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№316 分析とは?!

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days316

営業や店舗運営をしていると何らかしらの数字を基に分析することってありますよね?!

分析をして何か課題がないか?うまくいっていること、うまくいってないことの把握をしていると思います。

その時に大事なことがその分析をして「何が言いたいのか?」というところです。もっというとそれを基に具体的な行動に移せることが重要です。

例えば、色々と分析をして売上にもっとも影響を与えているのは・・・天候です。と言われてもそれは祈るしか解決策はありません。

そしてもう1つよくあるのが、数値を羅列し、その横に立派なグラフを用意して説明を長々とした結果・・・結局、何が言いたいの?みたいなことです。

分析をすることに酔ってしまっているのです。もしくは分析をして考察するところで終わってしまっていることも多々あります。

そんなことを防ぐためには、とにかく「何が言いたいのか?」を最初にはっきり伝えることです。最近で言う、結論を先に!ってやつですね。

そこから「なぜなら」という形で分析内容と考察を伝え、最後に重ねて結論を言うみたいなイメージです。

そしてその「何が言いたいのか?」は、現場は何をすべきか?という対策とセットでないと意味がないということです。

最近のフィットネスクラブ運営における会議でも「あるある」じゃないでしょうか?

コロナによる休会が〇名、比率は女性が〇%、年代は〇〇代が〇%、理由は**************が大半を占めています。エリア別で見てみますと・・・・

多分ですが、コロナによって休会者数が増えていて売上が下がることを報告していて、その詳細がこんな方々ですよーみたいな感じかと思います。

私からすると「んで?」となります。

ここに売上減額の予測と分析からの対策や打ち手があればまだ話になりますが・・・

分析だけで終わっている人が大半です。しかも、分析も「分ける」「集める」「比較する」ができていないことが多いです。

特に「比較する」がない場合はその分析にあまり意味を持ちません。

比較することで、多いのか?少ないのか?、大きいのか?小さいのか?

高いのか?低いのか?が分かります。その数値の具合が分かるといことです。「比較する」がないと具合が分からないのです。

具合が分からないのに良いも悪いもないですよね。

コロナによる休会が〇名、比率は女性が〇%、年代は〇〇代が〇%、理由は**************が大半を占めています。エリア別で見てみますと・・・・

上記の分析報告に他社の情報と比較することができれば、もしかするとかなり良い数値ということもあり得ます。各社休会による下げ幅がこれだけ大きいのに対して自社はこれぐらいの下げ幅ですんでいるという風になるかもしれません。よって、それは比較することでしか見えてこないのです。

皆さんのしている分析は意味のある分析になっているでしょうか?





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