Boz Scaggs「Down Two Then Left」(1977)
ボズ・スキャッグスといえば1976年発表の「シルク・ディグリーズ」があまりにも有名ですね。
この作品がAOR史を変えたことは間違いありません。でも個人的には翌年発表の本作も大好きな一枚です。
「Down Two Then Left」はサザンソウルやフィリーソウルをボズ流に解釈した最高峰のアルバムだと思います。
このアルバム、ボズの裏声を駆使したヴォーカルも白眉ですが、なんといっても演奏を支えきっているジェフ・ポーカロのドラムが凄い。ジェフのタイム感覚とタイトなドラミングは