№364 運動をやらない理由はない
こんにちわ。白石です。
今日は運動の効果について。
多くの日本人は運動の効果を疾病予防や体重のコントロール、そして体型維持が主だと思っています。
20~30代で普通に生活していれば疾病にかかる可能性はそこまで高くありませんし、中高齢層でも命を脅かすあるいは通常生活の質を落とすような場面はあまりないのが実際です。また、体重のコントロールや体型維持も必要性を感じない人からすると、無理に運動してまで手にいれたいことではありません。
もし、疾病にかかったとしても日本の保健制度であればそこまで自己負担を強いられることもないでしょう。これがフィットネス参加率4%台の日本の現状です。
ですが、運動の効果をきちんと理解するとやらない理由ってないんです。その効果を理解していない人が世の中にはたくさんいるということです。
疾病予防/障害予防/体重コントロール/頭が良くなる/集中力・記憶力UP/ストレス発散/幸福感UP/メンタルの安定/脳の活性化・・・・・
ザザッと挙げてもこれだけの効果があります。
でも多くの人が習慣化できていない現状があります。
それはなぜか?
やはり目に見えて分かる効果ではない。というのが大きいと思います。
人間は「こうすれば→こうなった(なる)」という分かりやすいことに価値を感じやすいです。
ランニングをすると幸福感が上がると言うわれても、それを実感できるかは疑問に思ってしまいます。
しかし、運動の効果やメリットをきちんと理解するとその必要性は確信に変わります。そうすると習慣化を後押ししてくれるでしょう。
効果やメリットを考えると・・・「やらない理由」はないのです。
気をつけることは、逆に「やりすぎ」ないということです。
やりすぎると、身体に支障が出ます。ケガをした、膝が痛くなった、などなど「やりすぎ」に注意することです。
こういった運動の効果やメリットを理解して会員様とコミュニケーションができるスタッフがフィットネス業界にどれほどいるでしょうか?
それは継続率に繋がります。必要性を理解できていないから運動の優先順位が下がり、「仕事の都合」という理由で退会という流れてしまうのではないでしょうか?
一番の退会防止はスタッフがもっと「運動をやらない理由はない。」ということを理解することです。
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