うるさい!勉強何だから仕方ない!やれ!!
なんてナンセンス。ナンセンス文学です。
だったら”役に立つ”を考えさせてやろうじゃないか。
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\導入(実証主義で考える準備)/
ここではちょっとこわーい話を。
言っちゃえばアイスブレイクです。
今回の授業は経験論の派生型のような2つを扱います。
簡単に生徒には説明してあげましょう。イメージは大切です。
そして、目標の提示です。しっかりと、何に注力するのか、示しましょう。
私はあまり重視してはないのですが、倫理の授業において、歴史的背景を説明すべき論があります。
その時代だからこそ、その思想が生まれたと言えるからだそうです。
ですが、歴史の授業ではなく、「思想」に注目したい。私はこの歴史的背景は省くことがよくあります。そこはみなさんにお任せします。
\展開(まずは実証主義) /
ここで授業冒頭の「幽霊の存在を証明しなさい」の伏線を回収します。
実証主義をイメージしやすい問いだと思います。
ちなみに、ダーウィンの進化論で有名な彼も、ここで出ます。神ではなく科学的に考えて、人の祖先は神では証明できないことに気づきます。
最後に、思想を自分ごとに落とし込む発問も心がけましょう。
\展開2(プラグマティズム)/
実証主義で肩慣らしをしたところで、プラグマティズムに入りましょう。
「役にたつか、たたないか」そこを重視する思想です。
最初から説明してもわけがわからないので、2度目のアイスブレイク。
この課題の後に一枚だけ綺麗に三等分したスライドを入れています。
「その物理的3分割に、意味はありますか?」の一言を添えて。
こんなちょっとした活動で、この思想を勉強する意味を生徒に意識させます。ちょっと役に立ちそうかなと思わせられたらよし。
それに、ノートにメモをとるより、「ああ、こういうことか」と体感した方が、思想は理解しやすいです。
<ここが試験的に覚えるところ>
ここでプラグマティズムの思想を展開した3人を紹介します。ノートにまとめさせましょう。この中で言うとデューイは頻出です。
パジェロ(車)的な語呂で「パ・ジェ・デュ(笑)」で覚えるのはどうでしょう?無理やりですかね?おさえるべきところは、おさえましょう。
ここでケーキのくだりの伏線回収をしましょう。日常において、意味を考えることを意識させます。
\まとめ(知識の活用)/
プラグマティズムをイメージするのには、ジェームズがおすすめです。しかし、デューイ的に言うと知識とは問題解決をするためのものです。プラグマティズムを理解できているか確認してみましょう。
知識は日常に活用してこそだと思います。プラグマティズムなんてまさに、役にたたなければ意味がないという思想です。今回の授業も役に立たせましょう。
最後にコメントと、思考する活動の場を与えましょう。ノートに1人で思考でも、グループで思考でも大丈夫です。問いを投げて終わります。
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