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2023年GW後半~6月前半 映画興行収入予想 答え合わせ

どうも。エンタメ大好きoilです。
今回の記事では、GW後半から6月にかけて公開された映画の興行収入予想について、答え合わせを行っていきたいと思います。
事前予測記事はこちら。

さあ、「名探偵コナン 黒鉄の魚影」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」という100億超え2作品の被害者にならなかったのはどの作品でしょうか。笑

それでは、答え合わせのスタート。

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー:VOLUME 3(5/3公開)

予想:10.5億円
正解:13億円(+2.5億円) △

マーベル屈指のぶっ飛びシリーズ第3弾。
2017年公開の2作目「リミックス」を上回り、シリーズ最高を更新。
今やMCUの中では比較的古参となったスターロードたちが意地を見せた結果となりました。
GoGシリーズはこれが最終作だろうし、有終の美って感じですね。
とはいえ、これ以降のMCU作品で10億円を超えそうなものはしばらくなさそう。
やはり、ユニバースとして下り坂にいることに変わりはなさそうだ。

銀河鉄道の父(5/5公開)

予想:4.5億円
正解:1.6億円(−2.9億円) ×

通りというか、予想以下というか。
やっぱ、こういう実写のファミリー向け映画って訴求力弱いんでしょうね。
山崎貴監督の「ALWAYS」シリーズは大ヒットしましたけど、あれは邦画史における一つの奇跡だったんだろうなぁ。
キャスト的には負けず劣らずというか、なんならこっちの方が豪華なのにね。

ワイルド・スピード ファイヤーブースト(5/19公開)

予想:29.5億円
正解:37.5億円(+8億円) ×

日本でシリーズ最高の興行収入を記録した前々作「ワイルド・スピード ICE BREAK」(2017)の40.5億円と、前作「ジェットブレイク」(2021)の36.7億円の間に収まった。
しかしながら、シリーズ10作目にして前作超えを果たしたのはお見事。
同一キャストメインで10作目までいった作品って他に例がないのでは?継続って大事なんですね。
11作目以降もシリーズの継続が匂わせられているそうですが、本作の全米での数字はイマイチのようで。
ここまできたら20作目とかまで続くのが見たいんですが、果たしてどうなるか。


最後まで行く(5/19公開)

予想:10億円
正解:5.2億円(−4.8億円) ×

初動も累計も、思った以上に伸びなかった。
テイスト的に当然大人の観客狙いだと思うんですけど、その層は「ワイスピ」「怪物」に取られちゃったかな。
定期的にヒット作を飛ばしている岡田君はともかくとして、綾野剛はちょっと主演級の役回りはしんどいんじゃないかなと思っちゃいますね。


怪物(6/2公開)

予想:12億円
正解:19.5億円~(+7.5億円~) ×

カンヌ国際映画祭で称賛されたこともあり、ロングヒットコースに。
公開から1ヶ月半経ったが未だに上位をキープ、20億円突破はほぼ確実な状況。
久々に興行も評価も上々で、是枝監督も一安心でしょう。
脚本の坂元裕二氏との相性もバッチリでしたね。

音楽を担当した坂本龍一氏は本作が遺作となってしまったので、劇場で彼の音楽を堪能したい方は今のうちに。


リトル・マーメイド(6/9公開)

予想:11億円→35億円(修正)
正解:29.7億円~(−5.3億円〜) ◯

夏休み効果も手伝って、上方修正した予想数値とほぼニアになりそう。
アラサー、したり顔です。
しかしながら、「リトル・マーメイド」というディズニー屈指の人気コンテンツを原作としながらこの数字はどうなんだろうか。
著しく原作の雰囲気を破壊しても並のヒット作以上の数値と考えると、原作の圧倒的な人気が伝わるという言い方もできるが。うーん。
現在制作中の実写版「白雪姫」が終われば、ディズニーもめぼしい名作の弾は出し尽くした感。ここからが勝負かな。


さあ、というわけで。
「マリオ」「コナン」の2大勢力に呑まれなかったのは「怪物」「ワイスピ」「リトマメ」の3作ですかね。
それぞれ被らないジャンルの作品だったのが良かったのかも。
とはいえ、この中で一番ヒットしている「ワイスピ」でさえ「マリオ」「コナン」の三分の一以下という。諸行無常。

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