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答案をかけば自分の至らなさが見える

理系科目(特に数学・物理)の添削指導ができずに困っておられる、特に地方の塾予備校での指導者の方はたくさんおられるのではないでしょうか。

文系科目の指導はできるけれども、映像授業を与え、問題集を繰り返すだけでこの子は点数が取れるのだろうか、私が見てやれたら、最後の一押しが足りていたら、と思うような場面が、これまでありませんでしたでしょうか。

あるいは逆に、理系の指導に強い塾の先生で、思考力・記述力を要求される二次試験・難関私大の英語や国語で差をつけられてしまい合格を逃す生徒さんを見送られた方など、おられませんでしょうか。

そこで…

理系科目を中心とした添削指導の受注を行います

ドリームラーナーズの石原(2008東大卒・理系・教育業10年以上)が、数学・物理・化学・(英語・国語)の添削をオンラインで受注対応します。

答案の提出方法については相談に応じますが、添削した答案を先生方も確認できるような形で、と考えております。一例として、先生方で生徒の問題用紙及び答案をスキャンや撮影してもらい、先生方のアカウントから私に答案を送付していただき、私は先生へ返送する、という形がご提案できると思います。または送付専用のアカウントを設定したタブレットやスマートフォンなどを用意していただくのも良いかと思います。

また、ご要望に応じてリモートでリアルタイムで解説も可能ですが、人数が限られてきますのでご相談ください。

対応可能な強い科目:数学(理系範囲OK)・物理・化学・英語・国語

普段から質問応対を行っている科目群です。国公立・私立大学問わずに入試問題の添削も行っております。

個人でやっておりますので、一度に受け持つことのできる添削の量は限られます。そのため、以下のような制限を設けております。

「具体的な、大問形式の問題」の添削に限ります。「物理の力学がわからないから教えてください」というのは「添削」ではありません。大問形式の問題であれば、問題集からであろうが過去問からであろうが、その分別は不要です。一問一答式によく見られる、思考が不要なタイプの問題についての質問は受け付けません。

「答え」だけ書けば良い問題においても、「答案」を書くことを要求します。特に物理については、一部の国公立大学以外の大学入試問題は基本解答だけ書く・選ぶタイプになっており、「何をどれだけ理解し説明可能か」の判断がつきません。また、化学・英語・国語といった、答案と言っても解答以外にあまり書くことの少ない科目であれば、問題文のどこが根拠なのかを明示し、その考えた痕跡が残っている問題用紙も解答と同様に送付するように指示しております。ご理解ください。

あまりに答案の体をなしていない(結局答えしか書いてない、など)もの、白紙のままであるとか、「教えてください」とだけ書いて出すようなことは先生がわで止めていただけると助かります。

③これがある意味一番重要で、曲がりなりにもある程度は自力で答案がかけ、また、答案がかけなかった問題については、どこに目をつけてどういうことを考えようと思った(けど、解けなかった)とか説明できるレベルの生徒を対象とします。「志望している(から添削してくれ)」「出願した(から添削してくれ)」はなんの学力証明にもなりません。

以上の都合上、「利用人数」よりは、「送信した大問の数」「過去問1年分」などの単位が料金カウントの基準となると思ってください。このようなご提案の方が「問題集」の添削にも対応しやすいと思います。添削ではなく必要に応じての質問応対中心(問題・解説の「一部」がわからない場合など)の場合には人数当たりにさせていただくこともできます。

また、「過去問」の場合は「大学名・学部名」で料金を差別化することをお許しください。具体的な想定としては医科大/医学科専用の問題・阪大・名古屋・京都・東京とそれ以外で料金を分けたいと思います。

添削スタンスについては後述しておりますので参考にしてください。

添削に対する姿勢①:君は、問題文を読んだか?

基本的なスタンスとして、単なるパターン処理で終わらせるような解説や、赤ペンの付け方はしません。基本ルールを徹底してきた生徒であれば、その習熟が至らないことがわかるような解説を行います。

提出された問題を正しく解くために、何をどう理解し頭に入れておくべきなのか。知っていることにどう気づけばいいのか。そもそも「問題を解く」ということはどういう作業のことを指すのか、そう言ったことが伝わるように解説いたします。

また、問題文を丁寧に読み解き、よく観察することに重点をおいた説明を行います。「問題文の指示が適切に読めていない」で間違えている場合がほとんどであるからです。他にも、例え解答が合っていたとしても、問題文の提示のされ方から「最短手順の計算」が示唆されているのにそれを気づかず無視して遠回りな計算をしている場合なども強く指摘します。

生徒のみなさんは「解説を読んだら理解できた」と、自分の無力さを棚に上げたくてたまらない物言いをすることが多いのですが、それは所詮負け犬の遠吠えです。読んだ時点で気づかない自分の浅慮さを呪うべきです。そして、この「読解力の壁」こそが中堅と難関を隔てる壁です。これを突破してもらうことを狙った指導としてやっております。

添削に対する姿勢②:パターン暗記の限界を超える

そうは言っても、そんなにたくさんの科目の添削指導ができるなんて、問題の出題パターンを完璧に網羅してらっしゃるんでしょ? すごいですねえ。とまるでお前の脳の作りは私と違うんだ、とでも言いたいような生徒が時々おりますので、そう言った疑問(疑惑)にもお答えしておこうと思います。

出題パターンなんか覚えているわけがありません。

理由は簡単です。基本的なルールさえ頭に入れてそれを適用しさえすれば解ける問題がほとんどだからです。

こう聞かれたらこう答える、をたくさん覚えている。
問題を見た瞬間に、何をやればいいのか瞬時に思い出せる。

中級者以下の方々から見て、その道の達人が問題を解いている様はこのように見えるそうです。問題をパッと見た瞬間に、答えがわかる、と。しかし、そうした方がやっていることは「答案のパターンを思い出すこと」ではなく

問題文の条件から判断するに、これらの関係が成り立つ。これらが解く上での手がかりで、そこから問いに応じて必要な説明をして答えを出す。

ということをしているのです。こういうパターンだから、ではなく、問題文には前提が与えられており、それに基づく要求がなんなのかを読み取り、そこまでの解答の空いた隙間を埋めるように、説明を考えていくのです。問題を見た瞬間に答えがわかるわけではありません。

科目の専門でやられてきている先生ならお分かりのことだと思いますが、こうした判断の連続で、問題は非常にあっけなく解けます。

ところが、そう言ったことがわからないのが、中級者以下の特徴なのです。何か自分の「知らない」ウルトラCがあるのではないか、と都合よく思っているのです。自分は何か決定的なことを知らないからできないのだ、と思いこみ、頭を働かせるということを知りません(やったことがない)。人間が陰謀論にハマる理由が垣間見えます。

結局のところ、必要な情報は何で(問題文に書いてあれば、基本的には全て解くのに必要な情報ですが…)、それらを活用するのにどういう形で基本ルールを覚えておくべきか、というところまで立ち返ってお話をしていきます。答えを与え、聞きざわりの良いことをいって励ますことはしません。

コンテンツは多様化したが、詰める技術はまだ途上

インプットの材料はたくさん増えましたが、こうしたあと一歩の対応が必要な場面はまだまだあります。様々な工夫で乗り切られている先生が多いと思いますが、難関以上の理系国公立を目指すのであれば必要になってくる主要科目の添削対応、私の力を利用して見ませんか。よろしくお願いします。

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