「体験価値」に投資する

最近、美容クリニックで高額な金額を使って、肌を綺麗にする施術をしてもらっている。

前回は5万円、一昨日は4万円使った。
施術は一昨日はそうでもなかったが、初回は本当に涙が出そうなくらい痛くて、その痛みに耐えなきゃいけないのかと思うと、予約するのも精神的な負荷がとてもかかる。

3年前から肌にコンプレックスがあり、
いくら努力をしても、いくら嬉しいことがあっても、いくら良い結果を手にしても、肌にコンプレックスがあるせいで、心から喜べない。

どんな自己啓発本を読んでも、
「肌さえ綺麗だったら…」
という感じで、ここ数年ずっと悩んできた。

しかし最近、マーケティング検定に合格できたり、自分の大切なお金を使って美容クリニックで自分の肌が少しずつだが綺麗になっていくのを実感できて、やっと自分の努力や苦労、思考を認めることができ始めている。

いつも自分は、自分に価値をつける「セルフブランディング」を意識しているが、
一体、「どうやって価値をつけるか」については、曖昧であった。

しかし今、少しだがわかったことがある。

「自分に価値を付ける方法は、自分に時間とお金を使うこと」だ。

美容クリニックの例だと、ここ2ヶ月で自分に9万円使った。

ということは、独自の考え方かもしれないが、

もし自分自身が一つの「商品」で、「価格」がついているとしたら、「9万円分、自分の価値が高まった」気がしている。

また、その9万円は、何も施術のためだけに払っているのではない。

・実際に、何かの価値に対して「対価を払う」経験から得られる、ひとりの消費者としての購買体験をすること

・美容クリニックのマーケティング戦略を体験、学習すること

・美容クリニックのカウンセラーさんの、メニューを購入させる為の巧みな話術を体験すること

このような、「体験、学習」に対して、私は
9万円という対価を払っている。

今取り組んでいる施術はなにより継続が重要な為、これからも多額の追加投資は必要になりそうだが、それを単なるサンクコスト(既に払ってしまって、回収不可能な費用のこと)にするのではなく、

しっかりと自分の「経験」や「知識」として身につけ、

払った金額を、ちょっと使い方は違うかもしれないが、「減価償却」出来るかどうか、払った金額に対してどれだけの利益を得られたかという「ROI(投資収益率)」の考え方を大切に、

これからも、自分の理想像を追い求めながら、
今日の自分の価値を、昨日の自分より高く買ってもらうために、
「自分に価値をつける積み重ね」を継続していきたい。

2022.2月11日 深夜4時43分

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