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なぜ、僕たちは緊張してしまうのか?の研究について

⇩参考文献

①前書き

皆さんは、人前で話すことはありますか?

人が人前で話すのは、避けて通れない宿命であり、人生には様々な所で人前で話さないといけないことがあります。

例えば、学校で先生に質問をあてられた時や進学や就職などの面接などなど…、数えきれないほどあります。

しかし、人前で話すのが苦手な人はいます。(僕もそうです。)

だから、音声メディアも6月ぐらいから考えていましたが、中々やりづらく、9月まで渋りました。

なぜ、人が人前で話すのが苦手なのかは、様々な理由があると思います。

ですが、その中の理由の代表例として、緊張してうまくしゃべれないことが大きな理由としてあります。

人が同じ人間に喋るだけなのに緊張するのかが私も今まで分からなかったのですが、調べてみて、科学的に対処方が分かったので、今回は科学的に緊張を治す方法について紹介したいと思います。

②人はなぜ緊張するのか?の研究

そもそも、緊張するとはいったいどのような状態なのでしょう?

実は、緊張するということは科学的には生理的覚醒している状態のことを指します。

生理的覚醒と言うのは、何かに立ち向かわなくちゃいけなかったり、普段行わなわないことをして、筋肉が収縮して、心臓の鼓動が早くなって、手に汗をかいたり、瞳孔が大きくなったりするような反応のことを言います。これが起きるといわゆる普段よりも「あがり症」になっている状態です。

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これは、人間の生理的には普通なことですが、個人差があり、生理的覚醒の状態が一定以上に大きくなってしまうと、逆に人前でうまく話せなかったり、うまくパフォーマンスがいつもよりも発揮できないと言われています。

③人はどんな時に緊張が大きくなるのかの実験

実は、この緊張の大きさはあるものがきっかけで大きくなる場合があります。

そのある物とは、「成果」「人に認められたい」などの報酬を私たちは考えると緊張が大きくなることが最近の研究で分かっています。

2019年に高知工科大学と名古屋大学、情報通信研究機構、米ラトガース大学の共同研究グループによって行われ発表された実験で、

22名の被験者に、時計を見ずに5秒になるようストップウォッチを押してと指示をし、4.9~5.1秒の間にストップウォッチを押せることができれば、お金を渡すといった実験を行いました。

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また、このテストはお金を渡したら、渡すお金の額を大きくし、お金が増えていったら人間の緊張の度合いはどのような大きさになるのかを比較しました。

この実験の結果、なんと渡すお金を額が大きくなればなるほど、渡すお金の額が大きければ大きいほど、瞳の瞳孔が大きくなり、緊張する度合いが大きくなりました。

また、額が大きくなっても、瞳の瞳孔が大きくならない人もいて、金額が大きくなってもストップウォッチを5秒の内に押す成功の度合いも変わりませんでした。

これは、なぜかというと、この実験で実験者の脳内をMRIと呼ばれる機械で見て実験をしたのですが、金額が増えるほど、5秒の内にストップを押せない人は、脳の感情をつかさどる扁桃体と呼ばれる部分が活性し、逆に金額が大きくなっても、5秒でストップウォッチを押せる度合いが変化しなかった人は、感情を制御する腹内側前頭前野(ふくないそくぜんとうぜんや)と呼ばれる部分が活性していたことが分かりました。

つまり、緊張する人とそうない人の違いは脳の活動がそもそも違うことがこの研究で分かりました。

④最後に

じゃあ、緊張する人はどうしたらいいのかですが、この研究の結果も言われている通り、成功した時の金額を自分で増えたのを見ないことです。

つまり、スピーチで話せたら「うまく話すことができた」や「話したら相手に好きになってもらえる」などの成功したら良くなるという考えを持たないことが緊張してしまう私たちにとって唯一、緊張しない方法なのかもしれません。


私もこれから音声メディアを使って、自分の声で話していきたいと思っています。

そこで、思ったのですが、僕はもう嫌われてもいいので、素の自分で話していけたらなぁと思います。

緊張して、前に進まないよりも、話して前に進められるよう頑張りたいと思います。

以上が、仕なぜ、僕たちは緊張してしまうのか?の研究にについてでした。

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