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えまの詩集

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記事一覧

【詩】五つ葉のクローバー

【詩】五つ葉のクローバー

現実に追い立てられて

逃げるようにここへきた

まだ頭の中は、

ぐわんぐわんとひっきりなし

目を閉じて

感じてみる

鳥の声

風の音

遠くでサッカーをする人たちの声

土とボールの音

小学校にいたときは

保健室から

グラウンドの音が聞こえるのが

好きだったのを思い出した

どこかで雲が動いている

木の葉が落ちた

餌を探す

小鳥の足音

目を開ける

いつのまにか頭は静かに

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【詩】ふゆのふとん

【詩】ふゆのふとん

ぬくぬくとして
あたたかくて

ここにいたら何もかもから
守られている気分になる

わたしだけの、わたしだけの空間

毛布をはおって
うつぶせになる

ふわふわで
あったかくて

ほっぺに愛がぬくもった

夢の中まで、
のこり3秒

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(すてきな絵すぎて…ひとめぼれで添えさせていただきました)

【歌詞】Butterfly

【歌詞】Butterfly

小雨、コートが虹を飛ばす
ちいさな羽は 耐えられるだろうか

ラジオ、途切れて 部屋を充す
孤独と和は いつも共に居る

今 涙の間を縫って
遠回りした君は
見知らぬ花と出逢い
色と言葉を豊かにした

I always hope you could be free
I always hope you could be free
傷つかなくていい
ただ 飛んでいてほしい

I alway

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【詩】公園に住む小人

いつもタイヤの遊具の根本のところに
隠れていて
ひっそりと子どもたちを見ている

今日はあの子 友達といるぞ
自分から声をかけたぞ すごいぞ

昨日は猫に追いかけ回された
首根っこを噛みつかれそうになったけど
ようやく逃げおおせた

今日はブランコに大人が座っている
ブラックコーヒー片手に
なんだか生気がない
パリっとした黒い服を着ている

何度も息を吐き出して
小さくて黒い画面を見つめている

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【詩】胸を張って歩こう

胸を張って歩こう

昨日仕事でミスをした

胸を張って歩こう

いつも自信を持っていい

胸を張って歩こう

体と心はつながっているから

胸を張って歩こう

今からいい日

胸を張って歩こう

この人生はあなたが主役

胸を張って歩こう

いつも自信を持っていい

胸を張って歩こう

心をなぐさめるために

胸を張って歩こう

雨の上には青空がある

【詩】幻想

朝5時

トイレに起きる

雨の音 しとしと

鳥の声がする

街灯が鏡のような道を照らして

青い、グレーの空が

雨の降る街を守っている

そんな薄暗い灯りを尻目に

まだぬくもっている布団に潜るのだ

目を閉じれば森の中

湿度の高い木々がわたしを歓迎している

電車の走り始める音

それに連れられるまま

夢の世界へ

【詩】秋分のよる

秋分のよる、
目を閉じて
耳をすませる。

鈴虫の声。

カサカサとゆったりうごめく
森のところまで連れて行ってくれた。

それは赤に変わる前の深緑。
これから色が移り変わっていくなんて
まったく信じられないほど深い。

だけど、変わってゆくものなのだ。
木も。人も。

緑から赤に、
赤から黄色に。

どうしても深くて暗い色だって、
明るくなる日が来るということ。

そんな言葉が浮かんだ矢先、

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