yuu本郷義志伝@夢日記

本郷義志伝という小説を書いておりますyuuです。 全五十章までの大長編小説 本郷義志伝…

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本郷義志伝という小説を書いておりますyuuです。 全五十章までの大長編小説 本郷義志伝(第一章 父の討ち死にと玉川家の滅亡〜第五十章 義!大阪最期の陣)をnoteに公開予定としておりましたが諸事情により(第四章 播磨国北方の戦い)までをnoteに未完公開と致します。

最近の記事

【本郷義志伝] 第三章 播磨国北方の戦い

第三章 第一節 播磨国北方の戦い [中編] この時、播磨国の国人衆を取り込んだ織田軍は、北方城の本丸の目前まで迫っていた。  見張りの者が戻って来て報告した。 「申し上げます。敵方は、約一万五千の大軍で北方城三の丸を包囲しております!」 家臣の一人が声を上げた。 「敵方の侵攻が早過ぎる!」 「殿!ここは、籠城ではなく討って出ましょう!」 「敵方に打撃を与えるは数ではありません!」 父上は、家臣の動揺を見て取り、申された。 「まあ、落ち着け!越前守、冷静に考えろ!」 敵は、あの

    • 【本郷義志伝】第三章 播磨国北方の戦い

      本郷義志伝を描いておりますyuuと申します 2週間半ぶりに本郷義志伝を投稿致します 第三章 播磨国北方の戦い 時は、一五七八年(天正六年) 八月、播磨国人衆を  中心とする織田軍が北方に向け、出陣した。 父上は黒の兜と青の兜を身に纏い、城外にて、三千程の全軍の兵士達を前に、織田との戦に踏み切る旨の号令を出した。 「織田なんぞに負けてたまるか!」 いよいよ戦が始まるという緊迫した空気の中、集まった兵士達の中から、互いを鼓舞するかのような声が方々で飛び交った。 続く

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      • 【本郷義志伝】第三章 播磨国北方の戦い

        第三章 第一編 播磨国北方の戦い その間にも、織田軍の総大将の秀吉は毛利方に付いていた播磨の国人衆を次々と屈服させていた。 対する毛利も播磨で勢力を拡大していた。そのような中、別所の織田からの離反は反織田の播磨の国人衆を勇気付けた。 播磨の北端にある我が本郷家に対し、秀吉は未だ攻撃する様子を見せなかったが、文を何十通と送り付け、織田に降るよう、再三要求して来た。 父上は、織田から文が来る度に文を破り捨てた。既に但馬の国人衆と同盟を結び、織田との戦の時は兵糧を融通しあう事で同意

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        • 【本郷義志伝】第二章 本郷家の養子

          第二章 本郷家の養子 六月に入り、母上は備前の豪族である宇喜多家の家臣の家に嫁ぐ事となった。母上との別れの時、私と助五郎は、泣きながら、母上に抱きつき離れなかったが、今日までお側にいて下さり有難うございましたと、お別れの言葉を言った。 それに対し、母上は行った。 「母上は、あなた達と一緒にここまで来れて楽しかったですよ」 「母上〜必ず備前に母上に会いに行きます」 「助五郎!もう甘えてはなりません」 「母上、ここまで誠にありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしてお

        【本郷義志伝] 第三章 播磨国北方の戦い

          【本郷義志伝】第二章 本郷家の養子

          第二章 本郷家の養子 北方城に来てから三年後の一五七七年(天正五年) 二月に入り、織田が播磨に侵攻して来た。 織田は勢いに乗じて播磨国の主要な国人衆を次々と屈服させた。播磨の北に位置する北方城の本郷も、徐々に織田の圧力を感じ初めていた。 織田による播磨への侵攻が始まって以来、叔父上は度々、家臣達を集めて評定を開くようになっていた。そんな中、織田側から、味方になるよう催促する文が本郷家に送られてくるようになっていてきた。この事態に、叔父上は、評定の場で、織田には付かないという本

          【本郷義志伝】第二章 本郷家の養子

          タイトル【本郷義志伝]

          第二章 本郷家の養子 翌日、叔父上は私達兄弟を大広間に呼び出し、叔父上の奥方様に初めて合わせた。 [今日から、そなた達を私の養子と致す。ここにいるのが、今日からそなた達の母上になるお良だ] [お初にお目にかかります。今日からあなた達の母上になりますお良です] [こちらこそお初にお目にかかります助五郎と申します] [まこと、叔父上に似ております事。お母上にも笑った時の頬の格好がよく似ておいでじゃ。今日は、母上はおられるのかの?] [久方ぶりに北方に帰ったのだ。お付きの者と近くを

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          タイトル【本郷義志伝]

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          第二章 本郷家の養子

          二ヶ月ぶりに本郷義志伝を描きたいと思い本格的にnoteにて投稿する事と致しました。 第一節 本郷家の養子 (北方城編) 北方城は山の高台に築かれた大きい城であった。 城の付近では視界が霧に遮られ、すぐ目の前の人を認めるのがやっとであった。 私達一行は、城の者に案内されて城に上がった。 叔父上に初めて会った。 [お久しぶりです。兄上] 母上は叔父上に挨拶した。 [兄上こそ、お変わりなく良かった事] [ほら、あなた達も叔父上にご挨拶しなさい] [お初にお目にかかります初五郎と申

          第二章 本郷家の養子

          第二章 本郷家の養子

          私と母上と弟の助五郎と従者十四人は、播磨国北方城を目指して深い霧の中、山中を歩いていた。 私達一行は、山賊を警戒しながら、所々、休みを入れ、また、従者に危険な箇所がないか、調べさせながら旅を続け、玉川庄を出て六日後に北方城に到着した。   続く

