雇用予測を発表した。『Visual Capitalist』はこの雇用予測を基に、「成長する仕事」「衰退する仕事」のインフォグラフィックスを制作した。<記事抜粋>


✅雇用者数の上昇率トップ10「成長する仕事」

記事の内容によれば、雇用者数の上昇率トップ10は、下記のようになります。(上昇率ですので、現状で雇用者数が少ない仕事の方が、数値的に上位)

あくまで米国でのデーターなので、日本にそのまま当てはまるとは言えないとの事です。

1位 風力発電タービン技師 +68.2%(+4700人)
2位 診療看護師 +52.2%(+11万4900人)
3位 太陽光発電ソーラーパネル設置業 +52.1%(+6100人)
4位 統計学者 +35.4%(+1万4900人)
5位 理学療法士アシスタント +35.4%(+3万3200人)
6位 情報セキュリティアナリスト +33.3%(+4万7100人)
7位 在宅医療・身辺介護補佐 +32.6%(+112万900人)
8位 医療ヘルスケアマネージャー +32.5%(+13万9600人)
9位 データサイエンティスト等 +31.4%(+1万9800人)
10位 医師アシスタント +31.0%(+4万100人)
<記事抜粋>

再生エネルギー関連と医療関係が多いですね。


✅雇用者数の下落率トップ10「衰退する仕事」

1位 文字入力 -36.0%(-1万6300人)
2位 駐車場監視員 -35.0%(-2800人)
3位 原子炉管理 -32.9%(-1800人)
4位 裁断師 -29.7%(-2400人)
5位 テレフォンオペレーター -25.4%(-1200人)
6位 時計修理業 -24.9%(-700人)
7位 訪問販売員・路上販売員 -24.1%(-1万3000人)
8位 電話交換手 -22.7%(-1万3600人)
9位 データ入力 -22.5%(-3万5600人)
10位 靴機械操作 -21.6%(-1100人)
<記事抜粋>


✅大雑把に区分

こうした傾向を個人的な主観で大雑把に区分すると...

🍀「技術革新肯定派」
AI等の技術革新が進むことによって、私達の生活が便利になり、今まで行っていた仕事や業務をAIが行う事によって生産性が向上する。という前向きな捉え方。

✅生産性向上により収益もアップするので、収入も向上する。


🍀「技術革新否定派」
AI等の技術革新が進むことによって、私達の生活が便利になるが、今まで行っていた仕事や業務をAIが行う事によって仕事が奪われてしまう。という後ろ向きな捉え方。

✅仕事が無くなり収入が減るので、生活が出来なくなる。


変化を歓迎し明るい話題になると思うのですが、暗い視点からの話しが多くなっているような気がするのです。


✅暗さの原因

先行きが、不安視されている事が原因なのでしょう。

消費と経済循環という観点からすれば、デジタル化が進み生産年齢人口の不足分を補う事に成功したとしても、ロボットや機械は、人間のように消費しないと思うのです。


一部の富裕層だけ潤っても、庶民の生活が潤わずして経済は成り立たないのは、この30年で充分に出た結果ではないでしょうか。

今回、岸田内閣が誕生し、令和版所得倍増を掲げたのですが、具体策として、子育て世帯への住居費・教育費支援や介護士・保育士らの待遇改善、賃上げを実施する企業への税制優遇に取り組む考えのようです。

個人的には、絶対数が多い庶民の生活を潤わさないと、日本経済の復活はないと思うのです。ですから、もっと広い範囲で経済政策は行って欲しいところです。

果たしてこの平均27万円と言われる手取りが、何処まで向上出来るのかは、これからの技術革新に頼るところも大きいと思います。

いずれにせよ技術は、人を幸せにするものであって、人を幸せにしない技術は、無用の長物です。


そんな、おじさんの話でした。





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