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「もっと早くやってれば」なんて、考えるだけ無駄

夢見る年頃はもう過ぎたんじゃないか。
そう思ってしまう時もある。

僕はもう32歳で、身体に若干の衰えが出てきている。
SASUKE出場や跳び箱20段クリアを目指す僕にとって、これは大きな壁だ。

衰えといっても、ものすごく大きいものではない。
でも、無理なトレーニングをすると回復まで時間がかかるし、故障するリスクも20代の頃と比べると増えている。
必死に練習をしても、成長していくスピードも若い頃よりは遅くなっている。

もっと早くやっておけばよかったなぁ。
そうすれば、もっと色々なことがうまくいったかも。
どうしてもそう考えてしまう時がある。

多分、これってスポーツだけじゃない。
勉強、仕事、恋愛、人生。
すべてにおいてこういう後悔はつきまとうんだと思う。

でも、僕はその度に自分に言い聞かせる。
「もっと早くやってれば」なんて、考えるだけ無駄だって。

何かをやりたい、やらなきゃいけないと気付けた瞬間。
自分の人生にとって、それが最速で最良の時なのだ。

若い頃から何かを始めなかったのは、その頃の自分がそれに対して価値を見出してなかったからだ。
だから、「もっと早くやる」なんて土台無理な話なのだ。
「もっと早くやっていれば」なんて、今上手くいかないことに対しての言い訳でしかないんだと思う。

大切なのは今だ。
今この瞬間が、自分にとって最も若くて何でもできる瞬間だから。
それを忘れないようにしたいと思う。

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