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世界最大の映画評論サイト「Rotten Tomatoes」の批評家と気が合わない

面白い・面白くないが主観というのはもちろんわかるんだけど。
どうもRotten Tomatoesの批評家評価に納得がいかんのです。

そもそもRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)とは何ぞや、というと。
海外でトップクラスに知名度が高い映画評論サイトです。

全米の様々な作家協会・映画評論家団体が承認した執筆者による各映画のレビューが掲載され、スタッフが作品ごとに肯定・否定のそれぞれのレビューを集計。賛否の平均値を点数として掲出しています。

肯定的レビューが60%以上の場合は"fresh(新鮮)"、60%未満の場合は "rotten(腐敗)" とランク付けされる。

ちなみに、Rotten Tomatoesではこの「批評家評価」(TOMATOMATER)に加え「一般評価」(AUDIENCE SCORE)が併記されています。

例えば、現在日本でも公開中の「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を例に挙げると。

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「批評家評価」(TOMATOMATER)が92%肯定、「一般評価」(AUDIENCE SCORE)が98%肯定。
つまり、批評家・一般の観客共に絶賛していることがわかります。

ところが、この「批評家評価」やらがどうも僕の口と合わないんですよね。

例えば、日本で興行収入120億を記録した大ヒット作である実写版「アラジン」(2019)

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ご覧の通り、「一般評価」が94%にもかかわらず「批評家評価」は57%。腐敗したトマトが記載されてしまっています。

僕はこの「アラジン」が大好きで、お祭り映画だった「アベンジャーズ/エンドゲーム」を除くと2019年で一番面白い映画だったと思っています。個人的な感想はこちら。

あとは、僕が先日鑑賞してめちゃくちゃ楽しんだ「ドント・ブリーズ2」

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Oh…まさかの批評家41%。手厳しい。
個人的には、一般評価の85%さえちょっと低いと思うんだけどな。

しかし、ここまできてわかったぞ。
リメイクや続編もの、つまり原作の評価が高い作品は評価が付きづらいんだな。

確かに、批評家は原典からアレンジの少ないリメイクや方向性を変えた続編なんかは嫌いそうだ。

僕は、自分をそう納得させた。

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おおぉぉぉぉぉい!!!???

さっき自分を納得させた時間を返してくれ。

なんでこのスーパー駄作「スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイ」がめちゃくちゃ高評価なんだ。
しかも、一般評価バチクソ低いじゃねえか。

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個人的に好きな作品である「バタフライ・エフェクト」(2003)も批評家評価は散々なもの。

確かに脚本に多少無理矢理感はあるけど、それにしたって33%はないでしょう。
一般評価が80%超えてることからもそれは明らか。

うーん、どうもきな臭い。
これならまだYahoo!レビューの方が信用できそうだ。

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