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カフェインのとりすぎると緑内障に3倍以上なりやすくなるという研究がある

【概要】

アメリカのマウントサイナイ医科大学の研究によるとコーヒーを約4杯毎日飲む人は、飲まない人に比べて、緑内障になるリスクが約4倍ほど高くなる傾向があるということが分かった

①前書き

皆さんは、コーヒーやお茶は好きですか?

僕は好きで毎日飲んでいます。

コーヒーやお茶には様々なポリフェノールが含まれており、基本的に毎日飲むと心臓病などによる死亡率の低下が分かっています。

そのため、毎日飲んだ方がいいのですが

実は、最近の研究ではその量が多いと、ある病気になることが分かってきました。

その病気とは、緑内障です。

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緑内障という病気は、聞いたことがある人もいますが、どんな病気か知らない人が多いと多いと思います。

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緑内障とは、目の中の水分の量(眼圧とも言います)が上昇することで目の周りの神経を圧迫してしまい、目が見えづらくなる病気のことです。この緑内障の怖いところは、完全な治療法がまだ見つかっていないため、緑内障になるとだんだんと見えなくなってくるところです。(病気の進行を抑えることはできるらしいです)

そのため、この緑内障というのは、怖い病気なのですが

実は、この緑内障は、コーヒーやお茶などに含まれるカフェインをとりすぎるとなりやすいというのが最近の研究で分かってきました。

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今回は、そんなカフェインと緑内障の研究について紹介したいと思います。

②カフェインのとりすぎは緑内障になる恐れがあるという研究について

この研究は、2020年12月に発表された研究で

アメリカのマウントサイナイ医科大学というところで発表された研究です。

どのように調べたのかというと、2006年から2010年の4年間に行われた研究で、122143人の39歳から73歳を対象に

「毎日、どれくらいのお茶やコーヒーを飲むのか?」

というアンケートを行い、同時に目の中の水分量(眼圧)測定して、お茶やコーヒーを毎日何杯ぐらい飲むと、目の中の水分量がどれくらいあるのかを調べました。また、緑内障は遺伝的な可能性も考えられるため、DNA検査も行いました。

そして、このアンケートと目の中の水分量の調査から3年後、目の中の水分量が変わっていないのかを調べました。

この研究の結果ですが、緑内障になりやすい遺伝を持たない人は、お茶やコーヒーをいくら飲んでも、目の中の水分量に変化はあまり見られませんでした。

しかし、緑内障になりやすい遺伝子を持つ人は、お茶やコーヒーを飲んでいる人ほど、目の中の水分量が上がりやすく、緑内障になりやすいということがこの研究で分かったのです。

どれくらい緑内障なりやすいのかですが、コーヒーを全く飲まない人と比べて、コーヒーを毎日4杯飲んでいた人は3.9倍緑内障になりやすいことがこの研究で発表されました。

なぜ、コーヒーをたくさん飲むと緑内障になりやすいのかですが、お茶やコーヒーにはカフェインが含まれているのですが、このカフェインはとりすぎると、血圧が上がり、結果として、目の水分量が多くなって、目の神経を圧迫しやすいらしいです。

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③最後に

この研究は、あくまで緑内障になりやすい遺伝子を持っている人がコーヒーやお茶などカフェインが含まれているものをたくさん摂ると緑内障になりやすいという話ですが、何事もとりすぎは体に毒です。

人間の体は様々な物質でできています。

タンパク質、鉄、亜鉛、ケイ素、水などなど、数えきれないほど様々な部室でできています。これらの物質が偏ると、何かしらの病気にもなりやすいです。

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そのため、皆さんもコーヒーやお茶が体にいいとはいえ、とりすぎには注意しましょう。

以上が、カフェインのとりすぎると緑内障に3倍なりやすくなるという研究があるという話でした。

参考文献

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