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【雑感】キャリアにおいてスペシャリストとマネジメントを考える

<おじさんDX Vol 679>

キャリアを考える上でスペシャリストかマネジメントかを考える相談がありました。

後の記事で触れますが、よく言われるコトで
「優れたプレイヤーが必ずしも、良きマネジメントが出来るとは限らない」とあります。


✅管理職になる流れ

管理職になるにあったって、何等かの分野で実績を上げた人が管理職になるという傾向があるのです。ごく当たり前のようなこの慣習。


本当に正解なのでしょうか。


例えば小売業の場合、優秀な販売員が管理職になっていくという流れ。
営業の場合もしかり。

たしかに現場からの叩き上げというのは、管理職として有効。
それに新たに部下になる人からしても、自分と同じ役割で実績を残したヒトというのは、求心力や説得力があるのも一理あります。

しかしこれが「優れたプレイヤーが必ずしも、良きマネジメントが出来るとは限らない」の要因だったりするのです。

✅いざマネジメントをしようとしてもマネジメントが上手く出来ない。
✅プレイヤー気質が抜けなくマネジメントが疎かになる。
✅スペシャリストが管理職になり抜けるコトの穴埋めが出来ない。
✅プレイングマネージャーという中途半端な役割が横行。

適材適所を無視とまで言いませんが、結果的に生産性が下がっているのでは?という疑問があります。

人事等で職場が混乱というのを繰り返している組織ってありませんか。頻度にもよりますが、何度も繰り返されると現場としてはウンザリな状況だったりします。



✅キャリア選択を考える

話を変えて


各自のキャリアを考えていく上でマネジメント選択するのか、スペシャリストを選択するのか。

✅どちらが良いのでしょうか?
✅現実的に選択出来ているのでしょうか?

中には管理職に成りたくてなるというより、辞令が出て…なんとなく、仕方なく。それで成果が得られず。

私が知る狭い範囲の組織は、こうした課題に直面しています。


とある管理職は…。

✅肩書が変わってもやることは変わらない。
✅具体的に何を成すべきか有耶無耶になっている。
✅守備範囲が広がりすぎて手に負えない。

誠に残念な話なのですが、何が正解なのか微妙なところです。弱い組織、弱くなるであろう組織につきものの問題です。



✅どちらが需要があるのか

✅マネジメントが出来る層が必要
✅特定分野のスペシャリストが必要

私のような50代ともなると、時によって有利不利になります。
長年管理職を行っているヒトは、現場感覚が最先端ではなく現場の仕事から離れて久しいケースもあります。

その反面現場でのスペシャリストは、現場感覚が最先端ですがマネジメントとなるとこれまた暗中模索だったりします。


どちらが需要があるのかと言えば、個人的に「組織においての希少性次第」といった感想です。



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