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米粉パンのこと。

うちのアレルギー体質の長男には、グルテンフリーの食生活の方が体調が安定することに気付いてから、5年ほど。

グルテンフリー市場も少しずつ広まって、食に関する新しい楽しみが増え続けています。

長男に便乗して、アトピー持ちの私もグルテンフリーにすっかり馴染み、体調もコントロールしやすくなりました🍀

私が米粉パンを焼くようになって、何年になるでしょう?6年とかかな?

その間にも、毎日毎日、アレルギーなどで小麦が食べられないお子さんを持つたくさんのお母さんたちは、米粉パンや米粉の料理やおやつを作り続け、研究してきました。

そのお母さんたちの「子供においしい米粉のパンを食べさせたい!!」という愛の力で、今や、小麦のパンと同じぐらい、いやむしろ米粉のパンの方がおいしいんじゃないか?!と思うくらいの素敵な米粉パンが焼けるようになりました。

小麦のパンはとても歴史が古く、それを思うと、米粉のパンは革新的。

新しい素敵な食べ物の登場です。

米粉の製粉技術をどんどん高めていった方たちも、もちろん米粉のパンを生み出す歴史には欠かせない方々です✨

今の米粉パンが生まれるまでに、本当にたくさんの方の愛が原動力となっていたと思います。

どうかこのまま、儲けや利益に走らないで、発展してほしいと願います。

そして、小麦のように、品種改良を重ねに重ねて、おいしさや売り上げを求めすぎることがないように、慎重に開発を進めて欲しいと思っております。

私は小麦が不憫でならないのです。

そして、米粉には絶対にその二の舞を踏んでほしくないのです。

小麦は本来、本当に素晴らしい食べ物です。しかし、今の小麦は残念ながら危険性を持ち合わせた食品に分類されるようになってしまいました。

小麦ちゃんだって、そんなこと望んでなかったはず。

人々に愛され、「おいしい( ≧∀≦)」と喜ばれることを望んでいたのに、今となっては「あのこ、ちょっと私には合わないのよね。」「あー、昔とは変わっちゃって、今はちょっとヤバいらしいね。」などと言われてしまうように。

小麦ちゃんを変えてしまったのは、果たして何だったのか。。。


ここを肝に据えて、米粉の開発、米粉のパンやお菓子の開発に関わるとき、意識しながら慎重に進んでほしいと思います。

でなければ、米粉もまたいずれは危険性を持つ食べ物に変わってしまうかもしれない。

そんな心配は、現実化してほしくない!

歴史を知り、今後に生かそう。

米粉のパンは、とてもおいしいものになりました。

でも、もっとおいしく!!もっと作りやすく!!もっともっと!!

と、追い求める人間。

植物たちは、古代から変わらない。

変化を求め、向上を目指すのは人間だけ。

向上することは良いことです。

でも、それが自然の姿から遠ざかるばかりでは、きっと良くないのだろうと考えます。

何事もバランスが大切。

新しくておいしくて体にも優しい米粉パン。

素晴らしい限りです。本当に根底に愛があって美しいです。


でも、大事なのはここから。

米粉パンに関わる皆さま、どうぞ小麦ちゃんの歴史を考え、米粉ちゃんのこれからを考えていきましょう。

米は大切な日本の宝です。

良き発展を切に願います!!!!!


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