『こなれ感』の正体が知りたくて
ファッション系のメディアで多様される言葉、『こなれ感』。
雑誌なんかでもよく見るので聞いたことがない、という人はあんまりいないでしょう。
でも、よくよく考えたら。
『こなれ感』ってなんだよ、って思いません?笑
袖を捲り上げたらこなれ感が出る、とか。
抜き襟でアウターを羽織るとこなれ感を演出できる、とか。
色々言うけど、いやいや結局『こなれ感』ってなんやねんと。
思わず母国語の関西弁が出ちゃいましたよ。
とりあえず『こなれ感』でググってみると、”気合が入っているように見えない、自然な着こなし方のこと”と書かれていました。
個人的にですが、要は『着慣れているように見えること』なんじゃないかと思っていて。
新品のシャツとかスニーカーには、それはそれの良さがあって。
人によっては清潔感があって、そっちの方が好みだったりもするんですけど。
僕から見ると、あんまりカッコ良くない部分もあるんですよね。いかにも新品、という感じが。
なんか、白スニーカーとかはちょっと履き古してて細かい傷とか小さな汚れが付いている方がカッコ良く見えたりするんですよ。
シャツも、アイロンピンピンよりちょっとシワがついている方がカッコ良く見えたりして。
もちろん、ドレスシャツとかフォーマルな恰好じゃないことが前提ですけど。
それって多分、日常的にそのアイテムを使っていることが演出されているからなんじゃないかって思うんですよね。
丸まんま新品っていうより、いつも身に着けているように見える。
それこそが、”気合が入っているように見えない自然な着こなし”なんじゃないかと思うんですよ。
少し話が逸れますけど、僕はパーマなんかもかけたてより1ヶ月ぐらい経ってちょっと緩くなった質感の方が好みだったりします。
ギンギンに巻きました、っていうよりはあれ?癖っ毛?っていうぐらいの方が自然ですからね。
以上、アラサー独身男子の『こなれ感』についての考え方でした。
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