うつな気分を切り抜けろ 〜リスト化すれば悩みは消える〜
昨日に引き続き、気分が重い。
今から仕事の打ち合わせに行かなきゃいけないのに、動く気にすらならない。
気づいたらもう起きてから6時間たっている。
うつ症状(前職を退職する直前で毎朝電車に飛び込もうとかしていた時ですらうつ症状ですね、と言われたから、今の死のうとしてないぼくはまだまだうつのうの字も満たしていないはずだ。)に近い状況は、ぼくの場合は大体3〜5日やり過ごすと一旦落ち着くので、粛々とやり過ごすようにしてだいたい凌いでいる。
とはいえ、ぼくの精神状況なんて知ったこっちゃなく、仕事は毎日やってくるから、なんとか最低限の日数で回復しなければならない。
と言うことでウツぃ時にやるといいこと第二弾。
リストのこつ その1: 心配事を箇条書きにする
そもそもうつに近くなると、本当にヤバいことから心底どうでもいいことまで、ありとあらゆることが不安になる。
仕事中に「冷蔵庫のもやしが腐ったかも・・・・」なんてそこまで重要なことでないことでもひたすらイライラの元になる。
一度浮かんだ心配事がどうしても頭から離れなくなり、意識を元のタスクに引き戻せなくなるのだ。もやしのことなんて考えても仕事場では仕方ないのは心のどこかではわかっているのだ。
しかしそういう時、変な考えに囚われている事に気づけないのがうつになりがちな人の常である。不思議。
なので、自覚のあるなし関わらずに、心配事をリスト化することをオススメする。
社会人ならTODOリストを作っている人が多いと思う。
それとは別に、心配事リストを作るのだ。
殴り書きでもいいが、蓄積しておくとよりいいかもしれない。
そこまで詳細に書く必要はなくて、ざっくりと書くことが大事。
「A社とのトラブル」
「Bさんからのクレーム」
「社員の給与高い」
「C広告の宣伝費用どうするか」
「撮影タスクなんもしてない」
「もやし腐ったかも」
などなど。
リストのコツ その2: 心配事リストを責任分類しよう
次は、リストに書き出したうえで、分類していく。
まず
「自分のせいなのか?」
「他人マターなのか?」
で分類を。
例えば「A社とのトラブル」で自分が書類を提出等してないならそれは自分マター。
でも、その書類を作るのに別のDさんの書類とかデータが必要なのだ、となったらそれは他人マター。(この時にDさんをせっつくメールなんかが打てたら完璧だ)
「もやしが腐るかも」これは自分マター。でも急な飲み会とかで昨日の晩御飯に使えなかったから、が理由なら、それはもう他人のせいに押し付けてしまえばいいのだ。
リストのコツ その3: 心配事リストを時間分類しよう
次に自己責任に分類したものの中で、
「これは今タイマー使えばできそう」
というものと、
「これはあとから考えるしかない」
に分けよう。
「腐りかけのもやし」なんかは仕事場で考えたってイキイキもやしには戻らないのだ。
文字にすることで、どれだけの問題点があるのかが視覚化できると、意外と問題数が少ないことや、1個の問題から派生していることである事に気づくだろう。
これに気づけば、
「なんだ、不安はこれ1個を解決すればほぼ80%は解決するじゃん」
と安心することができる。
リストのコツ その4: 不安になったらリストを見直そう
あとは心配事がぶり返すたびにリストを見返そう。
「これはあとからって決めてある」
「これを終わらせればこれに着手できる」
と再度視覚化することで、今やらなければならない事に集中できるようになる。
それでも不安で集中できなかったら??
それでも集中力が続かないときもある。
そんな時は、昨日書いたワザとの併用だ。
「よし、今から5分間だけこのタスクについて考えよう!そのかわり、過ぎたらスパッと一回置いておいて、別のタスクに着手!」と決めて、ストップウォッチを作動させるのだ。
5分後にタイマーがなっても解決していなければ、気分転換をすることもオススメだ。
ぼくの場合はコンビニに行ってスイーツを買うようにしている。
その際は自分だけじゃなくて人の分も買うようにしている。
喜ばれれば気分がいい。
気分がよければ精神も少し安定する。
そう信じ込んで勝手に周りにプレゼントだ。
100円のシュークリームで安心が買えるなら安すぎる買い物だ。
もちろん人それぞれ、色々なシチュエーションだったり境遇だったりするから、同じ方法がいいとは限らないだろう。でも、どんな人でもウツっぽくなりかけたら何も考える力すらなくなるのは共通だと思っている。
だからこそ、ウツな時にできることはこうしてメモにして、同じように困った人が、たまたま見てくれて何も考えずに実施する手助けになれればいいな、と思う。
さあ、そんなことを書いていたらもう打ち合わせにいかなきゃならない時間だ。
残り半日、皆さんも、集中できていい午後を過ごせますように。
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