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ちっぽけな生活

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一介のOLの精一杯の日常
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2020年9月の記事一覧

#58 ウェルテルの苦悩は

#58 ウェルテルの苦悩は

ウェルテルの苦悩はウェルテルにしか分からない。
そんな突き放されたような確かな現実が、私を谷底に突き落とす。
ウェルテル効果だと言ってしまえばそうであろうし、それぞれが持っていた重りは一つずつ違うだろうというのも、またそうである。

昨日上司に「あなたは下っ端なんだから」という、確かに真実、でもとんでもなく冷たく突き刺さる言葉を言われてモヤモヤしていた。
謝っていただいたのだが、一度言われたことは

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#57 無理しないをうまくなりたい

#57 無理しないをうまくなりたい

占いでファッションを変えたり引っ越すといいと出た。
そう言われると服を変えなきゃと思うし、一人暮らしに挑戦したくなる。

2020年はジタバタしてもなかなか飛べないし登っていけない年だった。それに落ち込んで、心身のバランスを何度も崩して沈むことが多かった。
私は死ぬほど不器用だが、努力は好きなのでジタバタ転びながら少しずつ前進するのが好きだったし、それがちっぽけだが誇りであり盾だった。
しかし、や

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#56 恋心の耐えられない脆さ

#56 恋心の耐えられない脆さ

ここ1ヶ月くらい、真剣にある人を好きになろうとしていた。
顔の雰囲気がタイプで、音楽の趣味が近かったので、そのうち好きになるだろうと思っていた。
でも、崩れ去ってしまった。

引き金はたくさんあって、でも私が悪い。
心の狭い私が絶対的に悪いのだけれど、「好き」は獲得出来るものではなくて、気づけばそこにあるもの(なにj-popの歌詞?)であった...。
とにかくもう、無理!と思って疲れる前に連絡を絶

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#55 22歳8ヶ月目

#55 22歳8ヶ月目

何かを掴んだ人を目にする時、その人の裏側の努力は知り得ないので、やっぱり汚い感情が先に来る。でもその悔しさを燃料にできたなら、まだまだ高く飛べる。

「相手に期待してるんだよ」という言葉は正論だった。「許されたい許されたい」と毎日願っているけれど、それは恐らく相手である誰か、の前にこの”自分”である。素直に自分を愛したかった。今日も午前中は怠惰のうちに過ぎた。

全然にうまく書けない。MIU404

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#54 君の愛する歌

#54 君の愛する歌

私の人生を幾度となく救ってきた言葉たちが詩集になってしまった。
菅田将暉が叫ぶようにこれは「文化遺産」で…。手に取った瞬間になんだか心臓に血が滾って、こみ上げるものがあった。

8/31に発売された「Sunrise &Sunset 小山田壮平詩集」である。そもそも小山田壮平さんとは、改めて紹介するまでも無いかもしれないが元andymoriのフロントマン。唯一無二のシンガー。事務的な説明が出来ない!

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