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【仕事の考え方】半歩先に行く考え方の話

<おじさんDX Vol146>

✅管理者への道は、明確になっているでしょうか。

本来は、本人が行動すべき事項ですが、本人にも担当業務を行う必要があるので、なかなか簡単に行動出来ないと思うのです。

入社した新人が、わずかな期間の研修で現場に送り込まれ、本人が「戦力になっている」と自信が持てるまでに時間がかかっているのと同様に、中堅社員は、管理者への道を知っておいた方が良いと思うのです。



私が管理者になった頃の経験からすると...

✅「明日から、管理者だから宜しくね」程度でした。

大量退職後のスライド人事でしたので、タイミング的に致し方ないとは言え、なかなか大変だった記憶があります。立場が教育になる事もありますし、管理者として業務をする内に学ぶことも多いでしょう。


しかし、分らないなりに職責を抱える側の気持ちを考えたことがありますでしょうか。たまたま私の経験した会社が、こうした会社だっただけだと思いますが...。


✅管理者になってから学ぶのですか❓

引継ぎも無かったり、わずか1週間程度だったりします。

「この業務は、引継ぎがなくても出来るレベルなの❓」


前任者が存在していても自身の業務で忙しく、ノータッチという経験もあります。また「サポートしますから」と言われても、サポート役は所詮サポートに過ぎないのです。



こうした経験から、私は部下にこうする事にしました。

✅半歩先に、ずらして行動してもらう


✅管理者候補に半分~2割程度の業務を割り振る

この際にその部下が行っている業務は、次席の部下に半分~2割程度の業務を割り振ります。通常業務に加えて、さらに業務を増やされても学ぶどころではなくなると思うからです。


🍀新人以外の各自に仕事をシフトしていくのです。


こうしておくことで、出番が来た際に自分自身が気付かなくともスムーズに役割に徹する事ができるようになります。勿論その過程で学ぶことも多いでしょう。


以前の記事でも触れましたが、誰しも不安はあるのです。役割を果たさなければと思っていますし、業務が思い通り運ばなく焦りも出てくるのです。

「ゆっくりでいいよ」と言われても、余裕が無い状況でゆっくりできますでしょうか。こんな事を平然と行い、良い方向に育つのか疑問です。

この手法は、結果的に、全体の平均レベルを上げる事に繋がります。

プラス、業務習得がスムーズです。


しかし、1つだけ壁がありました。



🟥会社の上層部が、情報の共有に難色。

管理職が秘密主義になってしまい一般社員まで知らされないのが、今までの経験です。査定内容など個人間でデリケートな内容以外は、私は周知した方が良いと思っていますので、会社にその理由を確認した事があります。


🟥「会社の機密情報が、漏れる可能性があるから」

という回答でした😱


信用に足らない社員を雇用しているのでしょうか🤐


そのような理由を知った社員は、非常に残念な思いをするだけだと思うのです。部下達は、もちろん私と同程度の情報を知り、会社の損益内容も共有することにしたのです。


✅情報は、出来るだけ社員を信用して共有する。
✅社員を信用していない会社は、社員に信用されませんよ。


そう思う、おじさんでした。





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