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日本一周33 島暮らし、多拠点、宿主、漁師見習い。なぜ始めたの?

このnoteは…
ゲストハウスが好きすぎて47都道府県のゲストハウスとライブ配信、のちクラウドファンディングで100万円のご支援を頂きながら大学を休学せずゲストハウス日本一周をするノマド女子大生、ゆずの日本一周日記です。

前回のあらすじ

モンベル再訪したよって

島の朝は早い!!!

沖島民泊湖心kokoは湖から徒歩30秒。少し歩くと桟橋があります。

足を投げだせて座れる。夏は飛び込んだりも。最高や

沖島は琵琶湖に唯一うかぶ有人島。島民もわずか240人くらいです。

車が走れないような細い路地に家々が密集しているので、移動はもっぱらチャリか

三輪車。

勝手に写真は人は撮れないけど、島民の皆さんは三輪車を乗りこなして魚などの食材を運んだり。

キャベツが入ってたり。

各家庭の軒先には常にチャリや三輪車が置いてあります。基本雨よけカバーなんてかけてないのですが

名物(?)のガンガン。お菓子の箱を三輪車のサドルに被せて、雨よけにしています。

歩いてたらふと猫がじゃれてるのを見つけました🐱

見てて幸せになるねえ。

島の奥さん、富さんが午前中は街を案内してくれました。

チャリで湖畔を爆走。ちょー気持ちいい。

消防艇庫(今は対岸に救急艇が設立させられたことであまり使われなくなっています)

高台からの湖と畑!パッチワークみたいで可愛いの

を見たり。

ゆるゆると過ごしながら

そして!この日は私の友達が3人も一緒に沖島に泊まりに来てくれました。ゲストハウスに私のお友達がくるって変な感覚。ちなみに前日に決まった。本島から10分で来れるからこそ(?)

みんなと湖畔で。もう嬉しさが溢れる

島のブラックバスを使った「よそものコロッケ」を食べました。ブラックバスってキャッチアンドリリースの魚ってイメージだけど、実際は外来種だから逃がしちゃダメ。

普通は馴染みがないところに、おからと混ぜたこのコロッケが開発されたそう。

かなり合う!てか太った!ぞ!

みんなでお昼過ぎにはカフェ、汀の精へ。

基本土日以外は予約制。お客さんがきたときに開けます。ちょっと前から言えば沖島の魚を使った御前もたべれる。

自家製のシソジュース。美味しそう。

沖島の1日を表したパッチワークも飾られていたり。

沖島の夜は早い。話し込んでお外に出るともう綺麗な夕焼け。

みんなで写真撮ったり。本当にゴープロってすごい。

基本一人旅なので、そんなにポートレート撮ったり、ということも改まってはなかったのですが、ここにきてたくさん撮らせてくれました。

めっちゃうまく撮れるわけじゃないけど、こうして綺麗に瞬間を切り取れるから、写真っていいなあ。

夜は、島の漁師さんであり塚本さんの師匠、シゲちゃんもやってきてご飯。

名物の鮒寿司と

朝にとれたてのモロコとワカサギ

そんで

コイ。

コイ!????

鯉!!!????

KOI!??????

そう、コイって観賞用に見えて、普通の川魚。

鮮やかでないコイもたくさんです。

あんまり流通しないけど、地元の人はよく好んで食べるんだとか。ちなみに私はこの画像検索してるとき人の大きさよりでっかいコイばっかでてきてちょっとキツくなりました。

煮付けにすると普通に美味しい!湖魚って結構癖の強いイメージだったから、こんなに美味しいしたべやすいんだ!ってびっくり。

ここのオーナーは、東京から出身である滋賀県近江八幡市にUターン、その後沖島との二拠点ぐらしを始めた塚本さん。最近漁師見習いを初めてもはや二拠点どころか週6で海生活。

さて、塚本さんがこの島に移住して最近特に感じるのは「食」の大切さ

この島は、みんな基本ここで取れたものを口にします。

漁師さん以外の仕事の人も、ご近所さんにいただいたお魚を食べたり。

スーパーだと切り身で置かれてる魚を、自分の手で殺して、自分の手で血抜きするのが、漁師としての塚本さんの在り方。

島に来てすぐの頃、都心で行われた島のPRイベントで島魚のことを聞かれ、まあ島民だから当たり前のように説明はできるのだけど、その自分の発言の薄さを実感して漁師を始めることを決めました。

「食は、命をいただくこと。というのを自分の仕事を通して実感したんっすよね。」

今、漁師の仕事は決して割のいいものではない。沖島もその漁師の数は減り、高齢化。それは島の子供を、親が漁師に誘えないことが原因の一つでもあります。

子供からでなく、親からもこの島を離れさせる選択を子供のために取る。個人的に島とかって子供が自主的に出て行ってしまうイメージだけど、仕事がないことがやはりその引き金になっているんだな

「確かに、衰退している仕事かもしれないけど、そこに誇りはあるんっすよね。」
僕なりの最大の恩返しは、今の漁師さんが卒業しても、ずっと見守ってもらえるような姿を見せることっす。」

深いなあ。

第一次産業がないと私たちは生きていけなくて、こう、地方とかで度々実感させられるけど、実際私はその仕事にたぶん就かなくて。それでも何か忘れてはいけないとは思うけど、思うだけじゃ何も変わらないのかな、ともおもったり。

自分のものを自分で作れる人はかっこいいけど、全然軽率に憧れられるものではないから、難しい。

余談。

シゲちゃんは私も友達にも大人気でした。可愛すぎる。

アットマークは、aに丸してください!って説明したらこれになった。ごめんシゲちゃん。

沖島は、なかなかもう来ないかもだから今日でまわり尽くしたいね〜と言ってた友達が

「またシゲちゃんに会いに沖島くる!」って言ってて嬉しかった。

やっぱり宿は、そこの人との出会いも、次につながる一つのきっかけだし、日本は継続性が高いのが本当にいいな。って思う。だからわたしは日本旅が好きだ!海外も好きだけど!

関西ブログ薄くするする詐欺レベルに長いな!笑

続く!

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