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タピオカブームが株価暴落、経済崩壊の前兆である理由

最近SNS等でタピオカが流行ると
株価が暴落して経済に大打撃を受けると言われています。

最初のタピオカブームの時はバブル崩壊
第二次タピオカブームはリーマンショック
そして第三次タピオカブームで現在
日韓の問題や消費税増税、GDP急減、
コロナショックが起きています。

大前提として、私個人の結論としては
タピオカと株価の関係性は信じていません。

この記事では実例や過去データから
その理由についての考察を記事にします。


今日は3つのテーマで話を構成しています。


1.タピオカブームの実例

実はタピオカと株価暴落については
リーマンショック後から噂はされていました。
そしてここ数年第三次タピオカブームが来ていて
そのブームも過ぎ去りつつあるこのタイミングで
実際にコロナショックが起きたので
タピオカブームと経済は関連性が
あるのでは無いかと考える方や
都市伝説が好きな人達がSNSで投稿していたりと
現在一種のエンタメとして盛り上がっています。

まずはタピオカブームと株価暴落の
実例をご紹介します。

・第一次タピオカブーム

時期は1992年前後でこの時期に
バブル崩壊がありました。

1991年の12月の日経平均株価から
1992年の12月の日経平均株価は
6,059円という異例の大暴落がありました。

ちなみに余談ですが、
バブル経済のきっかけはプラザ合意で
アメリカのドル安政策と
他国の金利の引き上げによって
急激な円高になりました。

*円高については以前の記事で説明しているので
そちらも見ていただけると嬉しいです。

円高不況が目前になったときに
日本銀行は大幅な金利の引き下げによる
金融緩和を行いました。

その結果資金は不動産や金融市場な流れて
資産価格が急上昇しました。

これがバブル景気のはじまりと言われています。

・第二次タピオカブーム

時期は2008年前後でこの時期に
台湾のブランドが日本に入ってきて
タピオカブームになりました。

そして同じ時期にリーマンショックは
起こりました。

細かくいくとリーマンショックの問題が
発生したのは2007年なので
少し時期にズレはあるのですが
タイミング的にはほぼ同じというのが
偶然にしてはしっかりし過ぎています。

2007年12月の日経平均株価から
2008年12月の日経平均株価は
6,448円落ちました。

ここだけで見ると経済の知識の低い方は

「6,000円代の落ちって結構頻繁にあるんじゃね?」

と思われるかもしれないですが
6000円代の落ちは滅多にあることではありません。

・第三次タピオカブーム

時期は2019年前後で、
消費税増税や日韓問題が発生して
株式投資家の間では株価暴落が
近々あるのでは無いかと噂をされていると
実際にコロナショックが起こりました。

そろそろ底では無いかと考えている人や
この波紋はまだまだ広がると考えている人が
たくさんいる現状では不安がまだ残っている状態なので
まだ落ちていく可能性の方が高いかと
個人的には考えています。

2.アノマリーについて

タピオカブームが来ると
株価暴落のシグナルであるというのは
一種の「アノマリー」だと思います。

アノマリーとは具体的な根拠や
理論をもって説明が出来ないが
経験則上よく当たる物事の事をいいます。

大安に結婚式をすると縁起がいい
と言われるのもこのアノマリーの一つです。

実はこのアノマリー自体はたくさんあり、

有名な芸能人が結婚すると日経株価は暴落する

と言われていて、
実際に堀北真希さんの結婚時には895円落ちたり
福山雅治さんや北川景子さんの時も
同様に暴落しました。

・アノマリーが起こる理由

これもあくまで説でしか無いですが

ある出来事と株価の変動に本質的な
因果関係がなくても、
それを信じる人が多ければ、
その通りに株価が動くということが
あると言われていたりします。

つまりアノマリーを信じる投資家たちが
その通りに行動することで
株価に影響が出てくるという説です。

ここから急に現実味のある話になるのですが

結局何が言いたかったかというと

たまたまタイミングが重なっただけで
そこに都市伝説的な話を加える事は
いくらでも出来るという事です。

根拠や理論で説明出来ないものを信じるよりも
自分で理解出来る事の幅を広げる事の方が
現実的に上手くいくという事です。

今回のタピオカブームを例に出すと

タピオカと株価の関係性を説明する事は
出来ないですが、
株価が下落した原因を追究する事は出来ます。

そのうえで行動した方が
圧倒的に成果が出るし
結果にコミットしやすいです。

「雨乞い」がもっとわかりやすい例だと思うのですが

雨乞いをして雨が降らない場合は

「祈りが足りなかったのだ」
「神様へのお供え物が足りなかったのだ」

と解釈しがちですが

雨が降らない原因を考えて
本当に雨が必要であれば
比較的降雨量の多い土地に移動するとか
降雨量が少なくてもやっていける方法を
探した方が合理的だと思います。

またジャンケンで例えても3回連続で
あいこになる事はよくあるかと思います。

その時に自分がグーを出せば相手は必ずグーを出すのでは無いかと怯えたりはしないですよね。

つまりたまたまという事です。

3.今後とるべき行動

ここから3つ目のテーマに入るのですが、
ここではタピオカブームが来た時に
とるべき行動では無く、

株価が暴落している時にとるべき行動について話します。

答えはシンプルで「勉強」です。

例えば暴落時にどういう資産運用をすべきかを考えて
経済を勉強したり、
実際に投資をはじめたり

こういう時こそ「人とはどういうものか」
という哲学的な事を勉強したり

現実的に手に職をつけようと
その為の方法を勉強したり

今の会社はヤバいかもしれないと考えて
副業について勉強したりと

ただただ都市伝説的な見えない力に
コミットするよりも
頑張れば見えそうな現実にコミットした方が
リアリティーがあるし
自分のスキルアップになり、
収入も増えるかと思います。

私のYouTubeやnoteでは
お金、経済、人間関係、哲学、心理、
仕事やビジネスについての話を
メインに発信しているので

フォローをして学んでいただけたらと思います。

今日は都市伝説的なエンタメ話から
いきなり現実的なリアル話になりましたが
「学ぶ事」に終わりは無いかと思うので
参考にしていただければ幸いです。

またたくさんの方に知っていただきたいので
ご友人の方やSNS等でのシェアしていただけると嬉しいです。




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