          第二章 本郷家の養子

          【本郷義志伝】第一章:父の討ち死にと玉川家の滅亡 

          ※これからは、第一章の本文タイトルとタイトル文を分けて書いていきたいと思います。 第一章:父の戦死と玉川家の廃絶 母上は、私と家臣達を玉川屋敷の大広間に集めて事の次第を報告した。 もちろん、納得する者はいない。家臣達の中には、私が幼少である事を理由に玉川家として決断を母上に一任すべきとする者、赤松家による玉川家の領地接収も止む無しとする者、さらには、私は、母上に、戦は嫌であると申し上げ、家臣達を諫めるように言った。 母上は、皆に、申された。 「今、赤松と戦うとなれば、赤松一族

          【本郷義志伝】第一章:父の討ち死にと玉川家の滅亡 

          【本郷義志伝】第一章 父の討ち死にと玉川家の滅亡 

          「第一章:父の討ち死にと玉川家の滅亡」続き  龍野との戦から一か月が経ち、多くの兵士を亡くした玉川家は体制の立て直しが急務となった。父上亡き後、玉川家は、母上を後見役とし、六歳の私を当主とする事で、立て直しを図る事になった。 母上は、龍野での戦の敗因を追求する赤松嫡流家との付き合い方の見直しも含め、家臣達と話を進めていった。置塩の赤松嫡流家は、龍野での戦の敗北の原因を追究する中で、玉川家の後継に介入し始めていた。母上は、赤松嫡流家の忠則様の元へ赴いた。 忠則様は、母上に対し、

          【本郷義志伝】第一章 父の討ち死にと玉川家の滅亡 

          [本郷義志伝】

           ※私の夢で本郷義則と名乗る方があなたの過去世だよと夢でおっしゃって    た事がきっかけです。  ※これより第一章の続きを書いていきたいと思います。 第一章:「父の討ち死にと玉川家の滅亡」 この一報が私達のいる玉川屋敷に届いたのは、この戦から七日ほど後の事であった。父上は自害する前に、たまたま通り掛かった飛脚に、戦が終わる直前に書いた文を渡していたのである。この飛脚は龍野勢の追手から辛くも逃れ、私達の元に文を持って来た。 「奥方様に文が届いております」 侍女が告げた。 「私

          【本郷義志伝】第一章 父の討死と玉川家の滅亡

          ※私は、昔から霊媒体質でよく夢を見ております。 信じ難いと思われますが、私の過去世を名乗る方が初めて昨年二月の夢に出てきました。 その方は、本郷義則と名乗り宇喜多秀家と山田半助の三人で安芸国(広島) 毛利家を頼るも断られたので薩摩国まで徒歩で向かった夢がきっかけです。 後々、過去世の本郷義則の夢を何度か見ました。 過去世の本郷義則は、昨年十二月にも夢に出て来て小説風の伝記として書き残してほしいとの事でこうやってnoteに投降しようと思いました。 第一章:父の戦死と玉川家の廃

          【本郷義志伝】第一章 父の討死と玉川家の滅亡

          4月4日(木)夜中の夢(因果)

           1.「プラスとマイナス」 この夢の内容は、ただ言葉が聞こえて来ただけです。 中年男性の声だった。 マイナスの事を考えるとその方向に行ってしまうよ。 だから、常にプラスの事を考えなさい。 そしたらプラスの方に向かって行くんだよ。 これが、神の仕組みだとも言ってた。 この夢で感じた事:良い事は言ってるものの、余りにも言葉が単純過ぎるという事である。

          4月4日(木)夜中の夢(因果)

          5/4(土) 夢 [バック駐車]

          (あるデパートの駐車場) 私と母の2人であるデパートに行った。 その途中の道のりは、私が母を乗せて車を運転した。そして、デパートの中の駐車場に車をバックで止める事となった。 上手く車を停める事は、出来ずに線からはみ出してゆがんで入れた。 そして、母とデパートの中に入った。 服を買いに行く為、母と服を見て選んでた。 その時だった。 デパートの女性の店員さんからマイクでアナウンス放送が流れた。 そのアナウンス放送は、私の車のハザードランプが点滅してるとの事で消すようにとの意味で

          5/4(土) 夢 [バック駐車]

          {5月11日(土)朝夢 女性の占い師}

          1,{占い師の女性} 占い師の女性と私は、アパートの一室の椅子に迎え合って、座り私は、占い師の女性に占ってもらった。 占い師の女性が私にこう言った。 今後、短期のバイトも入れながら調整した方がいいよーとアドバイスして下さった。 その瞬間、占い師の女性の背後に沢山の霊が出て来た。 占い師の女性の背後から出てきた霊に私は、怖くなり叫んだ。 そして、私は、ぱっと目が覚め、直ぐに起き上がった。

          {5月11日(土)朝夢 女性の占い師}

          25歳の人生日記

          {問題ばかりの中学1年生} 中学1年生編と中学2年生、3年生編に2つに分けて投稿いたします。 私は、平成23年4月7日に中学の入学式を迎えた。 入学式終わりの、初めてのクラスで中学で初めて会う人達が多く居た。 自己紹介の際は、緊張した事をよく覚えている。 同じクラスになった人達とは、そこそこ話は合ってはいた。 私も小学校の頃よりは人と話す機会は増えていた。 小学校の友達と日頃、遊ぶようになった。 友達二人と外で遊び楽しい事もたくさんあった。 その中で、5月には部活もやってみ